つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

日向夏

2011-01-20 | 植物
 年末の九州旅行のことでまだ書き残したことがありました。ガイドさんから勧められ、宮崎の日向夏を買ってきました。宮崎大学農学部により研究開発された夏みかん。普通の夏みかんより小ぶりです。種がなくて、快い酸味があります。食べ方は普通の夏みかんと違いりんごの皮をむく要領で包丁を使います。白い部分も丸ごと食べられます。

 
日向夏とそのドリンク
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からし蓮根

2011-01-19 | 国内旅行
 今年は、暮の九州旅行で買い求めた熊本名物のからし蓮根をおせちに添えました。神戸に居た頃は生協から買ったことがありましたが、こちらではあまり見かけません。
 細川忠利公は、弱体だったことから、熊本の麦味噌にからし粉を混ぜてこれを蓮根の穴につめて、衣をつけて揚げ物にして饗したところ、剛健になられたそうです。

 最下段は、熊本で撮った写真がまだありましたので・・・

      
      からし蓮根


熊本のドリンクとお菓子
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歌集「水の記憶」

2011-01-18 | 短歌
 岐阜県歌人クラブの藤川五百子(いおこ)さんから、歌集「水の記憶」が届けられました。どの結社にも属さず、97歳の横関信雄氏の指導を得て来たと言われています。タイトルの「水の記憶」は、木曾三川「水と文化の研究会」に携わったことから・・・
 常に県歌人クラブの世話役をされ、最初の会話は、「私の名前、読みにくいでしょ」「いえいえ」でした。

 三首目の常縁は、岐阜県郡上市大和町で古今集の講師であった東常縁(とうつねより)のこと。飯尾宗祇に講義。室町時代の武将であり、歌人でもあります。東氏は千葉氏一族の武士の家柄。先祖の東胤行は藤原為家の娘婿にあたり、東氏は女系ながら藤原定家の血をひきます。その地は今古今伝授の地として保存され、中世武将庭園跡が見られます。東家は、230年郡上市篠脇城の当主でした。(下の山茶花の写真は、昨日雪の庭で撮影)

白山の雪渓なりし水の記憶に井天藍(チェンテンラン)の頂の朝

シリウスへ長く尾を引く流れ星歓びごとはささやかにあれ

常縁が別れのゆかり湧水に白雲の歌かたりつぐべく

瞋恚の眦つりあげてたつ鋭さも薄れて終はる「蜻蛉日記」

火に寄れる狂乱の蝶ちりちりと御舟の炎が魂を焼く

     
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岐阜県歌人クラブ60周年記念大会

2011-01-17 | 短歌
 昨日は大雪となりましたが、JR岐阜駅隣のじゅうろくプラザで岐阜県歌人クラブ60周年記念大会が開催されました。上の写真は、雪に中のJR岐阜駅前信長像。
 記念講演は、歌人の大辻隆弘氏。三重県で先生をされています。内容は短歌における助詞の重要性を、先人の作品を通して解説されました。

 続いて、応募されていた「ぎふの美を詠む」の作品表彰。そして、来賓の古田知事の挨拶。知事の加納中時代の恩師が、県歌人クラブ会長の後藤左右吉氏です。中学時代の思い出は、創立15周年の時知事は生徒会長で、校歌を作ることを発案され、今も歌い継がれていることなど。その歌の作詞者が有名歌人の木俣修氏(故人)でした。その時、特急「つばめ」に乗る歌人を、岐阜駅まで見送られた知事は彼から、「東京に是非来なさい」と言われたそうです。その後、知事は東大に進学。木俣氏の勤務されておられた女子大を訪問しなかったことを悔いておられました。
 昨年の「豊か海つくり大会」で、岐阜にご来臨の折、詠まれた天皇陛下の歌についても深く読まれ、事後報告をされました。

 5時からは、駅前の43階ビル最上階レストランで懇親会。この時は来賓の岐阜市長の細江氏の挨拶がありました。市長のご親族の一人も、県歌人クラブの重鎮でした。

大会大賞
左義長より戻りし吾子は火の匂い餅の匂いに包まれており   池村さん

嬉しいことに月見草会員も佳作でした。
富有柿の少し色付く木の間より小さき岐阜城雲上にあり    堀部さん


講演する大辻隆弘氏                         知事の挨拶


市長のスピーチ                           43階からの岐阜駅

        
         階上レストランのデザート
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New Year Concert 2011

2011-01-16 | 文化
 ウィーン・モーツァルト・オーケストラによるニューイヤー・コンサートがありましたので、昨日は、岐阜サラマンカホールに友人夫妻と出かけました。わりと早めにチケットを買ったのですが、A席でも二階でした。モーツァルトの活躍当時のままのエレガントなコスチュームで登場。演奏者はサービスたっぷりであり、プログラムも有名な曲のさわり部分を集めたものであったため、早く席が埋まったようです。ソプラノ歌手のイザベル・ブリングマンは、曲目により何度も衣装を替えるという懲りようでした。指揮は、マルティン・ケルシュバウム。初めて出かけたニューイヤー・コンサートでしたので要領が分からず、反省しています。上の写真は、入り口の石造レリーフ。
 曲目は多彩で、フィガロの結婚、ジュピター、ドン・ジョバンニ、アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク、交響曲第40番、魔笛などなど・・・

