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現在のクラウド セールスフォース・ドットコム

『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜすすまないのか?』より

コツコツ、バラバラにコンピューターシステムをつくるのは無駄だというスローガンを掲げて登場したのがセールスフォース・ドットコムだった。セールスフォース・ドットコムの最初のキャンペーンポスターはゴーストバスターズの禁止マークに押し込められたお化けをパロディーにした“No Software”だった。神の子が雲の世界に帰りたくなったのだ。

本書の冒頭でも紹介したようにセールスフォース・ドットコムが提供したのは営業をする人が情報共有をするためのツールだった。

セールスフォース・ドットコムは自分たちが提供するソフトウェアだけではく、ソフトウェアを販売している会社がそのソフトウェアをセールスフォース・ドットコムと同じ形で提供できるサービスも提供している。アップエクスチェンジ(AppExchange)だ。

AppExchangは市場力学を利用していた。そのほうがコミュニティーは機能する。他のマーケットプレイスもそうだが、顧客は必要なアプリケーションを探し出し、試し、その感想を他のユーザーに話すことができる。ユーザー同士が交流すれば、そこにアプリケーション開発者にとっての巨大な顧客基盤が生まれる。それは当社にとってもすばらしい事業機会となる」(マーク・ベニオフ、カーリー・アドラー『クラウド誕生』斉藤英孝訳ダイヤモンド社、2010年)

アップエクスチェンジヘの期待は大きい。しかし、提供されているソフトウェアにはあまり魅了的なものがない(著者の主観)。大もとのセールスフォース・ドットコムに連携するソフトウェアがほとんどで、使い勝手のよさや、使用した際の効果をあまり感じられない。

セールスフォース・ドットコムのアップエクスチェンジでランキングをのぞいてみるとこうなっている。

トップ10のすべてがセールスフォース・ドットコムとの連携ツールだ。しかも、セールスフォース・ドットコムに依存した小ぶりなものばかりだ。エコシステムではあるがセールスフォース・ドットコムヘの共棲動物、共棲植物ばかりになっている印象だ。しかも、アウトルック、リンクトインというほかのメジャーサービスとのつなぎを行なうものがトップ3を占めている。

ちなみに日本語サイトでは、図表612のようになっている。

第一印象は人気ランキングといいながら、レビューがきわめて少ない。つまり利用されていないということだ。次に思うのは、2位のグロービア オーダーマネジメント以外は、派生機能を提供していること。グループウェアであったり、帳票作成、地図連携、メール配信、ニュース配信であったりだ。

こうした便利機能で生産性が上がることもあるが、私の経験からすると、こうした機能はなくてもいいものだ。つまり、どうしてもその機能が欲しい人以外は使わないということだ。使う人によってはどうしても欲しいという人もいるだろう。しかし、そういう人がそれほどいるとは思えない。共棲型のものはしようとして、かえって小ぶりになってしまっている印象だ。そうではあるが、こうした核から外れたものをバカにしてはいけない。進化は辺境から起こるからだ。

セールスフォース・ドットコムが初期のクラウドに進化的爆発をもたらしたことは間違いない。セールスフォース・ドットコムに続いたのがネットスイートであり、アリバであり、サクセスファクターズであったからだ。しかし、こうしたメジャーなクラウド同士の連携はアップエクスチェンジではまだ起こっていない。まだまだマーク・ペニオフが目指した状況にはなっていないということだ。

アップエクスチェンジはセールスフォース・ドットコムを中心にエコシステムを形成し始めていることは間違いない。これから進化を助長する豊かな生態系になっていくことを期待する。
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クラウド以前のクラウド的なもの カーシェアリング

『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜすすまないのか?』より

シェアという概念はまさにクラウドの思想だ。すでに車、自転車、家、服などさまざまなシェアが実現している。最近のシェアの広まりにはインターネットの普及も一役買っている。シェアがもっとも普及しているカーシェアリングでクラウドな要素を見てみる。

自分で車を所有せずに利用する形態にはカーシェアリングのほかにレンタカーがある。カーシェアリングには次に説明するようにいろいろな形態がありレンタカーに近いものもある。大きな違いは、レンタカーの場合は、レンタカーオフィスがあり、そこでレンタカーを借りる。カーシェアリングの場合、オフィスに行って借りるということはない。最近ではインターネットを使って極力人手がかからないように運営されている。

もっとも古いカーシェアリングの取り組みは、1948年にスイスのチューリッヒにおいて実施された。当時の取り組みは、車を購入できない人を対象としたものであった。大型コンピューターを所有できない人や企業が大学などにあるコンピューターをネットワークでつないで利用した初期のコンピューターの利用と同じく、最初は費用の制約を越えるためにシェア(クラウド)があったのだ。

カーシェアリングには、4つのタイプがあるとされる。それぞれのクラウドな視点を見てみ1つ目は運営組織が車を所有するもの。

2つ目は地域内で車を見つけて乗り、地域内の好きなところで乗り捨てられるもの。

3つ目は会員の誰かが所有する車を必要に応じて貸し出すもの。

4つ目は会員の誰かが所有する車を相乗りして通勤などに使うもの。

まず、クラウドの追加の要件で見てみる。

4つに共通するのは、車の空き情報、位置情報などが共有される点だ。人間が果たす役割は、空いているときは使わないともったいないので使いたい人に使ってもらおう、あるいは相乗りして効率化しようという気持ちの部分だ。競争はシェアとは対極の行為であるが、シェアにも競争はある。1つ目、2つ目は中核になる組織があるので会費の安さが競争要因となる。3つ目、4つ目は、運営組織としては会員をたくさん集めること、車の所有者としては気持ちよく使ってもらえるように車を維持し乗車時間を楽しく過ごすことだ。

1つ目は、起点型。レンタカーに近いものだ。中心となる組織があって、その組織が車を所有し、その組織の会員が利用する。ドイツではカンビオ、ドイツ国鉄、スイスではモビリティ・カー・シェアリング、米国ではジップカーなどがある。この型では会員数を増やし、事業を大きくすることでシェアする車の購入単価を下げることが事業の成否を分ける。米国最大のジップカーは70万人の会員と1万台の車を所有している。事業の規模が成否を分ける点はアマゾンやグーグルのクラウドビジネスとイメージが重なる。会員がある程度以上の人数になると同時に使いたい人は会員数と比べるとそれほどいないので少ない台数やリソースでやりくりできるということだ。一見、データとは結びつかないように見えるが、実は、その巨大な会員ネットワークの行動データが収集されるという側面がある。

2つ目は、地域内自由確保/乗り捨て型。これも中心となる組織があるものだ。ある地域の中で利用者は自由に車を確保し、自由に乗り捨てられる。自由ではあるが正確には町の多くの駐車スベースで車の確保、乗り捨てをしている。鍵は物理的なものではなく、番号などにする工夫がされる。ドイツでは、ダイムラーやBMW、フォルクスワーゲンが新しい都市交通の実証実験として取り組んでいる。コンピューターでいえば、モバイルインターネットに相当するだろう。モバイルでインターネットに接続できれば自分が使いたいデータをどこからでも使えるからだ。ここもまだデータは行動記録が収集されるだけで何も生み出していない。

3つ目は、共同利用型。組織は車を所有しておらず、(会員)所有者と(会員)利用者のマッチングが行なわれる。この型では、所有者は利益を追求せず、利用者側は駐車料金やガソリン代だけを負担する。知り合いの会員同士でのカーシェアリングから始まり、近年では所有者と利用者を結びつけるための組織が設立される事例も目立っている。英国のウィップカーは、すでに450都市で所有者と利用者を結びつけるプラットフォームとして機能している。コンピューターの世界でいうと、宇宙からの電波の解析を世界中のパソコンで分散して行なっているシステムのが近い。所有者が利益を追求しない点はオープンソースに近い。利益を追わないところに示唆がありそうだ。

4つ目は、相乗り(ライドシェアともいう)だ。都市部への乗り入れが制限される欧米の都市近郊で普及している。SNSで相乗り相手を募集することが多く、ものとしての車のシェアがコンピューターのクラウドと融合した形態ともいえる。欧州で人気が高く、仲介サイトのカープ・リングやリフトシェアでは、それぞれ欧州全体で毎月200万人以上が相乗りに成功しているという。趣味や好みが合う人や、同じ分野の研究や勉強をしている人と通勤時間をシェアすることもある。相乗りメンバーのマッチングが行なわれているのだ。ここまで来るとシェアによって新たな価値が生まれている気がする。

