Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

寿司

2020年04月29日 | Weblog
「■スシローではない! 西新橋「しまだ鮨」だ! 
 さて、田崎氏は一緒に寿司を食べられるほど安倍首相に接近できるジャーナリストとして、インターネットでは「スシロー」などと揶揄されている。
 しかし2014年4月17日の毎日新聞によれば、田崎氏は4月16日に安倍首相と「東京・西新橋のすし店『しまだ鮨』」で会食していた。回転寿司チェーンではなかった。」

という記事を目にしました。総理が高級なお店で食事をするのは、いかがなものか、みたいな報道で、そうした論調は時々、目にします。

しかし、回転寿司に連れて行ったとしたらどうなるのでしょうか。

家族客も多い回転寿司にSPを何人も連れた要人が行くと、それだけで、家族団欒の雰囲気が壊され、お店も、お客様も迷惑すると思います。

また、私たちでも接待や、大切なお客様をお連れするのに、回転寿司には連れて行かないと思います。回転寿司も、安くて楽しめて良いし、美味しい店は美味しいです。

しかし、そうしたお店は、お客様が多いですし、並んで待つ店も多々あります。それでは、落ち着いて会話を交わしたり、ビジネスの話をするには不向きです。

おそらくこうした記事を書いている人も、接待で回転寿司に連れて行けば、「おれはその程度の扱いなのか」と不満に思われるのではないでしょうか。

きっと私もそう思うだろうと思います。なぜなら、そう高くなくとも、落ち着いて話の出来るお店は、他にも一杯あるからです。値段と味だけの問題ではないのです。

回転寿司は、シャリの大きさ、ネタの大きさ、原価率、皿にマイクロチップを入れるなど、徹底してデータに基づいたビジネスをやっていく、凄い叡智が詰まったビジネスモデルです。尊敬に値します。

しかし、それぞれのお店にはコンセプトがあります。それぞれ大切にする顧客層があります。
同列に論じられるような話ではないと私は思います。


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モーニングショー

2020年04月29日 | Weblog
羽鳥慎一モーニングショーで、アナウンサーが事実に反するコメントをしたと謝罪していたらしいです。らしいですというのは、私はそれを見ていないからです。

しかし、よくよく考えてみれば、それも妙な話で、しょせんは、ワイドショーなのです。ワイドショーとは、大辞林 第三版の解説によれば、「〔和 wide+show〕テレビの娯楽番組の一形態。さまざまな出来事や話題について、いくつかの部分(コーナー)に分けて紹介するもの。」とあります。

ということですから、娯楽番組であるワイドショーに正確な報道を期待している方が、間違っているということにもなろうかと思います。

私はニュース報道では、データに基づく事実とエビデンス、そして、専門家のコメントがあれば十分だと思います。

人間は、見たいように物事を見、聞きたいように物事を聞く生き物です。

いつも体制批判的に物事を見ていれば、当然、批判的なコメントしか出てきません。その逆も又しかりで、体制擁護的に物事を見ていれば、擁護するコメントが多くなりがちです。

是々非々というのも、私は難しい話だと思います。

是々非々、というのは概念としては成立しても、実際の社会では、責任を持って行動するか、行動しないで無責任に批判するか、という二者択一にならざるを得ないからです。

やるか、やらないか。批判するか、批判しないか。
いつも何かを支えている人たちには、人の批判をしている暇はありません。

マスコミは、政治家が世の中を知らないと批判しますが、今回、保健所の人たちがこの事態だと臨時出勤して頑張っているのだろうという想像力が働かなかったのも、世の中を知らない点においては、あまり違いのないレベルではないかと思います。

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志、そして、情熱

2020年04月29日 | Weblog
パンデミックの中で、なお前を向いて日々を過ごしていくために必要なものは、「情熱」だと思います。

よし、これをやってみよう!という思いを、行動に移して行くには「情熱」が必要なのです。

それがなければ止まってしまいます。止まってじっとしていることも、人間にとっては「快」であったりするからです。

では、「情熱」を持つために必要なものは何かと言えば、やはり「志」ということになると思います。

自分の人生と生き方について考え抜き、先人の生き様に学んで「感動」し、目指すべき地点があるからこそ、「情熱」の炎にも火がついていくのだと思います。

目指すものや、憧れの対象となるものを持たなければ、やはり活力も情熱も湧いてこないのではないかと思います。

世の中が止まっているように見える時だからこそ、「志」と向き合うことが大切だと、改めて思っています。
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