つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

「いい国」「悪い国」の基準

2023-02-21 | Weblog

北野幸伯氏のメルマガより

★「いい国」「悪い国」の基準

ダイレクト出版・パワーゲームメルマガ読者の皆さま
こんにちは!北野幸伯です。

ウクライナ侵攻が始まって、
2月24日で一年になります。

戦争開始後、ウクライナから国外に脱出した人は、
昨年8月時点で1000万人を超えました。

侵攻前のウクライナの人口は、約4300万人でした。
つまり、人口の約23%が国外に逃げた計算になります。

一方、ロシアから外国に逃げる人もたくさんいます。
2022年1~3月、388万人がロシアから国外に
逃げたそうです。(朝日新聞2022年5月6日付)

またファイナンシャルタイムス2022年11月30日付によると
2022年7~9月の出国者数は970万人だったそうです。

プーチンは、9月21日に動員令を出しています。
それで、若者が大挙して外国に脱出しました。

私の知人、知人の知人も、何人か外国に逃げました。
たとえば、イスラエルに逃げた女性ジャーナリスト。
モンテネグロに逃げたジャーナリストと女性教師の夫婦。
モスクワの複数のマンションを売り払って
トルコに移住した家族など。

逃げた人の特徴は、外国で暮らせるお金があるか、
外国で仕事を見つける能力があることです。

別の言葉で、「優秀な人たち」といえるでしょう。

ロシア、ソ連からは、これまで何度も
「大量脱出」が起こってきました。

1917年のロシア革命直後。
共産主義は、「金持ち=悪で殺してもいい」という思想です。
それで、貴族や富豪が競って外国に脱出しました。

1937年のスターリン大粛清の時。1991年のソ連崩壊時。
そして、2022年のウクライナ侵攻時。

毎回毎回、優秀な人やお金持ちが大量に脱出しています。
ちなみにグーグル共同創業者のセルゲイ・ブリンは、
モスクワ生まれです。

父親は数学者でした。
セルゲイ・ブリンの両親は1979年、
アメリカに移住しました。

もしセルゲイ・ブリンがモスクワに残っていても、
何か大きなIT企業を作れたかもしれません。
しかし、その企業は、結局クレムリンに乗っ取られ、
ブリンは、イギリスかアメリカに
脱出することになったでしょう。

「いい国」「悪い国」の基準は、いろいろあると思います。
その基準の一つは、「いい国」には、人が集まってくる。
「悪い国」からは、人が逃げていく、ということでしょう。

この基準で見ると、今のロシアは、明らかに「悪い国」です。

日本には、外国人労働者が大挙してやってきています。
どのくらいの数か知りたければ、品川の入国管理局に
いけばわかります。本当に驚くべき数です。

そういう意味で、日本は、「いい国」といえるでしょう。
(とはいえ、私は「3K移民の大量受け入れ」に
大昔から反対しつづけています。)

一方、日本から逃げていく人たちもいます。
たとえば私の知人のIT長者たちは、
シンガポールに逃げています。

理由は、日本の「重税」です。
日本の所得税(+市民税)は、最高税率55%。
シンガポールは、22%。

その差が、なんと33%ということで、
どんどん逃げていきます。

岸田さんは、「防衛増税」「異次元少子化対策増税」
「消費税引き上げ」などを画策しているようです。

これをやると、また逃げる人たちが増えるでしょう。

そして、ジム・ロジャーズから、
「日本人は、中国か韓国に逃げたほうがいい」
などといわれてしまうのです。

岸田さんには、増税は岸田さん自身の自殺行為であると
同時に、日本を破滅させる悪行であることを是非
知ってほしいと思います。


写真は、夫の誕生祝に頂いた花

コメント (2)
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