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要旨編集 2.数学 1

2.1 真理があるとしたら、数学にある

 2.1.1 真理は不変で全体をつくる:真理があるとしたら、数学にあると感じた。真理とは不変であり、全体を作るものです。数学は絶対的な孤独に居た私にとっては楽で、楽しいものだった。数学は不変から空間を作り出せ、自在に対象を設定できた。哲学も存在と認識から真理に迫る。数学的発想が生きてくる。

 2.1.2 全体が見えてくる数学を習った:数学のすばらしさは全体が見えてくることです。全てのモノが数学の対象になる。空間は考える手段を与えてくれる。そして、四方教授からは数学は自分でつくるモノと教わった。解析概論には証明の後に感嘆符があった。実り豊かな世界です。数学者になりたかった。

 2.1.3 近傍から全体を見る多様体を発見:数学は物理などに従属していたが、幾何学は独立し、リーマンはアインシュタインに先行した。位相幾何学でローカルの概念が生まれた。近傍を規定すれば、位相空間ができ、疑似空間を使って、空間を解析できる。ローカルからグローバルを設定する考えはチャレンジだった。

 2.1.4 多様体から社会モデルをつくる:多様体の考え方は画期的です。インバリアントで空間が規定で来、ローカルとグローバルの構造にすることで、柔軟な発想をカタチに変えることができます。リーマン予想から無限次元空間を手に入れた。存在の無から私の居場所ができ、自由を手に入れることができた。

2.2 トポロジーの空間配置と関係性

 2.2.1 社会を集合として多様体モデル:多様体モデルはローカルとグローバルの先行きを表している。社会の様相に当てはめてみた。図書館はシェア社会を先行している。消費者から生活者がマーケティング中心になるカタチも示している。社会を多様体モデルで対象にする。歴史も時空間とすると、解析が可能です。

 2.2.2 ゼロから空間を作り上げる訓練:空間配置のためには、根本から考えないと無理です。理系は空間認識で、ローカルから考えて、全体の構造を積み上げた解析ができる。空間の連続性を保ちながら、不変なもので再構成していく。それらを全てを対象に行い、シンプルな解を求める訓練をしている。

 2.2.3 複雑性の考えで社会現象を理解:部分は全体よりも大きいは、部品表で見つけた。マーケティングを対象とした時に、複雑な要素を中に入れ込むと、簡単にすることができる。複雑性の性質から、変化は周縁から起こるとして、地域を重点的に見ている。現象への対応ではなく、原因からの対策に心がけている。

 2.2.4 店舗・本社を空間配置でモデル化:Think Globally, Act Locallyを考え進めて、仮説を立てた。 {Think、Act}と{Local、Global}に分解し、組み立てた。店舗から発想して、全体を循環で見ていく。狙いは持続可能性を保証することです。それをサファイア(Sa-fire)循環とした。

2.3 トポロジーは変革の先駆け

 2.3.1 算数はモノの関係を理解する:中学の時の算数は具体的です。ものと一体になっている。具体的なリンゴを揃えて説明することから、図形にリンゴの絵を描くようになった。そのうちに数字が発明され、抽象化が始まった。三角形の合同・相似から幾何学ができてきた。大学3年生の主要テーマだった。

 2.3.2 デカルト平面幾何の次元の呪い:ユークリッドの幾何学原論では、厳密な定義で、緻密に組み立てられた。デカルトは方法序説で、二元論に基づき、一人の発想で全体を構築した。デカルト平面は有効だったけど、局所だけで有効だった。次元の呪いで汎用性を欠くものだった。連続性が保証されない。

 2.3.3 空間を自由に規定し、数学は独立:次元の呪いは、全体の座標系を決めようとすることで起こった。ローカルで次元を確定して、全体をカバーすれば、連続性は保証される。幾何学はルールから空間を定義することにした。それは非ユークリッドで有効な武器になった。数学者は自由な空間が作れるようになった。

 2.3.4 多様体で自由な空間認識が可能:連続性と近傍系という、要素で空間を定義することで、数学はステージに突入した。数学は歴史・社会の変化に先行した。近傍での挙動をグループでの情報共有に置き換えれば、販売店システムの構造解析になりうる。歴史の時空間に適用すれば、未来予測も可能になる。
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要旨編集 8.販売店 3

8.7 スタッフが位相化の概念を具体化

 8.7.1 存在の力をポータルで位相化する:販売店の情報共有の最終ターゲットは社会コミュニティとなる。存在の力を市民が発揮することで、社会の位相化ができる。情報共有からコミュニティを体現し、店舗コミュニティで位相化を具体化する。店舗からサファイア循環を回し、お客様(市民)に範囲を広げる。

 8.7.2 店舗から企業と生活者につながる:メーカーを代表して、店舗から市民とつながり、信頼関係を作り出す。お客様ポータルでスタッフとの双方向通信を可能にすると同時に、店舗コミュニティの情報共有のベースの販売店リソースを拡大する。ソーシャルネットの一環として、お客様を支援する。

 8.7.3 発信でマーケティングを変える:店舗のメッセージ系・コンテンツ系からの発信で市民を変え、マーケティングを変えていく。メーカーからは車を使うための情報を発信、マーケティングの改革を理解してもらう。クルマ・お客様・メーカー・販売店でのコラボ環境を作り、コンテンツとして、蓄積する。

 8.7.4 スタッフに位相化プロセスを示す:店舗の位相化の為のプロセスを再確認する。コンテンツ系はタブレット活用で、新しい紙でのコミュニケーション、メッセージ系はモバイル・ライブラリでのリアルタイムでのコラボレーションと見なす。スタッフの意識をソーシャルネットでお客様に向け、社会に参画する。

8.8 企業が社会の位相化に参画

 8.8.1 ポータルでつながる世界を作る:ポータルで本部の情報、メーカーの情報と連携して、知識を備える。店舗でのコラボで討議して、意識を明確にする。本社・店舗間のポータル連携と、お客様からのフロー情報をグループで共有して、展開する。クルマを使う、多様なケースで市民との有機的につながる。

 8.8.2 個人の分化が組織の分化を促す:店舗をコミュニティと捉え、知識と意識をまとめて、スタッフの分化でマーケティングの変化に対応する。ソーシャルウェブで社会と接続し、グループ活動で限界を超えて、組織の分化を促す。その過程で、サファイア循環の四つの機能の意味合いを明確にする。

 8.8.3 企業は地域から環境社会に対応:2015年のインフレーションなどを想定すると、地域コミュニティが前提となる社会になる。コンパクト化、シェア社会、ローコスト・ローエネルギーに対応していく。変革は地域主体になるが、企業は先行して、社会改革を行い、ゆるやかな環境社会へ変えていく。

 8.8.4 企業を変え、地域・社会を変える:店舗コミュニティは市民コミュニティと一緒に使うための社会をめざす。カーシェアリング支援、新しい概念の車つくり。地域のテーマとしては、いい町・いい社会のために、新しい交通体系とか、地域エネルギーの地産地消を一緒に作り上げる。エネルギーも同様に対応する。
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