車は、騎士やカウボーイの馬に相当するといわれる。いい馬をもっているということが自慢になるのだ。また、たくさん車を売りたい自動車メーカーからするとカーシェアリングは歓迎するべきものではない。しかし、社会全体の効率性は高まる。これらの点はコンピューターにも当てはまる。個人でも企業でも、高性能なコンピューターを所有することはそれ自体が誇りに思えることだ。コンピューターメーカーからしても、クラウドが普及することは機器が売れ レンタカー業者がやるシェア、自動車メーカーがやるシェア、利益を求めないシェア、目的が合う仲間で時間を共有するシェア。クラウドとデータの関係も同じように発展するのではないだろうか。行きつくのは「私がもっているアイディアをシェアするよ。だから一緒に考えようよ」という世界観だ。
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クラウド以前のクラウド的なもの 図書館

『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜすすまないのか?』より

クラウドを電子的なデータの共有の場と定義すると最初のクラウドはWWWとなり、生みの親はティム・バーナーズ・リーとなる。しかし、情報の定義を広げて知とすると最初の大規模な知の共有の場は図書館であり、アレキサンドリアの図書館の例を見てみよう。

アレキサンドリアの図書館への蔵書の蓄積は、WWW上で行なわれていることに近いものがある。強制的に蔵書を供出させていたのだ。アレキサンドリアに入港してくる船が積んでいる蔵書はすべて没収され、写本が返還されたのだ。当時いかに本(情報、知識)が貴重であったかがうかがえる。まさに競争によって知を獲得していたのだ。そして、アレキサンドリアでは世界の英知が図書館によって、共有され、公開された。今ならグーグルがやっているように自動の写本機(スキャナー)で写すことができるが当時は手で書き写していたのだ。まさに人の力によって知のクラウドを築き上げたのだ。

我々はWWW上で我々が何かを買ったり、何かを調べたりすると、その記録を全部吸い上げられ利用される。もちろん、我々が要求すれば履歴を見せてくれる。アレキサンドリアの図書館で行なわれたこととWWW上で行なわれていることは似ていないだろうか。アレキサンドリアの図書館の時代は、武力に抗しがたく蔵書を提供した。現在は、利便に抗しがたく履歴を提供している。紀元前の武力を背景にした収集は、現代の使わざるを得ない状況におかれてアマゾンやグーグルやフェイスブックに履歴を収集されることと同じではないか。紀元前の知のクラウドと21世紀の知のクラウドは、情報提供を強制されるという点を共有している。

21世紀の図書館は様相を変えている。現在は我々がこの本を蔵書してくれと頼むと多くの場合、図書館は蔵書に加えてくれる。この図書館の寛大さは、書籍の販売を少なくするという抗議を受けている。社会として知の共有を進めることが、個人(著作者)の利益を損なうという抗議だ。WWWの世界で同じ論理が当てはまらないだろうか。我々がネット上を徘徊した履歴が分析され、それをもとに表示された広告によって我々の出費が増えたという抗議もありうるのではないか。

私は、図書館が我々の要望に応えて蔵書を増やすことは気にならない。図書館が知の共有の役割を果たすことを基本的に肯定する。蔵書だけでなく個人の行動に関する情報についても同じことをするといいと思う。たとえば、グーグルやアマゾンがもっている個人の行動記録を個いろなビジネスをシミュレーションすることができる。もし図書館がその役割を果たせば公立の「情報センター」だ。最新ではないとしても、グーグルやアマゾンがつい数カ月前まで使っていた情報を無料で利用できるようにするのだ。情報があるということは創造の炎に油を注ぐ。

米国の都市部の図書館は新産業創造の起点となっている。事業計画の書き方や、プレゼンテーション、法律やIT技術に関する無料講座が連日開催されている。そのひとつの機能として、「情報センター」は考えられないだろうか。
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歳始めの34冊。どうしよう

未唯へ

 本当に寒い。部屋が特に寒い。動けない。7時には出るつもりだったけど、ぎりぎりの8時20分に出かけた。

岡崎市中央図書館の6冊

 岡崎図書館にはせっかく来たけど。ほとんどなかった。まあ、予約しておいた、アマゾンの本を手に入れたぐらいです。

 162『仮想戦争』イスラーム・イスラエル・アメリカの原理主義

 024.0『ワンクリック』ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛 933.7『世界が終るわけではなく』

 509.1『氾濫するマーク』 多様化する認証

 433.1『糖質制限食ハンドブック』食品の糖質量がひとめでわかる!

