つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

愛生だより

2018-08-30 | 社会

 この「愛生だより」は、母が入院していた愛生病院で発行されている機関紙です。内容はよいのですが、あまりにも細かい印刷ですので、ここでは解読不能。横山部長の言葉の最初の部分を紹介します。テーマは、「利他に生きる」です。

「一つの精子と一つの卵子は結合する。生命誕生の始まりである。もし別の精子が卵子と結びついていたら、自分という生命はない。一億何千万という競争に勝って私たちの生命はここにある。これは厳粛かつ神秘的な事実だが、十年程前、たまたま見たテレビ番組がこのテーマを取り上げていて、さらに驚いた。それによると、大量の精子はすべて卵子に向かってゆくのではなくて、一群は突然向きを変えて、自分たちの仲間以外の精子が入ってくるのを阻止、撃破するとだという。仲間の選良が卵子と早く結びつくのを助けるためである。宇宙意思は、原初の生命体にも他を思いやるこころを植え付けてむいるのかと、この事実を知った時に驚きと大きな感動を得た。・・・・・・・・・・」

 岐阜の藤掛第一病院の不適切な対応で全国に悪名が広がってしまいました。母の入院していた愛生病院でもある日エアコンが故障。母の部屋の外の廊下にベッドがびっしり並べられ異様でした。でもこれは院長の賢明な判断で、患者の死は免れました。迅速な対応で患者は救われたのです。早急にエアコンは修理が終わり、廊下の患者は元の部屋に戻されました。全館冷房で廊下も涼しいのです。

 

 

コメント (4)
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