Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

stay at home

2020年03月24日 | Weblog

https://www.youtube.com/watch?v=8pFSIEtZNuM
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志と報恩

2020年03月24日 | Weblog
志を持つなど、そんな大それた事は、いらないという人もいます。私はそうは思いません。しかし、そうした生き方・考え方もまた否定はしません。

私たちがなぜ今日の豊かさを享受しているかと言えば、やはり、志ある先人たちの生き方が生み出して下さった、様々な恩恵と共にあるのだと思います。経済、政治、医療、教育、農業、工業、どの分野を取ってみても、歴史を紐解いて学んでみれば、それは明らかなことです。自分が働いている会社にしても創業者や、創業メンバーの志があり、苦労があったのです。
しかし、そうしたことを知らぬまま人生を過ごしていけば、先人の生み出してくれた恩恵に気づくこともできず、気づかなければ、感謝の心もわいてくるはずがありません。
そのことに気がつけば、浅学非才の自分には手が届かないにせよ、いただいた恩恵の何万分の一でもお返しし、何万分の一かでも、先人たちと同じように次の世代に手渡してみたいと思えてくるのだと思います。

いやいや名も無き人たちも頑張ったんだという言い方もあります。これもまたその通りで、私は反論というふうにはとらえていません。なぜなら、志の実現のためには、多くの人たちの力が必要だからです。研究で業績を遺した人も、霞を食って生きるわけにはいきませんし、子どもができれば子育てもしなくてはなりません。一人の人間が生きていくためには、色々な物がそこには必要です。そして、それらを生み出すには、様々な人の働きがなくてはなりません。

「一将功成りて万骨枯る」という言葉の通り、歴史に名をとどめる先人たちは限られています。しかし、戦争の話はここでは横に置いて、実業で考えると、リーダーの夢や志を共に追い続けた人生は、充実感のあるものであったろうと思います。なぜなら、多くの人々が幸せになるように、社会がより豊かで良きものになるように努力をし、仕事にやり甲斐も感じつつ、多くの人から感謝される人生になったであろうからです。
また、志は立てさせられるものではありません。自ら考え、自ら確立していくものです。「やらされる」と言うこととは対極にあるものです。酔生夢死の人生から逃れ、主体的に二度とない人生を力強く生きていくための杖でもあるのです。

志を立てるということは、先人への深い感謝を持ち、未来の子どもたちへの贈り物をすることでもあります。自分さえ良ければそれで良いという考え方からは、決して生まれてこないものです。だから、「公」を忘れ、「私」-自分のこと-しか考えて生きてこなかった大人にとっては辛い言葉だろうと私は思います。
しかし、それは、先人の生き様を知り、未来の子どもたちが生きる社会を良きものにしたいという願いを持てば、少しずつであっても必ず見えてくるようになります。かつての私も志など無かった人間でしたから、そうした心の動きはよく分かります。

シンプルに言えば「報恩」の二文字の奥深さに、心から気がついた時に、志を立てることの大切さが見えてくるのかもしれません。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23日。やはり、当面は厳しい。

2020年03月24日 | Weblog
23日、小池都知事は、全国から人が集まる東京で“首都感染”が広がれば、さらに全国へと波及するおそれがあると危機感をあらわにしました。「この3週間、オーバーシュート(感染者の爆発的増加)が発生するか否かの大変重要な分かれ目・分かれ道」

また、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、新型コロナウイルス感染症について「パンデミック(世界的大流行)が加速している」と述べ、改めて危機感を示しました。

ということで、やはり当面、様々な活動は休止の判断をせざるを得ないと思います。ウイルスという見えない敵に対して、日々、状況判断を迫られますが、日々の情報収集の大切さを痛感しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする