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本がなじまない

未唯へ。昨日借りた本はかなりの的外れでした。急いで借りた性でしょうか、中身が薄い本が多いです。それとも私の好えも奇心が落ちてきたのか。もしかすると後者の可能性が出てきています。

『図書館人物伝』010.28ニホ 図書館を育てた20人の功績と生涯
 取り上げている人物が古すぎる。図書館は今から変わっていかないといけないのに、そん思い出に浸ってどうするのか
 ニューヨーク公共図書館についても1895年の館長任命から描くのではなく、9・11以降、どう変わってきたかの方が知りたい。
 ハンガリーの図書館にしても、1820年に死去した人の功績では意味がないです。そんなことよりも、あの“宇宙人”的なハンガリーの物理学者を育て上げた図書館の役割を書いて欲しいものです。
 歴史は将来を見越せないと意味がない。

『制裁論を超えて」319.1ナカ 朝鮮半島と日本の〈平和〉を紡ぐ
 北朝鮮の話をしているかと思うと、日米関係とか安保の問題に変わっています。アジアとか世界とか、市民という認識もない。単に、改憲の話をしたいだけなのに、本を厚くし、論点をはぐらかしている。
 この最近のハードカバーにこの傾向が強いです。やはり、借りる時にもっと読み込まないといけません。

『受けてみたフィンランドの教育』376.48
 高校生の時にフィンランドに1年間留学した時の話をゆっくりと書いている。フィンランドの状況は母親が解説している。私はフィンランド好きだから、借りたけど、PISA一位のフィンランドの教育実態には踏み込めてなく、思い出だけになっている。
 時々、出てきた図書館のことに観点を向けてくれればいいのに。毎週語学学習を図書館で受けたとか、なくてはならないだけでは分かりません。結局は狭い範囲しか見えない高校生レベルの本です。

『思想論ノートⅡ』491.37スミ
 茂木健一郎の『脳とクオリオ』の世界に、なぜ、あなたの説明で入っていかないといけないのか。必要なら、茂木健一郎の本を読みます。物理科学の世界にまったく素人のあなたが好奇心を人並みに持っているから、説明をなぜ、受けないといけないのか
 フロで読んでいたが、あまりにも反発する心が、そこに存在したので、読むのを止めてしまった。

来週は「未唯での手紙」に時間を割くために、追加で借りるのは止めましょう。
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