つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

美術で楽しむ古典文学 徒然草

2014-06-20 | 文化
 都美術館の次は、サントリー美術館で、美術で楽しむ古典文学「徒然草」を、見ることにしました。ところがその日は火曜日で定休日。がっくりして引き返そうとすると、親切な人が声をかけて下さり、「今日は内覧会で、メンバーズクラブだけの招待日よ」と、言われ、更に彼女は、「メンバーズクラブカードで2人れるし、スライドレクチャーのチケットも余分にあるので、どうぞ」と、貴重な整理券まで下さいました。とても有難くお言葉に甘えることにしました。
 20年前は月曜定休だったのに・・・

 20年ぶりのサントリー美術館は、すでに移転していて、益々都会的でおしゃれ。六本木東京ミッドタウンガレリア3階から6階部分までです。最上階でのレクチャーを聞けるのは、メンバーズクラブの人だけですが、運よくKさんのおかげで入れました。感謝一杯です。
 カタログを買って開いて見ると、写真の解説者がなんと島内裕子先生。先生は、明日、放送大学岐阜学習センターで講義されるため、東京から来られることになっているのです。

 吉田兼好が作者ということが一般的に言われていますが、真相は不明、卜部兼好であった可能性もあります。兼好は、随筆より歌人で能筆家で知られていました。徒然草は死後100年も経ってから認められました。段に分けられたのも後世です。こんなところも、21日には島内先生から聞くことになるでしょう。

 高師直に頼まれて能筆家の兼好は、ラブレターの代筆をしたのはいいけれど失敗。恋はうまりゆかず兼好は罷免されてしまいました。そのことも話されるかしら・・・7/21まで。



           
     六本木東京ミッドタウンガレリア入口 右端の直線の束は針金に沿う噴水

             
              この先が美術館 


カタログより 徒然草画帖序段部分     
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第64回 板院展

2014-06-19 | 文化
 妹の見舞いを兼ねて上京して来ました。いつも版画を紹介してきた五藤さんの作品(2014.1.27,2013.8.18,2012.12.9...)が、板院展で初入選され、東京都美術館に展示されていることを聞き、まず上野に向かいました。4月に行った国立博物館の左手前にあり、ここは久しぶり。20年前に比較すると、改築され斬新になっています。

 全国に多くの版画愛好家がおられるのに驚きました。長年板院展に貢献され、亡くなられた4人の作品には、黒いリボンが掲げられていました。年賀状の作品も昨年から募集されていたようです。

 作品ばかりでなく、版画の種類、つまり木版画、銅版画、篆刻、シルクスクリーンなどの道具も展示、説明がされていました。私は、以前から木口彫があることは知っていたのですが、この日初めて道具を見られてよかったです。本日まで。

      
       都美術館への入り口は、このオブジェの向こうのエスカレーターで地下へ


 五藤さん作の富良野にて

         
          五藤さん作の南イタリアにて

    
     cafe画廊「音彩」(6/7) に展示されていた牧野さんの作品

          
           4月に訪問したアンコールワット

    
      なぜか気になった作品

             
             木口彫の道具
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白花ゲンノショウコ?

2014-06-16 | ガーデニング
 先日(5/23) 行った浜名湖花博で、初めて白花ゲンノショウコらしき花を見ました。短歌通信「月見草」25号の表紙は、白いゲンノショウコ。白い花があるとはこの時まで知らなかったのです。ところが関東には自然にあると聞き、もしや花博で見つかるかもしれないと期待していたのです。そして写したのがこれ。関西や東海地方のものは、薄い赤紫。

 山野の道ばたなどに普通にみられるフウロソウ科の多年草。下痢止めとして古くから民間で使われている薬草。効きめがすぐに現れるので〈現の証拠〉と名づけられました。植物体全体に毛があります。

 ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえます。食あたり、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要があります。
 胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときもあり、 高血圧予防にもいいそうです。

 下段の写真は、昨日の父の日に子供達から届いた夫へのプレゼント。

追記; 写真の植物は、正しくは、エロディウムということを、アザミの歌さまに教わりました。ヒメフウロとも言うそうです。

   
    白花ゲンノショウコ?(エロディウム)

