新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年8月25日の京都教室

2007年08月27日 19時14分25秒 | Weblog
例年は立秋、そしてお盆も過ぎると
途端に涼しくなり、秋の気配がするのだが
今年はいつまでも夏ががんばっている。

立っているだけで汗がタラーッと流れ落ちて
くるが、汗も体内循環の一つと思うと
心地よさが感じられるから不思議だ。

・関節の円運動、ストレッチ、長拳は「側踢腿」を
 繰り返し練習する。暑い中休まずに来ていた人は
 「リズムができてる 嬉しい発見だった。

・太極剣32式 
 集中力が落ちる三段の八つの型と四段の
 30番.丁歩 回抽までを、歩型に注意しながら練習した。
       
・気功 

・陳式太極拳36式 
 これも集中力が落ちる三段を取り出し、歩型に注意しながら
 練習。下半身が決まると動きは安定し、スムーズに
 動けるようになる。

記:小田先生

来週の教室ブログは、ブログ管理者の右田さんにバトンタッチ
頼んます
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2007年8月18日の京都教室

2007年08月27日 18時42分24秒 | Weblog
◎スワイショウ、ストレッチ、関節の円運動
 
 ◎長拳
   ・正踢腿
   ・斜踢腿
   ・外バイ腿
   ・里合腿
   ・側踢腿
   ・踹(ツアイ)腿
 
 ◎剣32式
   ・28.撤歩反撃(ヅァブファンヂ)
   ・29・進歩平刺(チンプピンツ)
   ・30・丁歩回抽(ティンプホイチョウ)
   ・31・旋転平抹(シェンヅアンピンモ)
   ・32・弓歩直刺(ゴンブヂーツ)
   ・  ・収勢  (ショウシ)
さくらコース、すみれコース、それぞれ套路

 ◎気功
   ・七星気功
   ・昇降ツュアン
 
 ◎陳式太極拳36式

  さくらコース套路
  すみれコース3段まで、それぞれ演武

  暑い日でしたのでこまめに休憩を取りながら
  進めました。

記:磯野先生
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2007年8月11日の京都教室

2007年08月11日 19時52分07秒 | Weblog
気温37℃??

この日は暑かったですねぇ。
暑さのせいで頭がやられてたワケじゃないと思いますが、
この日は行くとこ行くとこできれいな女性に目を奪われていたよ~な

「や、こんな日もあるんだなぁ」なんて
やっぱり暑さで頭が?


さてさて、
前の日ビアガーデンで気持ちよくビールとワインを飲んだおかげで
目が覚めてもまだ・・・

はい。今週の遅刻の言い訳でした。
ともかく、準備運動もそこそこに剣の練習から参加。

1.楊式太極剣32式
  まずは最初から先週までに習った26.弓歩 挂劈(ゴンブ グゥアピ)
  までをおさらい。

     
  
  次に本日のテーマ
  27.虚歩掄劈(シュイブ ルンピ)
  剣を大きく回し剣刃で切る動作を教わりました。

  この動作、
  24.虚歩点剣(シュイブ ティエンチェン)と似て非なるところがあり、
  その動作の違いを知ると、またおもしろくなります。

  虚歩 点剣は剣尖で刺すための動作ですから、
  振り返りの際の剣の軌道も大変コンパクトです。
  脇も閉じています。
  
  虚歩掄劈は剣を大きく回し剣刃で切る動作ですから、
  右後方を振り返り(右転腰)、剣を伸ばし手首を返して
  前方に向きを変えつつ(左転腰)、
  体の回転とともに、返し伸ばした剣を袈裟懸けに切る。

  胴体と足腰の動作は大変よく似ておりますが、
  終形における体の向きも確か異なります。
  
  この日はこの後剣ミニ表演を行いました。
  動画はすみれの皆さんです。
  今日習ったところまでみごとに表演されていました。

  さくらの皆さんは套路でした。
  が!私は今日習ったところで頭が真っ白に。
  套路をやりながら、
  「あぁ、体がほぐれてきた。」
  「準備運動してないからなぁ。」
  「ほぐれてくると、こんなに動きが変化するのだなぁ」
  「心身の準備ができていないと、剣をやりながら体のあちこちの
   スイッチを入れていかないといけないなぁ」
  などと感じていたら、
  「ん?次何するんだっけ?」という状態に
  心身の準備ができてないといけませんねぇ。

  この日、気になった言葉は「手首は柔らかく」でした。
  剣を持つのでついつい手首が力みがちかもしれませんが、
  「手首は柔らかく」が動作をしなやかにするそうです。

2.気功
  樹木(タントウ) 松の木と言われたような。
  
3.陳式太極拳36式
  この日の太極拳は全員で。
  一段:手の動き
  二段:足の動き
  に注目しながら動きました。

  今日の講義(小田先生)
    太極拳の特徴
    ・呼吸が合わないと無理が出ます。
    ・呼吸の緩急がポイントです。
     例えば、右金剛搗碓とか、掩手肱捶がそうです。
    ・馬歩は靴が平衡になっていると安定します。
    
