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未唯への手紙

未唯への手紙

茨城県にも繁盛する「図書館」があった

2007年10月12日 | 6.本
未唯へ。豊田市の図書館にたまには行きなさいよ。動物看護の本も一杯あります。

前回、茨城県の販売店に訪問した時に、茨城県にも、こんな図書館があると紹介されました。茨城県の前の県立図書館も現在の水戸市図書館もみじめなものです。新しい県立図書館も議事場をそのまま使ったもので、決して使いやすいものではありません。私の場合は、図書館が判断基準になります。

午前中に訪問した図書館は去年の11月に開館して、6月に20万人、9月に30万人を突破した!という驚異的な数字を出しています。2005年に合併して、できた市で、人口54,000人です。この規模で3ヶ月で10万人ということは、平日は500人で、土日で2,000人ぐらいが来ないと達成できません。

豊田市中央図書館で、年間84万人だから、3ヶ月で20万人です。人口は40万を超えています。規模的には7倍です。本当に、そんな数字が出るのという目で調査しました。

図書館は20万人都市ぐらいの規模です。周辺は畑で、公共交通機関は不備です。駐輪場の広さが目に付きます。

調査した結果では、週日に500人はきついかもしれません。だから、夏休みに、水戸市の学生が学習室に流れ込んできたのでしょう。

本の方は、全て、開館のために購入したみたいで、皆新しい本でした。ただし、ヤングアダルト(青少年向け)はまだまだ揃ってはいません。パソコンの本を別にするとか、実用書の量が多いとか、それなりに特徴を出しています。

スタッフはほとんど、女性ですが、モラル的には開館1年にしては少し低い感じがします。カウンターで、イベント用の切り紙作りを2,3人で行っていました。旭川市立図書館のような立って作業しなさいとは言わないけど、常にお客様と本のことを考えておいて欲しいものです。カウンターの規模は豊田市の5分の1です。バックヤードは狭そうで気になります。

最後に、駅前の本屋に寄ったところ、品揃えが少なくて、半分がアダルトでした。「その本なら図書館にある」という会話が聞こえてきました。図書館を町の発展につなげていくには、同時に本屋さんも変わらないといけません。

そんなことを考えながら、1時間1本の電車で水戸へ向かいました。泉と大洗の店舗でのポータルのヒアリングです。図書館も店舗も、お客様へのサービスとしては一緒です。

私の写真を撮らないでほしい

2007年10月11日 | 1.私
未唯へ。未唯は写真を撮らしてくれませんね。小学3年生ぐらいから、ほとんどありません。中学校への入学の写真が数枚あるだけです。

専門学校を卒業した時に、袴をはいた写真を玄関で、りく(我が家の犬)と一緒という条件で10枚程度撮らせてもらったけど、貸衣装を汚すのではないかと気が気ではなかった。

この最近、職場で全員の写真を撮ることを強制しています。こういう活動が好きではありません。特に、全ての人に強制することをしないで欲しい。その人にはその人の理由があるのに。

何しろ、私は写真が好きではありません。理由はそこに写っているのは私ではないのに、「私」だと言われることです。中学生以来、写真は避けてきました。鏡も見ません。あまりにも、自分の持っているイメージとそこに写っているものに差があるから。

東富士のときにNAKさんに、「あなたは自分を白馬に乗った騎士」だと思っているでしょうと心理分析されたことがあります。それ以来、この言葉とNAKさんは好きです。彼女には、もしかすると私が見ていたものが見えていたかもしれません。

その意味では、他人が見る目はまるで気になりません。気にしてもしょうがないです。私という認識があるから、他人というものがあるのだから。この間からの池田昌子さんの著作以来、その見解に自信を深めています。

今回は、MIZさんから、「そんなわがままをいうものではありません」ということで、写真を撮られました。眼をつぶっていたけど。まあ、写っていればいればいいのでしょう。

私にも「お気に入り」の写真はあります。フィンランドの環境学習施設でタペットを持って、遊んでいる写真です。そこには笑顔があります。写真というのはそういうものでしょう。

同じように、万歩計が配られています。何か趣旨書みたいなものがメールで送られてきましたが、全員配布のメールは見ずにゴミ箱に捨てます。またしても、この職場はつまらないことを始めたみたいです。個人のことは個人に!(カエサルのものはカエサルに!をもじってみました)

一応、「万歩計」は開封したけど、あまりにも旧式で、ロボットのカウンターのようで、そのまま放置しました。やっと、めまいから抜け出したので、最新型の万歩計をつけて。徐々に歩き出しています。