   
    扇子
   
       
        佐藤錦
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大矢たけはる & Lio

2014-06-15 | 文化
 ライブコンサートに行ったことがないこともあり、英会話の先生の勧めで、昨日は、大矢たけはる&Lioコンサートに友人と行きました。会場は、先日林真理子さんの講演があった三甲美術館。夏椿が見頃でした。この花をここで見るのは15年ぶり。

 大矢さんは、2005年にオーディションに合格し、プロにデビュー。今は、東海ラジオ(毎週水曜午後9:40~)で活躍したり、各地でライブコンサートを開催。彼の「君からのメッセージ」は、You tubeで8万回視聴されています。昔飼っていた愛犬の死を歌ったもので、ペットロス協会のテーマ音楽に採用。ペットを喪った人の心を癒しています。Lioは、まだ22歳。これからの人で、大矢さんの前座に歌われました。休憩時間に私たちの席まで来てくれて、写真に入って下さいました。それが下から3枚目の写真。顔をぼかす機能が働かなくなったので、サイズを小さくしました。

 また、大矢さんの「写真」は、癌で早世したお母上の写真に呼びかける歌。どれもとてもよかったです。
 
 コンサートに行く前、友人とランチ。会場に着くと、6年ぶりに岐阜オープンガーデンの野口さんと遭遇。(記事は2008.5.17) 帰りは3人でティータイム。フルーツとカプチーノと二層になったコーヒーを混ぜながら頂きました。どちらも美味しかったです。  


ちらし



ランチとデザートのコーヒー

      
       お店の隅にあったピアノ

        
         三甲美術館庭の夏椿

             
              公演中は撮影禁止なので・・・

         
          Lioと友人

    
     フルーツカプチーノ


6年ぶりに訪問した野口さんの庭のタイマツソウと、ギボシの中のチドリグサ
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献血のこと

2014-06-14 | ボランティア
 昨日の放送大学の英語セミナーの教材は、血液型について。日本人が最も多いのはA型と言われています。おおよそ40%。白人も41%がA型で日本人と似ています。そして、黒人は、27%。ところがペルーのインディアンは大抵O型。中央アジアは、B型が一般的だそうです。

 ところで、H先生は、なんと180回も献血をされていると聞き一同びっくりしました。生徒は私以外誰も献血していません。私は兵庫県にいた30年前に、一度だけ体験しました。あのころは、周囲にもする人がたまにあったし、高校生でもしていました。ところが岐阜へ転宅してからは、あまりそういう話はないし、それにもう年齢制限。昨日の先生の話を聞いて、県内で献血する人に珍しく会い、嬉しくなりました。
 先生は東京勤務の時に始められ、それから各地で経験されました。

 統計では、岐阜県人の献血は、全国で最下位。必要な血液が不足しているので他県から頂いているとか・・・

 下の写真は、早朝二階の窓から撮った金華山と岐阜城

        

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イソトマ

2014-06-13 | ガーデニング
 リンクしているブログ友のSaas-Feeの風さまが、六月の花をテーマにしておられたので、私も・・・
 まず頂いたイソトマから・・・先日、庭一杯に咲くイソトマのこぼれ種からの苗を、Gさんから貰いました。本家のようになるのには時間がかかりますが、まず一輪。(写真上)

 春~秋と長期間咲き続ける五弁の星型の花を咲かせるキキョウ科の常緑宿根草です。 特に、夏の暑い盛りに青紫色の涼しげな花を咲かせるので貴重な花。 しかし、イソトマの葉や茎から出る白い液体には、毒があるらしいです。白色もあるようです。オーストラリア原産。

 洋蘭の類は、シンビジウム以外は大抵一年でダメになるのですが、昨年のデンドロビウムがろくに手入れもしないのに又咲きました。デンファレとか胡蝶蘭は、ことごとく失敗でした。頂いた人に申し訳なくて、気をつけて管理していたのに~

         
          本家のイソトマ

                 
                  G家はスカシユリも咲いています。

  
  
  我が家の紫陽花

                 
                  昨年の株から咲いたデンドロビウム 

  
   今年も咲いたアマリリス

  
   今年は3輪のシンビジウム

          
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歌集 ダリアを胸に

2014-06-11 | 短歌
 高校同窓会で会ったYさんから、「妹の歌集をどうぞ・・・」と、棚橋和恵著「歌集 ダリアを胸に」を、頂きました。私からは、年刊短歌誌「月見草」を渡して下さるよう、お願いしました。Yさんは洋画を趣味で描き、日洋展にも出品。(2013.7.24) 姉妹揃って活躍されています。