 723.3『ドガ』 踊子の画家

豊田市中央図書館の28冊

 豊田市の方は、新刊書が出ていた。知らなくて、開館直後に間に合いました。新刊書が一杯ありました。おかげで28冊です。どうするの。これは本能です。

 全部、返したつもりだってけど、2冊が部屋にあると言うことでした。ちょっと探したが見当たりません。部屋を片付けないといけない。

 335.89『自分たちでつくろうNPO法人!』認証・登記から認定NPO法人まで NPO法人設立完全マニュアル

 413.5『リーマン予想の探究』ABCからZまで 数学最大の難問! 整数と多項式を対比する絶対数学というリーマン予想解明のための最強の考え方とは?

 611.46『みんなで決めた「安心」のかたち』ポスト3.11の「地産地消」を探した柏の一年

 597.5『片づけたいのに片づけられませんっ!』怠けているわけじゃないあなたへのすっきりアドバイス

 311『政治はなぜ嫌われるのか』民主集の取り戻し方

 289.1『新島八重ものがたり』

 145.4『マインド・コントロール』

 498.6『パンデミックを阻止せよ!』感染症危機に備える10のケーススタディ

 131.1『哲学の起源』

 292.2『わがまま歩き 中国』

 024.13『TOKYO BOOK SCENE』読書会、ブックカフェ、古本市… ブックカルチャーはここから始まる! 読書体験をシェアする。新しい本の楽しみ方ガイド

 007.35『Google A BIOGRAFIA』

 748『世界のドア』ディテール写真史料シリーズ

 369.28『精神保健福祉白書 2013年版』障害者総合支援法の施行と障害者施策の行方

 361.9『OECD幸福度白書』より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較

 336.3『リーダーシップ論』より高い成果をいかにしてあげるか

 336.98『楽天ではなぜランチがタダで食べられるのか』社長も社員も得する経営・節税ノウハウ

 380.1『いま、柳田国男を読む』

 318.6『僕ら地域おこし協力隊』未来と社会に夢をもつ

 319.3『古典外交の成熟と崩壊Ⅰ』

 319.3『古典外交の成熟と崩壊Ⅱ』

 547.48『LINE』なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?

 336.17『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜ進まないのか?』

 414『大人のためのやり直し講座 幾何学』ピタゴラスの定理からメビウスの帯まで

 372.53『デジタル社会の学びのかたち』教育とテクノロジの再考

 318『地方自治論入門』

 199『ユダヤとは何か。』pem BOOKS 聖地エルサレムへ

 210.76『変わる社会。変わる人びと』二〇世紀のなかの戦後日本
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革新企業は社会の仕組みを変える

パートナーを忘れられない

 もう、パートナーとは関係ないのだ。今年は一切、忘れようと。

 だけど、どうしても出てきます。1日の夜の夢もほとんど、それでした。なぜ、こうなったのかをリピートしていた。3日も同じです。新しい事業を起こしている夢でした。

 はっきり言って、来週月曜日、顔を見るのがこわいです。勝手に一人でこわがっているだけですけど。だから、頭からすべて追い払おうとすればするほど、やばいですね。

 やはり、開き直らないとダメですね。どこまで、開き直れるか分からないけど。未唯宇宙に専念します。その結果がどうなるかは考えない。今、やることです。

電子出版で著者と読者をつなぐ

 電子出版の最大のメリットは、著者と読者がつながることです。編集はネットで、有料でチェックしてもらえばいい。

 今まで、編集者が著者を探し出して、読者を想定して、印刷をしたことで、本は堕落したのです。売れないとしょうがない。発行部数によるのです。発行部数=ムダです。

 本というものは、元々は自分が見つけたものを皆に知らせたいという心で行われていた。今後の本は、その概念で。著者と行動を移せるようにするかです。そのために、いかに電子書籍として、皆に渡すかです。本が知識の拡大、情報共有の拡大を果たします。

 あとは、著者に、お金が入る方法を考えるかです。今の印税であれば、ザナドュー空間でどうにでもなります。次の本を考えることができます。それよりも、自分のアイデアを読者と共に、行動に移せることができるのです。それが著者にとって、最大のメリットになります。

