岐阜県養老町にもう20年も前からあるのに、これまで行く機会がなくて、昨日はじめて養老の友人に「養老天命反転地」を案内されました。現代美術家、荒川修作と、詩人のマドリン・ギンズのプロジェクトにより実現。テレビでは見ていたのですが、見るのと体験するのと大違いです。まず地面が水平ではありません。極端な高低差があるのです。子供にとっては楽しい遊園地かと思います。一つ一つのフィールドにはそれぞれ意味があるようです。私の写真は平凡でつまらないですが、インスタ映えの写真が多く投稿されているのにも驚きます。さくらにも間に合いました。かかとのある靴は履き替えます。
テーマは、1「極限で似るものの家」2「楕円形のフィールド」です。それぞれに無数の使用法があり、1の一つに、どんな角度から眺める時も、複数の地平線で見るようにすること。2の使用法の一つは、5つの日本列島のそれぞれを、自分がどこにいるのか位置付けるために使うこと。
子供の時親に連れられてきた人は、再訪するケースが多いとか・・・大人になったらどういう感覚なのかを味わいたいのでしょう。日本どころか世界に類を見ない遊園地だと思いました。
リーフレット
養老天命反転地
帰途車窓より JR岐阜駅前のしだれ桜