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母の行く末は? 家の行く末は?

未唯へ。おばあさんのところへ行っていますか。

母は、現在の老後擁護から有料老人ホームに替わることになったということで、「おばあさんち」へ10時半に行って、不動産屋さんに会うからと奥さんに通知されました。「おばあさんち」は歩いて5分だから、のんびりしていたら、「おばあさん」の所、つまり、豊田市駅の「老人保健施設」ということで、10分ぐらい遅刻。途中の『挙母祭』の山車が出ていて、警察が信号機をいじっていたので、遅れた理由にしたけど、隣で奥さんが妹にバラしていました。

母は躁鬱の躁の状態だったので、少し、先のことまで考えられたようです。ちゃんと契約書に自筆でサインできました。欝になる前に帰りました。

母の家は私の家と同じ町内にあります。この半年はだれも住んでいません。これを売却するための契約書が用意されていました。この家は私が高校生の時に建てられたもので、40年前ぐらいの平屋です。私は高校と大学の8年間(計算が合わないけど、1年間のフリー期間込み)いました。その後は会社の寮(同じ豊田市内)、結婚後は社宅⇒東富士の社宅⇒同じ町内の自宅です。だから、適当に寄るところという感覚が強いです。

東富士以降は、玄関でいつも思ったことがあります。私はどういう権利で、この家に勝手に入っていくのでしょう。自分の親の家とか、親という感覚があまりなかったので、「どこかの家」の感覚を感じていた。だけど、そのまま入っていくと、いつも同じ風景がありました。コタツに入り、壁に寄りかかった父親と、同じようにコタツに入って、横になって寝ている母親です。私のコタツに入っていく場所はテレビに一番近いところです。

そこで、会話するのでもなく、テレビを見たり、中日新聞を読んだり、持参した本を読んだりしていた。東富士の頃は「キリンレモン」を一瓶飲んでいました。私のために、ビンケースで買ってありました。コタツで寝て、2時間ぐらいで帰って行きました。

その家が本当に売れるのでしょうか? まあ、豊田市で元町工場に近いから、現在の景気であれば、土地は売れるのでしょう? 売れなくても、老人ホームのお金はあると妹と奥さんは言っていました。私以外の人たちはお金を持っているのですね。

2セットしか残っていなかった、グリーンジャンボを昨日、地下鉄のコンビニで買ってきました。当たるといいけど。
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