 電子書籍にとって、図書館は微妙な立場になります。まあ、読書とかグループの物質的な場を与えるぐらいでしょう。だから、図書館そのものをクラウド化してしまう手です。電子書籍の印税を払えばいいかもしれない。

 ブックリーダーはキンドル・ペーパーのように安くなります。その時は本を買うのではなく、図書館の権限で借りることです。Yahoo!とかAmazonとかGoogleだけが電子図書を乗っ取る形になっている。個人ライブラリでの情報共有を著者と共謀して、市場を作り出していく。

 自費出版も安くして、音楽と同様に、何千円ではなく、20円、30円にしてしまえばいい。そうすれば、メール代よりも安くなります。重要なのは、電子書籍で著者と読者で行動を起こせるようにすることです。

 著作権フリーのザナドュー空間を目指しています。何しろ、フリーです。ただし、本自体の思想の影響のチェーン付けします。

 キンドル・ペーパーの世界をつなげていけば、個人の電子ライブラリはできる。それも何千冊とか何万冊とか。私でさえ、2千冊持っています。メールで送付できます。元々、15千冊から選んだ2千冊です。

電子書籍の体系を未唯宇宙で

 その時に重要なのは、その本がどこに位置づけられるかという体系です。NDCでは分類だけです。

 私にとって見ると、未唯宇宙の中にどうやって、それが位置づけられて、それが次の世界に反映されるのかです。

誰も居ない会社に出勤

 9時過ぎになっているけど、この室の連中はだれも出てきていない。本当に、ここに来ると空虚ですね。これが実体です。他人の存在を信じてない、私の心にはピッタリです。私からも見えてないけど、相手からも見えていない。これは幸いです。

 「組織と闘う」という項目は、今回のことで追加したと思ったら、前からありました。7.2.2.4です。かなり、宇宙の旅人っぽいですね。偶々、ここに居るというだけです。

歴史編は完成に向かっている

 歴史は5.4.4まで、直すところがなかったということは完成に近づいています。これで骨子はいいので、未唯宇宙の整理ですね。まあ、この先の40年の歴史の方が重要ですけど。2050年にどのような変革点を求めるか。

未唯宇宙の作業状況

 3.社会と8.環境とはかなりダブっている。境界線はあまりハッキリさせない方がいい。これは見方の差です。どっち道、同じところへ行きます。3.社会はあくまでも2015年までです。8.環境は2050年までをターゲットにします。

 次は8章から10章の未唯宇宙に向かいます。それまでに、ブログの反映をさせないといけない。10章はブログだけの反映だけではなく、それをブログに表出させます。

サファイア革命の連携

 やっと、1章まで遡りました。ここまで来て分かったのは、各ジャンルに点在するサファイア革命が横に連携されていることです。それらを立体的につなげるかは、その先の話です。とりあえずの提案はこれだけです。

コミュニティのライブラリは電子書籍で

 今までは市の単位で図書館があったけど、グループとか個人の単位で集めて、ネットワークでつなげれば、膨大な図書館になります。それがコミュニティの知識と意識をバックアップします。

 そこでは、ライブラリと未唯宇宙との関係がテーマになります。

革新企業は社会を変える

 この企業はなぜ、革新企業と言われないのか。色々なものを作ってきた、生産システムも作ってきた。結局、モノを作ることしかしてこなかった。

 なぜ、アップルは革新企業といえるのか? モノづくりから仕組みづくりに変えて、社会を変えてきた。

 この会社の欠点がそこにあります。尊敬されて、革新企業と言われない。売ることが中心で、マーケティングを変えることをしていない。今は、社会を変えるために、この企業の力を変えないといけないときです。

 新しい機構の商品にしても、自分達でインフラ作りをしているわけではない。行政に任せている。その途中で機構を変える可能性があるからでしょう。

 地域とのつながりで地域を変えることができない以上は、革新企業とは言えない。動かない商品を地上を占有したままで、良しとしていることです。

 商品を地面の埋めることぐらいを考えないと、革新とは言えない。それとシェアして、常に動かすことです。

未唯へ

 本当に寒い。このうちなる世界から脱することは、3ヶ月はダメでしょう。
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