8月はお休みため、昨日は2ヵ月ぶりに短歌会を開催しました。暑さは多少やわらぎましたが、巨大台風が近づいています。来月は文化祭があり、作品も決めてもらわねばなりません。2ヵ月分で歌数も多いし、万葉集はよく知られている13番歌。その中の大和三山(香具山、畝傍山ま、耳成山) の話をしていて、時間も不足になりがちでした。それと、資料に出ている呉音、漢音、唐音、宋音の説明も必要ですし、先ごろ放送大学で話題に出た鼻濁音の話もして、気ぜわしい2時間でした。
鼻濁音は九州にないということを聞いていたので、福岡出身のHさんに確かめて見ると本当でした。年齢による違いは感じていたのですが、地方による違いもそんなにあるとは知りませんでした。文字の表し方は、「か゜」(かに点ではなくて丸をつける) としますが、これは放送大学では誰もご存じなかったです。たまたま私だけ大学の時学んでいました。理系の人はもちろん知られないです。
今月の作品
仰向けに昼寝の猫の手と足は鼓動の動きと同じに揺るる Mさん
Hさんからの福岡みやげ