つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

第4回岐阜版遊会木版画展

2018-03-07 | 文化

 昨年に続いて岐阜版遊会木版画展を見るため、各務原市中央図書館に出向きました。昨年秋主宰者の牧野氏が急逝されたため、特別展示室が設けられていました。まさにピンビンコロリの理想的な最期。70歳で寝たきりにもならず・・・控室で奥様とも話したら、もとは国語の先生で、趣味で版画をされていたのだそうです。趣味であのレベルとは・・・もともと才覚がおありでした。後継者を育てておられたらしく、展覧会も継続されるようです。彼の飛騨高山の作品を見て、同じポイントで昔写真を撮ったことを思い出しました。偶然とは言え、同じ視点であることが嬉しいです。手前に蕎麦畑があり、後ろには茅葺き屋根。その下には大八車の車輪が並べてありました。

 五藤さんの作品は今年も素晴らしく、毎年違う傾向で新作を彫られることも凄いことです。今年は近くの木曽川畔の雪景色。白一色の雪をブルーの濃淡で、うまく表現しておられます。写真なら楽なのですが、版画でここまでのクラデュエイションとは・・・すごいテクニックです。いつも見慣れている木曽川鉄橋も違うように見えます。来場者に希望の一点を頂けると言うので、迷わず干支の犬を希望しました。11日まで。

 出かける前に我が家の近くにオープンしたイタリアンの店で3人で腹ごしらえ。近くに安くて美味しいお店ができたことは有難いです。 

 

  

牧野氏の作品                   飛騨高山のある風景 手前は蕎麦畑

 

五藤氏の雪景色                          静寂の中で

 

五藤氏の犬                           千両もおまけに頂きました

 

前菜 左から2番目はドラゴンフルーツ               貝柱は絶品

 

サラダ                                   右はチーズケーキ

 

3/8付け 中日新聞

コメント (6)
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