 歌集の作品は、全体的に知的です。好きな歌を挙げてみます。最終に挙げた作品は、私達も4月に訪れたカンボジァを歌われたもの。共感を覚えました。最後から二首目を、歌集のタイトルにされたようです。本阿弥書店版。210頁。

 私が2004年に上梓した、歌集「領海を越えて」も、残部僅少となりましたが、彼女にお贈りすることにしました。

ユリノキをわさわさ揺らす風の入り「若紫」の講座のすすむ

黄金の角杯(リュトン)に酒を飲み干せるペルシャの王よ地雷が爆ぜる

わが末も斯くありたしと笹舟の点となるまで見つめてをりぬ

手捻りの兄の遺しし梟を朝な朝なに薄絹に拭く

花柚子を浮かべて浸る仕舞湯に今日と明日のはざ間をゆらぐ

ガブリエル天使の持ちし百合の花風に運ばれ庭に咲きたり

十一面観音立象背面に円空記せし墨跡のあり

振り返りわれをみつめるフェルメールの「少女」にみつめられたるままに

こもり居に友より届く花束のくれない深きダリアを胸に

朝露にズボンの裾をぬらしつつアンコールワットに日の出を待ちぬ

             

        
         我が家の玄関先のダリア



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高校同窓会 4

2014-06-09 | 学校
 昨日は、岐阜市内のホテルで、2年ぶりに高校同窓会が開かれました。でも出席者は半減。これからはもっと減ってゆくことでしょう。上の写真は会場になったホテル入口の彫刻作品。テーマは、女。
 出席者は、女性が3/4で圧倒的に多いです。ピアノが置いていない部屋であったため、前回の音楽科卒の人の演奏はなくて、趣味でハープを習っているTさんの独奏。小型のタイプで、「サウルハープ」と言うそうです。彼女は子供のころからバイオリンを習っていて、弦楽器の基礎は出来ているのです。それに西川流日本舞踊も名取。

 参加人数は減っても55年ぶりに関東から顔を見せてくれた人もあり、けっこう盛り上がりました。また、私が短歌を作っていることを聞き、友人の妹さんが出版した歌集を頂くのも嬉しいことでした。
 岐阜は、日本の真ん中で、関東からでも関西からでも来やすい所です。関西のおみやげまで頂いてしまいました。

 来年11月は、創立100周年の記念イベントもあるので是非ということで、又集まることになりそうです。

   
                  
                   Tさんのハープ独奏


     
           
               
                茶碗蒸しには茹でた新茶の葉が・・・

     
      冬瓜

        
                  関西の人から頂いたお土産
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喫茶店で版画展

2014-06-07 | 文化
 昨日は、愛知県江南市の喫茶店で、友人の版画の先生の個展が開かれていると聞き、誘われて出かけました。作者の牧野さんは、セミプロの腕前。これまでもいろいろな展覧会場で、作品は何度も拝見しています。

 ここは、こだわりのお店という感じで、入口にはモッコウバラのトンネル。扉に近づくと楽器にセンサーが感知されて、メロディーが奏でられます。ピアノやオカリナのコンサートも開かれているようです。コーヒーもとても美味しかったです。奥様の趣味で開店されたとか・・・店の名前は、音彩(ねいろ)。

  
   モッコウバラのトンネル

              
              センサーが感知して鳴る楽器

   
    以前にも拝見している牧野さんの作品

          
            水芭蕉
 
    
      カワセミ
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濃姫バス

2014-06-06 | 岐阜県
 今年4/27より、信長バスに続いて、岐阜市内に濃姫バスが走ることになったと新聞で見たのですが、先日初めて乗りました。JR岐阜駅から柳ケ瀬まで100円で循環している柳バスです。濃姫は信長の正室。

 ボデーには、派手な濃姫のイラストが描かれ、車内も、和風のイラスト。天井近くには岐阜市の歴史などが詳しく書かれて、パネル展示してあり、信長バスより改良されています。上の写真はバックスタイル。最下段の写真は、岐阜バスHPより。

    

    
         
          車内の様子 濃姫遺髪塚についてのパネル

    
     4/26のお披露目除幕式の後で


4/30付け中日新聞
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