Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

天を相手とす

2022年05月30日 | Weblog

「人を相手とせず、天を相手とせよ。天を相手として己を尽くし、人をとがめず、わが誠の足らざることをたずぬべし」

西郷隆盛の言葉です。

天こそが、わが命を授け、その使命を与えて下さっています。だから、一度の人生、天命を悟り、天命に向かって一心に命を燃やすことが大切だと思います。

そう思うことができれば、人の世の煩わしさは、たとえ一瞬であれ、ちっぽけなものとして捉えられるようになります。

眼前の悩みは、自分の大きな使命にとって、いったい如何程の意味があるのか。本当に大切なことは何か。

常に自らに問いかけながら、大きな視野を持ち、日本の教育改革に邁進していきたいと思います。

そこには一人でもやり抜く覚悟と意志の力が必要だと思います。

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志の教育

2022年05月30日 | Weblog

私の言っている「志の教育」は、残念ながらHow toで広げていけるようなものではありません。とにかく、自分自身が志を立て、社会の中で、一定の役割を果たしていけるように、脇目も振らず、一心に仕事をし続けていくことで精一杯ですし、そのための学びで精一杯なのです。当面、死に物狂いで生きることしか私に出来ることはないのです。

「教育はできない」というのが私の基本的なスタンスであり、申し訳ないけれども、今の私では、他に誇れるようなものは何もありません。必然的に「志の教育」などというのも私にはできないのです。

ただ、自分自身が、自らの志を求め、苦闘し続けてきた痕跡を多少なりともお示しすることはできるのかもしれません。それだけのことです。だから、他に自慢できるようなことは何一つないのです。

私は教育に全力は尽くしますが、何を手に入れるかは、その人の勝手であり、私の知ったことではありません。勿論、私の手柄でもありません。

「このような指導をすれば、このような志が立てられる」などと思えるとしたら、それは「志」というものに対してあまりにも無知であるか、よほど物事を安易に考えられるお目出度い人かのどちらかだと思います。

 

 

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人格を磨く

2022年05月30日 | Weblog

人間として人格を磨こうと向上心を持ち続けることはとても大切なことです。

しかし、その大切さと重みとは、人生の終盤になって気づくものなのかもしれません。

人間としての向上を求め、何十年と磨かれてきた人格と、私は私だと成長を求めることを意識しなかった人格とでは、知らぬ間に大きな差が生まれてしまいます。

しかし、それに気がつくのも、結局は、人格の向上を求め続けた人だけです。

向上を求めぬ人は、そもそも、向上したか否かに目を向けていないので、自身の人格が少しも向上して居らぬ事に、気づくことすら出来ないということになります。

ただ、それも本人にとっては幸せなことなのかもしれません。

それもまたよし。そう思います。少しの哀しみと共にそう思います。

 

 

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