つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

シーボルト生誕200年記念切手

2011-03-23 | 文化
 一昨日ドイツ関連の切手をupしたことから、もう一枚も紹介したくなりました。シーボルト生誕200年記念切手です。但し1996.2.16に発行されていて、かなり前のもの。この年がシーボルト生誕200年でした。

 シーボルトは、1796.2.17 にドイツに生まれ、西洋の医学をはじめ、科学や文化を我が国に伝えるとともに、我が国の近代化に大きな足跡を残しました。1996年は、「日本研究家」としても知られているシーボルトの生誕200年に当たることから、 日本、 ドイツ両国において各種記念行事が行われたようです。
 切手の意匠には、シーボルトの肖像と、彼がヨーロッパにおいて紹介したとされているナツヅタを描いています。(写真上)
 リンクしているドイツのpfaelzerweinさんによれば、この切手も日独交流150周年切手と同様、ドイツでも発行されたようです。

 シーボルトと言えば、日本人女性との間に生まれた娘のイネを思い出さずにはおられません。シーボルトが国外追放(シーボルト事件)のため、苦難の人生を送りました。女医になろうと教えを乞いに四国へ・・・ところが不埒な四国の医師により子供をみごもらせられ、一人で娘を出産。妻ある恩師に裏切られたのですから、言葉では言い表すことが出来ないほどの屈辱だったことと思います。医師の妻は察して、子を引き取ると申し出たのですが、イネは毅然と断り自分で育てたのです。楠本イネは、幕末から明治時代にかけての日本最初の西洋医としての女医でした。(月刊・ハーストーリーより)


 下は、昨日届いた激震地(宮城県栗原市)のHさんからの葉書。表には、「東日本大震災には暖かいお励ましのお電話ありがとうございました。やっと水も電気もつき大丈夫ですのでご安心下さい。『生きている』だけで本当にありがたいです。彼岸の入りですね。墓参りしてきました。」と書かれています。

 宅配も郵便も復活したようですので、何かお送りしたいと思っています。

         
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする