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失われた3ヶ月。さらに2ヶ月もムダにするの!

未唯へ。Sa-ライブラリの詳細設計が3ヶ月かかって終わりました。担当したネットワーク会社のレベルは本当に堪りません。肝心なことはほとんど手付かずです。システム企画する人間なら、当然興味があるテーマなのに、単に時間とお金をかけただけです。

このネットワーク会社の実力は今回の詳細設計での作成物で十分に分かりました。彼らは電算部しか見ていないし、泥臭い仕事はやれっこない。当てにならないものは当てにしない。何が足りないのでしょう。それは未来への思いです。

昨日の室長との会話で、私の発想はつくづくトポロジーだということを再確認しました。あわせて、名古屋で足りないのは、このトポロジーの発想だということを痛感し、このままいくと、この会社に未来はないということが分かりました。

アインシュタインの相対性原理の前にリーマンはその数学的なロジックを全て用意してあったことに思いを馳せます。トポロジーはニュートン・デカルト以来の次元の考え方の限界を超えました。次元という考え方は空間を上から見る方法です。イメージとしては飛行機から地上の座標を見ることです。個人的にはペテルスブルグに着陸する時に見た風景みたいなものです。

それに比べて、トポロジーは空間の個々の点とその近傍から発想していきます。それをつなげていきます。ペテルスブルグでいけば、夏の離宮に行くときにあったナチの侵略ライン(ここまで、侵略されたが、我々は防衛した!)から見たペテルスブルグの街みたいなもので、地形を区切っていきます。

次元とトポロジーでは発想がまるで違います。今こそ、ポータルの展開に当たっては、グローバルからの発想していく次元ではなく、ローカルから答えを作っていくトポロジーの発想が必要だということが、まるで伝わりません。リーマンのように答は抽象的に作られているのだから、後はそこに当てはめるだけです。

そんな単純なことが分からずに、「分かるまで伝える」ということを繰り返していても、グローバル⇒ローカルでしか考えない人には分かるはずがありません。根底から自分の存在を考えない限り、簡単な「答え」には達しません。

あのネットワーク会社は人を変えないと、ろくなものにはなりません。楽しいものを自分で企画をしていきます。

定時後に、おしゃべりとケーキでストレス発散。やはり歩かないと!
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