Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

読書の意義

2020年04月26日 | Weblog
「読書の意義と価値とを、真に自覚的に把握し認識している人が、比較的に少ないというのは一体何故であろうか。今この点について最も根本的に言うとしたら、結局はこの二度とない人生を、真に自覚的に生きようとする人が、比較的少ないからだという他ないであろう。ということは言い換えれば、人生を真剣に生きようとしたら、何人も読書というものと、無関係ではありえないというわけである。
同時に、このように考えてくると、時々出くわす「近ごろはどうも、余り本が読めなくなってね」などとは、めったに言えないことにもなるわけである。なんとなれば、それは、「わたくしは近ごろ、人生を真剣に生きようとすることは廃業しました」というのと同じことだからである。

偉大な教育者、森信三先生の言葉です。

私の話が難しいとか、押しつけがましいとか、時に言われることもあります。しかし、この言葉の前に立たされれば、私の言っていることなど可愛いらしいものです(笑)。

読書の意義について、その核心を突き詰めて真剣に考えていけば、そういう意味にならざるを得ないと思います。それが本当のところだと思います。しかし、多くの人たちは、そこから目を背けて生きていきたいのです。話が難しいのは嫌だと逃げてしまいたいのです。

さて、私はこれからどういう立ち位置で、どのようにメッセージを発信していくべきか。改めて少し考えているところです。

・・・と言いつつ、答えは決まっています。そのまんま、ど真剣にぶつけていくだけ。加減ができるほど器用ではないですからね(笑)。





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