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枝廣淳子の「私が変われば社会も変わる!」

未唯へ。土日で読んだ本を18冊、図書館に返しに行きました。今度こそ借りないでおこうと思ったけど、本が「読んで!」というので、9冊借りてしまった。また、時間がとられます。今週はのんびりしたいと思ったのに!

エコットでの枝廣淳子さんの講演テーマは「私が変われば社会も変わる!」ということを聞いて、変わるためのシナリオを持続可能型循環マトリックスで考えてみました。このマトリックスを使えば、簡単にイメージができます。

定義として、「私が変わる」=Think Locallyとします。個人が考えることが基本ですね。それから、「社会が変わる」=Act Globallyとします。これも自然でしょう。マトリックスでは、常にThink Locallyが出発点になって、NPOなどでempowermentされて、Act Locallyを果たします。これは個人が行動できることを表します。次に市民参画とかボランティアのようなInterpretationをグローバル(市役所とか企業などの組織)に対してアピールして、Think Globallyに影響を与えます。

組織では考えたことを実行するためには、Realizationが必要です。そして、皆に対して支援するものを作るとか、支援する態勢を作り上げ、Act Globallyを実現します。その次のフェーズがFacilitationになるのですが、これが一番のポイントです。

ここでは、「変わる私」=Think Locallyから発想して、Act Globally=「変わった社会」を使いこなすことです。その個々の活動を把握して、活動としてまとめていくのがFacilitationです。この循環が持続可能性を保証します。その意味で、枝廣淳子さんの「日本の環境に関する活動を世界に紹介する」というのは、Facilitationにあたります。

この循環からすると、エコットのインタープリターの活動は市民参画として捉えられるし、エコット事務局のNPOはローカルで考えたことを実現する機能として捉えられます。

本当は、この循環に関する考え方を枝廣淳子さんに披露して、概念を拡大していきたいと思っています。エコットではその時間がないから、帰りのクルマの中を使いましょうか。だけど、私の運転では事故するでしょう。興奮しているでしょうから。
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