 10年ほど前ウィーンのミュジック・フェラインで聞いた時も、古典的衣装でした。鬘も靴も・・・毎年ニューイヤー・コンサートが日本へも中継されるホールです。


サラマンカホール                   プログラム
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奈良だより 77

2011-01-15 | 国内旅行
 昨夜、奈良の前田さまから御所市の大とんどの写真が送られて来ましたので、ご紹介します。以下はメールです。昨年は、1/15、五条市の念仏寺の大松明をupしています。

 「14日夜、修験道の祖と言われる役の行者(役小角)の生誕寺、吉祥草寺(御所市)で伝統の大とんどが行われました。寺の所在地の地名から、「茅原のとんど」と呼ばれ、沢山の信者や見物人で賑います。修験道の行者達の読経後、午後8時40分ごろに点火されます。
 上の写真は、組立ての終わったとんどを夕方に行って写してきました。
 下は、灯明の火を松明に移し、とんどに点火されたところです。
 その下は、雌雄の大とんどが燃え上がっています。
 最下段は、紅蓮の炎をあげて燃えています。」

注:役の行者(役小角)は、えんのぎょうじゃ(えんのおづぬ)と読み、山伏の元祖と言われています。


        
                 
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ニューオータニ美術館

2011-01-14 | 国内旅行
 半年ぶりの上京ついでに、赤坂見附に近いニューオータニ美術館に久しぶりに行きました。さすがにリッチなオーナーらしく、名品がたくさん所蔵されています。
 大観、北斎、歌川広重、下村観山、安田靫彦、菱田春草、藤田嗣治、ミレー、ヴラマンクなどなど・・・ビュッフェに注文し鶴を描かせたり、大谷米次郎氏の肖像彫刻を、107歳まで現役だった平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)氏に注文するなど、誰も真似は出来ないことです。ビュッフェらしい力強い鶴です。ホテル内の6階にあります。

 ニューオータニは、1993年、第19回東京G7サミットが開催されたところです。その年、友人に誘われ、コーヒータイムを過ごしました。その頃はまだロシアが入らずG7でした。今はG8ですが・・・

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「月見草」短歌会

2011-01-13 | 短歌
 日本橋の「玉ゐ」で会食後、喫茶店で「月見草」短歌会を開催しました。いつもはDさん宅ですが、趣向を変えて日本橋へ・・・あなご料理の老舗だけあり大層美味しく頂きました。帰りには、大変ボリュームのあるあなご巻きのおみやげまで頂きました。高砂市のあなごより関東風で柔らかいです。場所を変えて喫茶店で歌会のつづきです。
 久が原のフラマリオンの洋菓子まで頂き恐縮しました。

 歌会の内容は岐南町短歌会の資料に従い、斉明天皇の歌を説明しました。斉明天皇の孫の古墳と思われる越塚御門遺跡発見が掲載された新聞記事を示しながら・・・

出詠歌
平成になりにし年に生まれたる孫成人になりはればれと見ゆ   Kさん

     
     玉ゐのあなご料理


あなご巻き


久が原フラマリオンの洋菓子
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高嶺新年東京歌会 6

2011-01-12 | 短歌
 今年も二つの新年歌会に出るため上京し、まず、友人と高嶺歌会会場の市ヶ谷の私学会館に向かいました。主宰者の井上先生は病欠。昨年出られた人も体調が思わしくなく、欠席が目立ちました。ここにも高齢化の波がおしよせています。

 九州の岩元さんの歌集「春山」(2009.11.11にup) が、地方新聞社から表彰されました。地味な結社ですので、こういうことは珍しいです。創立者も文人でしたし、晴れがましいことは望まれていなかったのです。
 高嶺誌は遠い昔、一度だけ歌誌編集の表彰を受けたことがある程度です。

 二次会はいつものようにホテル内の喫茶ルームで和気藹々と行われました。上の写真はホテルの玄関のお正月飾り。南天の赤と白菊がすっきりしています。
 下左は出された料理の一品。今年はシェフの交替らしく、例年よりグレードアップされ、美味しかったです。その右は二次会のケーキ。最下段の写真は、宿泊したホテルの9階の窓から撮ったスカイツリー。(2010.7.14upしてから少し進行しています)
 

私学会館料理の一品                      二階ラウンジのコーヒーセット

        
        夜明けのスカイツリー
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新年初謡会 5

2011-01-09 | 文化
 今年も、新年初謡会が我が家で開かれました。去年まで5名でしたが、今年は4名。年末にお怪我をされたMさんは入院中ということで・・・下は、声を出すことが幸せというコメントのHさんの年賀状です。兎の文字が入る謡曲本がコピーして貼り付けられています。(竹生島)

今年の歌会始めのお題は「葉」ですから、プログラムも葉から・・・

難波

弱法師

 予定通り粛々とすすめられ、いつものように会食し、懇談です。下の年賀状作者のHさんは、早くも来年の辰年の構想をねっておられます。賀状製作が楽しみなのだそうです。
 一人欠席でしたが、共通の知り合いがあったり、観世、金春、宝生、喜多、金剛の五流派は微妙に扇の持ち方が違う話とか・・・

     
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