新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

memo 2 : 発拳の練習

2008年01月31日 16時07分52秒 | Weblog
  ・発拳の練習
   まず馬歩でつるべの動きを復習します。
   立ち足が異なるだけでその他は同じです。

   次に一段8番の掩手肱捶の3つ目の動作 合臂guo拳の型を確認。
   左手は剣指で突き出し、右拳は左ひじのそば右下に寄せます。
   やや右方向に身体を捻って重心も右寄りににためた形です。

   この状態から転腰と重心移動を一気に解き放つのが弓歩発拳です。
   弓歩発拳では、右ひじの軌道はほぼまっすぐ腰から伸びていますが、
   右拳の軌道は楽譜でいうヘ音記号をひっくり返したような軌道になります。

   右拳の移動開始が右ひじから遅れるように動かすことで
   ムチのようなしなりが加わります。


   弓歩発拳とは、
   「重心移動+転腰+右腕の内旋+ひじから先のしなり」を
   拳に載せる型です。
   緩やかな動きが多い太極拳では数少ない
   「コンチクショー!」的攻撃なのです。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発拳 (小田です)
2008-02-07 10:08:02
陳式太極拳は、「コンチクショー!」、を
形にします。単純といえば単純、素直と言えば
素直でして。

発拳、この言葉はNEW!ですが、分かり易い。
広い範囲では、「発気」と言っています。
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