つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

九州紀行 4

2011-01-05 | 国内旅行
 旅の主な目的は高千穂でしたが、記述が最後になってしまいました。高千穂峡は、古事記に「日向の高千穂のくしふる峰に天降りまし…」と記される、ニニギノミコトの降臨の地として伝えられています。
 諸説ある中で、高千穂峰も、天孫降臨神話の残る標高1,574mの山で、鹿児島県との県境に位置しています。宮崎県側にある山頂にはそのことを物語るかのように天の逆鉾が立てられています。天の逆鉾については、ニニギノミコトが地上に降り立つ場所を雲の上から探すために使った後、山頂に逆さに立てたものと伝えられています。この山のことはテレビで見たことがあります。神話街道を行くと100近い伝承地があるようです。

 神秘的というイメージがあり、高千穂峡を含むコースを選びましたが、他にもいろいろあって、一日だけでは見られません。柱状節理を見るのも久しぶり。兵庫県の玄武洞や、層雲峡や、東尋坊を思い出しました。

 上の写真は、高千穂峡真名井の滝。太古の昔、阿蘇山の噴火活動で流れた溶岩の侵食で形成されたもの。日本の滝100選の一つ。柱状節理がそびえる仙人の屏風岩は、昭和9年に天然記念物に指定。いかにも降臨神話にふさわしいところでした。高千穂の夜神楽も知られていますが、コースには含まれていませんでした。

 みやげもの屋さんには、東国原知事の漫画入りのものばかり。でも旅行中、新知事の当選が伝えられ、こういうお土産はどうなることかと気にかかります。

 その他、日本一の人道吊り橋(九重夢吊り大橋)も渡りました。また、20年前に訪ねた国東半島の富貴寺、真木大堂も再訪しましたが、堂内撮影禁止のため、ひとまず終わります。


真名井の滝と柱状節理

           
           仙人の屏風岩

 
古い石橋にも歴史が感じられます(高千穂峡入り口近くで)     ここにも知事の顔があります
コメント (11)
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