  確かに
  ハの字になっていると太ももでふんばることになるので
  しんどいですよね。

4.特記:股関節の緩みについて

  太極拳の動作が少し楽にできるようになったのは、
  股関節の緩みが感じられるようになった頃からです。
  
  例えば、教室の練習で最後に整理体操をしますが、
  腕を上に伸ばして脱力する動きがありますよね。

  あの脱力の時、膝を若干曲げますが
  膝を曲げるのではなく、関節の力を抜く気持ちでやっています。
  関節を支えている筋肉を一瞬緩めるような。
 
  そうするとほっといても膝が曲がりますんで、
  緩めるのは一瞬でいいですけど。
  全身そんな気持ちで関節をOFFにすると、
  腕も重力で自然と落ちます。


  関節の力を抜くという感覚には、
  こんなところからもアプローチできるかもしれません。


  8/4に書いた股関節を緩めるという感覚について
  違った方向から言葉にすれば、
  股関節の力を抜いても上体が倒れないのは
  上体がバランスのいいところに乗っているから
  (つまり正中線がまっすぐになっているから???)
  かもしれませんね。

  そう考えると、
  股関節を緩める感覚をつかむには姿勢
  すなわち8/4の今日の講義の説明が
  “トビラのひとつを開くカギ”なのかもしれません。

  
  もうひとつ付け加えると、
  “上体がバランスのいいところに乗っている”時に
  そのバランスの土台となっているのは
  上体を支えられる状態となっている足、股関節、
  ひいてはそれらに乗っかっている骨盤の中心にある“丹田”
  ということになるのでしょうか。

  よく“腰を回す”と言いますが、
  太極拳の動作で腰を回す時は
  腰椎を回しているねじっているわけではありませんよね。
  
  股関節や膝、足首の動きを使って
  正中線を軸として骨盤を回しているのだと思います。

  最近はそんな感覚です。

  足が気持ち悪い
  ステップが違う、運んだ位置が具合が悪い、
  居心地悪い
  動作がぎこちない
  バランスが悪い

  そんなことを感じながら、いい動きを探しています。


では、また来週・・・といいたいところですが、
土曜日はしばらく病院通いになるかも。
またお会いしましょう。
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2007年8月04日の京都教室

2007年08月04日 18時27分28秒 | Weblog
8月の京都土曜教室は
4日、11日、18日、25日です。

私、18日は九州、25日は鈴鹿におりますので、
両日は欠席いたします。


さて、本日はとてもいい天気でしたね。
もうしっかり夏です。
回転系の長拳の季節ですが、
あいかわらず遅刻が多くほとんどできておりません


1.準備運動
  今日の風景です。
  


2.楊式太極剣32式
  まずは第三組から復習です。
  そのあと、
  26.弓歩 挂劈 ゴンブ グゥアピ
  下に差込み剣刃で切る動作です。

3.気功
  樹木(タントウ)と潜心禅掌


4.陳式太極拳36式
  まず三段を通してやってみました。

  基本練習
  ・進歩(チンプ)
  ・退歩(トイプ)
  いずれも重心を移動したことで
  虚となった方の足の動きを意識して
  練習しました。

  今日の講義
  正中線をまっすぐ保つために、
  正中線を体の中にイメージしてまっすぐ保とうとするよりも
  重心にしっかり体が乗るように動くことを意識する。
  そうすれば、自然とまっすぐな正中線が体の中に現れる。

  かな?
  このことに意識を向けながら三段を練習しました。

  
  22.背折靠(ベイチェガオ)の(1)転腰折腕 (2)捩腰折靠
  23.青龍出水(チンロンチュウスィ)の
     (1)転腰右掩肘 (2)転腰左掩肘 (3)弓歩撩手 (4)馬歩右弾拳
  24.白猿献果(バイユェンシェングゥオ)の
     (1)転腰下捋 (2)転腰掤臂 (3)転腰収拳
  25.左六封四閉(ヅゥオ リュウフォンスゥビィ)の(3)馬歩分掌
  26.右単鞭(ヨゥ タンビィエン)の
     (1)転腰錯掌 (2)転腰出鉤 (3)擦歩扣脚 (4)馬歩拉横掌

  他の部分にも共通することなのでしょうけれども、
  馬歩、弓歩、擦歩や転腰の動作において
  骨盤の中心付近に自分の上体が乗っていないと
  バランスがずれているためか、股関節や足がしんどい気がします。

  逆に乗っているな、と感じられるときは
  股関節を緩めても倒れません。

  また、そんな時は
  馬歩、弓歩、擦歩や転腰の動作が楽になるように感じられます。


5.思ったこと
  太極拳の動作そのものに意識が集中すると、
  ともすれば上体が傾きます。

  前方に意識が向けば前方に、
  左方に意識が向けば左方に。
  
  不思議なもので、
  意識が向いた方向に体がのめり込むことがあります。
  ですが、それではバランスを欠いているような気がします。

  「上体はあくまで我が骨盤の中心にどっしりと乗ってまっせ」
  そんな気分になれると、安定がよいように感じられます。
  さて、そこが丹田なのでしょうか?


  ちなみに、普段の姿勢においても
  骨盤の中心で上体を支えられない人は
  腰を痛めやすいなんて話もどっかで聞いたような。

  また座った姿勢においても
  骨盤の中心付近で上体を支えられる姿勢は
  背もたれを必要としませんね。

  まだ続きがありますが、
  それは次週ということで。

では、また来週
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