それよりも組織のことをキッチリやってほしい。

おっぱいバレーと枝廣淳子

2007年10月10日 | 3.社会
未唯へ。「おっぱいバレー」って知っていますか。どうも本の題名みたいです。IIJさんから、こういう本が話題になっていると聞きました。

最初にその言葉を聞いた時に、シリコンバレーのような「谷」だと思い、「胸の谷間」を想像していました。聞くところによると、中学生のバレーボールで男子生徒が、先生の魅力でがんばるということでした。ネットでもかなり話題になっています。

私の場合は、自分の中に「おっぱいバレー」があります。自分の中に「もう一人の自分」がいます。年齢はこの最近はずっと35歳です。私の外見からすると、思いもかけない行動をしている時は、「彼女」を喜ばせたくて、行動している時です。「彼女」を完全に認識したのは、ロサンゼルスのホテルで朝の3時くらいです。なぜ、図書館を見たいだけで、こんな所に来ているのだろうかと思った時に、「彼女」が見え、説得されました。おかげで、バークレーの膨大な電子図書館も、ビルゲイツのWindows2000の発表セレモニーも見ることができました。多分、「彼女」はそれらを知っていたのです。

万博の時のKURさんも「おっぱいバレー」でしょう。胸はないけど、笑顔が素敵です。彼女に惹かれて、ボランティア・リーダーが自主的に動いて、ボランティアの活動を支援することで、愛知万博の西ゲートはいい雰囲気でした。それが今も続いているのは彼女の「おっぱい」のおかげです。

それらの経験から、市民参画活動には「おっぱいバレー」が必要だと思っています。

T-GALsが市民活動の事務局を始める前は、以前から活動をしている人の動きはバラバラでした。T-GALsの若い二人の女性(KUSさんとJURさん)が司会をしたり、準備をしたりすると、全体がいい感じになりました。特に、定年後の男性は協力しようという意識が生まれました。

残念なことに、その雰囲気は市役所のろくでもない課長のために、活動は頓挫し、彼女らは傷つきました。まだまだ、我々の力が足りないことを感じました。

エコットのインタープリターには、活動的な“若い”女性の力が必要だというのが私の持論です。そのために、枝廣淳子さんからのアピールが必要であることを運営ワーキングで述べ、12月22日に講演できるようにしてもらいました。枝廣淳子さんから「おっぱいバレー」を呼びかけてもらいましょう。

今日は歩きです。13,000歩です

2007年10月09日 | 7.生活
未唯へ。今日から東名高速道路工事のために名古屋-豊田間のバスが20時まで動かないので、電車で帰ることも考えて、クルマが邪魔なので、元町工場前まで歩いていきました。

この最近の会社はおかしいです。欲しいといっていない万歩計を配ったりしています、他にも勝手に写真を撮ろうとします。これは会社としての自信のなさの現われでしょう。「余計なお世話」です。勝手によこすならば、最新式のものにすればいいのに、系列会社の時代遅れの製品を配ります。私は、万歩計に凝ったことがあり、オムロンの軽量型で、どこにつけても、横を向いていても歩数が図れるものを持っています。

そんなこともあってオムロン製を持って歩くことにしました。あくまでも自主的に! 今日はトータル歩数は13000歩でした。途中、左足は痙攣するし、右足の先は痛くなるし、本当に歩くと大変です。こういう個人の事情と関係なく、歩くことの競争を強いるやり方はいただけない。

会社から万歩計の趣旨説明はメールで合ったようですが、私は気がつきませんでした。メールボックスをいつも空にするように、自分なりのルールを決めています。ルールは、One of themとかccで配られたものは読まずに捨てる、メーカーからのダイレクトメールは最初の2行で判断して捨てるというものです。そういうことで、1番目のルールで捨ててしまいました。おかげで、1日で40通ぐらいのメールを10分ぐらいで処理できています。

ついでに、書類も月に10枚程度だけを保管しています。新ビルへの引越し前は2ヶ月に1冊のバインダー分で保管していたが、新ビルへの移転時に10冊以上のバインダーを捨てたときに、貯めても使わないものは使わないことを痛感して、「とりあえず保管する」ルールを変えました。パソコンの雑記帳にメモを残すというやりかたです。

グーグルのデスクトップサーチを使っているので、メールを削除しても検索できるので、紙が不要になっていたんです。

それと多読のために、多くの情報から自分が必要とする情報であるかどうかの判断が素早くなっています。だから、会議の時には資料は必要ありません。聞いているだけで十分理解できます。一番の効率化は「自分しかできないことしか、しない」ということです。お金絡みとか、小さな小さな拘り部分には最初から関与しないようにします。

枝廣淳子の「私が変われば社会も変わる!」

2007年10月08日 | 3.社会
未唯へ。土日で読んだ本を18冊、図書館に返しに行きました。今度こそ借りないでおこうと思ったけど、本が「読んで!」というので、9冊借りてしまった。また、時間がとられます。今週はのんびりしたいと思ったのに!

エコットでの枝廣淳子さんの講演テーマは「私が変われば社会も変わる!」ということを聞いて、変わるためのシナリオを持続可能型循環マトリックスで考えてみました。このマトリックスを使えば、簡単にイメージができます。

定義として、「私が変わる」=Think Locallyとします。個人が考えることが基本ですね。それから、「社会が変わる」=Act Globallyとします。これも自然でしょう。マトリックスでは、常にThink Locallyが出発点になって、NPOなどでempowermentされて、Act Locallyを果たします。これは個人が行動できることを表します。次に市民参画とかボランティアのようなInterpretationをグローバル(市役所とか企業などの組織)に対してアピールして、Think Globallyに影響を与えます。

組織では考えたことを実行するためには、Realizationが必要です。そして、皆に対して支援するものを作るとか、支援する態勢を作り上げ、Act Globallyを実現します。その次のフェーズがFacilitationになるのですが、これが一番のポイントです。

ここでは、「変わる私」=Think Locallyから発想して、Act Globally=「変わった社会」を使いこなすことです。その個々の活動を把握して、活動としてまとめていくのがFacilitationです。この循環が持続可能性を保証します。その意味で、枝廣淳子さんの「日本の環境に関する活動を世界に紹介する」というのは、Facilitationにあたります。

この循環からすると、エコットのインタープリターの活動は市民参画として捉えられるし、エコット事務局のNPOはローカルで考えたことを実現する機能として捉えられます。

本当は、この循環に関する考え方を枝廣淳子さんに披露して、概念を拡大していきたいと思っています。エコットではその時間がないから、帰りのクルマの中を使いましょうか。だけど、私の運転では事故するでしょう。興奮しているでしょうから。

インド発の『アース・デモクラシー』から始めようか

2007年10月07日 | 6.本
未唯へ。Think Locallyから始めようと思っていたら、面白い本に出会いました。『アース・デモクラシー』304シヴです。Think Locallyからグローバル全般に対しての提案をしています。特に、グローバルな企業に対しては、さまざまな行動を起こしています。

インドという風土は、さすがにヒンズー教が仏教を追い出しただけはあります。日本に似ている感じがします。

シヴァさんはAct Locallyから発想しているけど、私のスタンスはAct Globallyで、中からローカルを見ていきます。

アース・デモクラシーは、特殊なものと普遍的なものを、多様なものと共通のものを、地域的なものと地球規模のものを結びつけます。アース・デモクラシーは、大地に支えられているあらゆる生き物の共同体という考え方に根ざしている。過去の日本にはあった気がします。

彼らの見解は、「企業グローバリゼーションにとって、世界はただ所有すべき何かであり、市場は利益だけに突き動かされる何かなのです。」というものだけど、本当の企業にとっては、お客様の信頼がなくなること、自分たちの存在そのものを否定されることが一番の泣き所です。そこを突かれると一気に崩壊します。だから、グローバルな企業からシンクロすることも必要でないかと、この最近思います。

「この地球を私的所有物と見なす考え方があります。しかしその一方で、ローカルなレペルでも、グローバルなレペルでも、地球を一つの共有地として保護しようとする運動があります。また、一方で生態環境や社会、経済に高い代償を支払わせて生産した物品やサービスを、底なしの安値で売っているグローバルなスーパーマーケットこそがこの世界である、とい実感があります。しかしやはりその一方には、地球上のいたるところで、さまざまな文化や共同体が、自分たちの生物多様性、文化的多様性、生命、生業を破壊する動きに抵抗しています。」

そういうさまざまな動きを持続可能型の循環マトリックスのなかに入れて、それぞれの役割を明確にして、極端に弱いところを補強すると同時に、サイクルを回しながら、「いい方向」にしていけばいいのかなと思いました。

話は変わるけど、メール発信から2週間たつけど、東富士のNAKさんからは何も反応がありません。人の心が一番難しそうですね。

本がなじまない

2007年10月06日 | 6.本
未唯へ。昨日借りた本はかなりの的外れでした。急いで借りた性でしょうか、中身が薄い本が多いです。それとも私の好えも奇心が落ちてきたのか。もしかすると後者の可能性が出てきています。

『図書館人物伝』010.28ニホ 図書館を育てた20人の功績と生涯
 取り上げている人物が古すぎる。図書館は今から変わっていかないといけないのに、そん思い出に浸ってどうするのか
 ニューヨーク公共図書館についても1895年の館長任命から描くのではなく、9・11以降、どう変わってきたかの方が知りたい。
 ハンガリーの図書館にしても、1820年に死去した人の功績では意味がないです。そんなことよりも、あの“宇宙人”的なハンガリーの物理学者を育て上げた図書館の役割を書いて欲しいものです。
 歴史は将来を見越せないと意味がない。

『制裁論を超えて」319.1ナカ 朝鮮半島と日本の〈平和〉を紡ぐ
 北朝鮮の話をしているかと思うと、日米関係とか安保の問題に変わっています。アジアとか世界とか、市民という認識もない。単に、改憲の話をしたいだけなのに、本を厚くし、論点をはぐらかしている。
 この最近のハードカバーにこの傾向が強いです。やはり、借りる時にもっと読み込まないといけません。

『受けてみたフィンランドの教育』376.48
 高校生の時にフィンランドに1年間留学した時の話をゆっくりと書いている。フィンランドの状況は母親が解説している。私はフィンランド好きだから、借りたけど、PISA一位のフィンランドの教育実態には踏み込めてなく、思い出だけになっている。
 時々、出てきた図書館のことに観点を向けてくれればいいのに。毎週語学学習を図書館で受けたとか、なくてはならないだけでは分かりません。結局は狭い範囲しか見えない高校生レベルの本です。

『思想論ノートⅡ』491.37スミ
 茂木健一郎の『脳とクオリオ』の世界に、なぜ、あなたの説明で入っていかないといけないのか。必要なら、茂木健一郎の本を読みます。物理科学の世界にまったく素人のあなたが好奇心を人並みに持っているから、説明をなぜ、受けないといけないのか
 フロで読んでいたが、あまりにも反発する心が、そこに存在したので、読むのを止めてしまった。

来週は「未唯での手紙」に時間を割くために、追加で借りるのは止めましょう。

インタープリターとファシリテーターの違い

2007年10月05日 | 1.私
未唯へ。あなたも元町工場の前を通ると思いますが、通勤時の混雑はすごいですね。

今日はエコットの運営ワーキングです。第一金曜日の6時半からです。先月は山形から帰ってくるのに間に合わずに、欠席です。12月22日の枝廣淳子さんの講演会のことも話したいので、出席するために、スケジュール調整を行いました。ユーザ会も金曜日が候補日だったけど、外してもらいました。

2時からのライブラリの検討会は途中だったけど、4時に退社して、バスセンターへ。予定では元町工場前に5時で、5時半には図書館で選書して、6時半にはエコット到着予定でした。ところが、豊田インター到着が10分遅れたので、金曜日の定時退社の渋滞にハマって、300m進むのに、5分以上かかり、元町工場駐車場で車に乗り換えても渋滞。

新刊書を26冊選択するのは10分で終えて、エコット到着は7時でした。今日はJURさんに来てもらうので、彼女よりも先に着いていたかったけど、間に合いませんでした。

運営ワーキングでは枝廣淳子さんの講演後に枝廣さんがするのか、枝廣さんにするのかで、NPOとイメージが合っていなかったので、その調整を行いました。ファシリテーターとしては、ぜひとも、枝廣さんから若い女性が“変わるための”メッセージが欲しいと思っています。インタープリターの立場ではなく、私のようにファシリテーター(別に環境でなくてもいいけど)を目指してもらいたいJURさんを推薦しました。

エコットはインタープリターが中心になって、活動しているが、市民が運営していくためにはファシリテーターを育成(というよりも気付くこと)が必要です。ちなみに、私の持続型循環では、Act Globally ⇒( facilitation)⇒ Think Locally ⇒(empowerment)⇒ Act Locally ⇒(interpretation)⇒ Think Globallyとなります。明確に対偶の関係にあります。

だけど、私の思想を翻訳(Interpretation)する人が居ません。東富士のときのTANさん、名古屋のISOさん、女性にはお世話になっています。このブログが分かる人でないと難しいのでしょう。

12月22日はキャンドルナイトがあるとのこと。まだイメージがつかめません。

やっと、ポータルのパートナーが決まる?

2007年10月04日 | 5.その他
未唯へ。幕張メッセは知っていますか? その途中にあるディズニーランドには、東富士の時にはよく行きましたね。東富士のアパート会とか係長会の当時のイベントは大体、ディズニーランドだったから、楽にいけました。名古屋へ来てからは行っていませんね。私の夢はあなたとディズニーランドで遊ぶことだったのに。

幕張で泊まって、10時から11時半までメッセのシーテックという展示会(アジアで最大)でライブラリの機能調査。時間がなかったので、シーテックの目玉のITのハード技術部分はほとんど見てません。本当に、中国とか韓国とか台湾のブースが増えましたね。中国は地区単位で出てきています。

肝心のライブラリは見つかりません。ちょっとニーズが早かったかもしれません。来週にマイクロソフトとの検討、午後からのポータルのセンター機能などから具体化していきます。

会場にブラザーがコンテンツデリバリーの新事業のブースがあり、ライブラリの一環で調査していたら、ブラザーの営業から、我々の衛星配信の構成とか、次期の検討相手の名前とかが出てきました。これはオープンしてないはずなのに! アトから関連のネットワーク会社に聞いたら、そこの退社した営業だということでした。何というレベルの低い会社なのでしょうか。

その時に、ブラザーの営業は「次期の検討相手は実績がない」ということを私に話していました。自分で見もせずに、考えないで判断を下すというのは、さすがに、元関連会社出身だけはありますね。

午後からは、その次期の検討会社での実績レベルでの検討を恵比寿で行いました。早めに海浜幕張を出たけど、5分ぐらい遅れて着いたら、関係者15名ほど全員揃っていました。

内容は納得のいくものです。私にとっては、3月には確認した内容だった。むしろ、それ以降に考えが進んだ、ライブラリ機能を聞き出したかったけど、皆のレベル合わせのために最低限の発言に抑えました。1000テラバイトのライブラリをディレクトリとして可視化し、検索し、変更通知が容易になれば、多様なコンテンツデリバリとか自動リカバリーは現実のものになります。

これは、「蓄える」⇒「使う」⇒「作る」⇒「送る」⇒「蓄える」⇒・・・の循環系で位置づけていきます。

ビルの1階がマック・カフェだったので、一人で立ち寄って帰りました。

ユーザー会の事前ミーティング

2007年10月03日 | 5.その他
未唯へ。ユーザー会というのを知っていますか? システム会社がユーザー間での情報交換の場を設定するものです。

今までは、他社のアイデアをもらうだけでしたが、今回は珍しく“前向き”にコア・メンバーとして参画しようとしています。

「脳内メーカー」で「悩」だらけの私の悩みを解決するために、女性と東京・虎ノ門へ出かけました。

今のポータルの基盤となるパッケージを扱っている外資系の会社です。ポータルというテーマを与えられて、富士通・NEC・マイクロソフトなど色々なパッケージを探したけど、私の思いをカタチにしてくれるのは、この会社のパッケージと営業のODAさんだと信じました。ODAさんは途中でライバル?会社に移ってしまったけど、今までやってきました。

ユーザー会を通して、情報共有のためのツールの整理をしようと思っています。今までの作れば使ってくれる(使わせる)というシステムではなく、それぞれの人が自分のコンテンツを最大限に表現できるサイクルを思考するために、さまざまな事例とかアイデアをもらおうと思っています。

①頭の整理
 やってきたことを客観的にみること。それを女性が他の人に説明できるようにすること
 人とシステムのバランスから知恵を出すことを実証させると同時に、知恵が持続型循環を回すイメージを明確にさせること
 最終的には将来のカタチとそのためにバックキャスティングして、今行うこと

②他の企業のレベル
 各社とも元々の狙いは異なるから、その差異は気にせずに、情報共有のさまざまなパターンを理解する。その過程では、担当者に代わって設計しようかと思います。多様性を取り入れることで、我々のシステムの耐久性をあげていきます。

③ポータル会社への要望
 彼らのエンタープライズ構想への関与を行いたい。コンテンツ主導でニーズは吸い上げるが、その展開をシンプルにするのはやはりツールです。ツールのセンスです。
 ライブラリ、ブログ、コンテンツなどをポータルの接合を考えるのと、できたら、持続型循環の考え方もアピールし、流れを変えたい。

ただし、私の会社のメーカー体質からすると、表に出すことは嫌います。色々なアイデアで開発したものも表に出ることはありません。今回はダメだというところまで自分のためにやろうと思っています。