新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

memo 1 : 肘の円運動について

2007年11月30日 09時45分22秒 | Weblog
  関節の円運動の中で、
  肘の円運動は
  上体を虚とする練習になる気がしますね。

  ひじを中心とする内旋、外旋を意識しすぎると
  「ひじを一点に固定しなきゃ」と力むような感じになりませんか?

  肘の円運動の開始のに入ったら
  まず肩と肘の関節の力を解きます。
  すうっと関節が下がるような感じがします。

  「その解けた状態で肘の円運動をする」ことが
  虚となった状態で身体を動かす感覚と同じであるようです。
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memo 2 : 五歩拳 四の型  歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)の腕の動き

2007年11月29日 07時51分02秒 | Weblog
  腕の動きを重点的に、とは言っても
  五歩拳の場合も
  基本的に肩や肘の関節に力みはないです。
  各型の終形に入るとき、ストレッチのような状態になりますが。



  冲拳に腰の回転を載せる。
  拳に意識を集中して突き出すのと、
  体の回転に意識を向けてそれから動作につれて
  肩、肘、拳へと意識を延ばすように拳を突き出すのとでは、
  体の動きが異なるように感じられます。

  後者の場合は、結果的に拳が突き出されるような感じです。 
  腕に力みがありませんので、よく伸びそうな気がします。
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memo 3 : 正中線のブレについて

2007年11月28日 07時56分39秒 | Weblog
   左腕の動作が右腕に呼応していないと、
   右腕の動作により生じる反動を
   身体で受けることになるのかもしれませんね。  

   その反動による正中線のブレを感じて
   そのブレを修正しようと体が力むように感じられます。

   それでもブレてしまうと、
   右腕と剣の動きで体が流れる・・・

   左腕の動作には、そのようなバランスを取る意味があるように感じます。

   それにしてもこの剣の基本練習は長拳の動きと似ていますね。
   重心が胸付近にあるあたりなんか特に。

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2007年11月24日の京都教室

2007年11月24日 18時34分56秒 | Weblog
この一週間でずいぶんと冬の足音が近づきましたね。

身のしまる様な朝の清冽な空気はとても心地よく感じられます。
冬の大気のそういうところが私は好きです。


昨日は身体を休めることができて、とても心地よい目覚めでした。
仕事の日と同じ時間に目が覚めてしまったので、
ゆったりした朝を過ごしながら
珍しく10分前に教室に行ったら
後から来た方々がみんな・・・

「あれ、いつもと何か違う」
「なんかおかしい」
「天気崩れるんとちがうか」

もう、みんな・・・



この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.今日の講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動

  今日は波をイメージして放松(ファンソン)してみました。
  もちろん横波です。縦波(疎密波)はちょっとムリあるかな。

  日常的な活動で関節にインプットされている力みをほどいていきます。
   メモ1: 力みのほどき 「緩む」


  
  今日の準備運動で初めて体験した
  腕と身体と足をひねるストレッチはなかなかおもしろかったです。

  もしかしたら“初”は私だけかもしれませんが・・・
  
  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
 
  今日のクローズアップ
  四.歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)の
  腕の動きを練習しました。
  
  この動き、長拳のエネルギーを感じやすいものかもしれません。
  ゆっくりやった方が理解は進むと思いますが、
  手がかりをつかむには、素早い動きを知った方がよいかも。


   メモ2: 素早く動くと・・・

    四.歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)で
  腰の回転を行うポイントは
  ・歇歩(シェブ)に入る直前の立ち姿勢で腰が斜め前を向いていること
  でしょうかね。
  歇歩に入るために回転動作ができることで
  冲拳に腰の回転を載せられるようになるように思われます。



3.楊式太極剣32式

  基本練習
   左腕及び剣指をどう動かすのか教わりました。
   その左の動きに気を配って練習しました。
   
   前述の冲拳と同様であるなら、
   基本練習の剣の動作も左腕の動きあってこそ、
   キレがあるものと推測できます。

   しばらく特に意識を向けておきたいと思います。

  套路
   まだまだ視線と左腕の動きがアヤしいです。
   


4.今日の講義
  ・・・はナシで、
  太極拳を始めて何が変わったかという雑談でした。
  
  Nさん: 腰が痛むことが少なくなった。
       痛みが出てもスワイショウで和らげて癒せるようになった。

  などなど。
  私は変わったことがありすぎて、何をしゃべったらよいやら・・・
  と思っていましたが、ひとつだけ話しました。

  そんなに何が変わったかって?
  それはですね・・・
  まぁ、またの機会に。




5.気功
  樹木(タントウ)から抱球。
  その後、抱球の腕を外旋しながら下げて労宮で丹田を照らす。
  次いで、両掌の労宮を重ねて丹田へ。
  

6.太極拳
  すみれコースとさくらコースに分かれました。

  すみれコースは陳式の4段を重点的に練習。

  さくらコースは
   基本練習は進歩。

   48式で内旋の動作を重点的に復習。
    野馬分鬃(イエマフェンゾン)だったっけ?
    でも、陳式は穿掌(チュアンヅァン)。
    48式では撩掌(リャオヅァン)なのかな。

    一連の動作が終わったら、一旦緩んでからまた繰り返す。
    撩掌の時の視線は指先の少し先。

   この動作をしていると、なんと言うか身体が喜んでる感じがします。
   鏡を見ると、体内が見えなくなる感じがします。
   
   
   次に剣の強化練習
   1段を重点的に。
    起勢(チーシ)
     身体の各所の回転・螺旋を感じながら動きます。
     身体は左へ回りつつ、視線は右剣指へ。
   
    独立 掄劈(ドゥリー ルンピ)
     コンパクトに手首で回し、ひざを切る。
     相手が間近にいると想定することで、
     コンパクトになるかもしれませんね。

    独立 上刺(ドゥリー シャンツ)
     上刺は剣尖を見ること。


   36式
     4段をゆっくりやってみました。
     先生が一番ゆっくりです。
     でも、これくらいが最も呼吸と合う。
     気功の時と同じくらいの心地でできます。
     
     しかし、自分の動きには力みを感じます。
     ゆっくりと動くために
     力まなければならないようでは
     形がまだずれていると感じます。


  ではまた来週
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memo 1 : 力みのほどき 「緩む」

2007年11月23日 00時24分05秒 | Weblog
あくまで個人的な感覚の話です。

  「丹田に向けて呼気をおろ」せるように、
  無意識に姿勢を保持しているホネの周りの力みをほどきながら、
  そういう力みに依存しない姿勢を探します。
  (あくまでそういう“気分”で)

  関節の力みは套路の動きも変えてしまう影響力を持っています。
  特に歩法に与える影響はとてもわかりやすいです。
 
  まず俯歩が変わりました。
  次に馬歩。それから虚歩。そして弓歩、歇歩、独立の順番だったかな。
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memo 2 : 素早く動くと・・・

2007年11月22日 00時29分13秒 | Weblog
  素早く動作する場合、こうなります。

  ・腰の回転が上体の回転として伝わる。
  ・上体の回転が片方の肩を前方へ押し出す。
  ・この肩から腕が撃ち出される。
  ・撃ち出される腕は銃弾と同じように螺旋状に回転しながら
   突き出される。
  
  (午後に動画を見たんですが、こんなイメージでした。)
  また、
  
  ・上体の回転により片方の肩は後方に引き込まれる。
  ・こちらの腕は真っ直ぐ後方に引く。
   腰の回転に巻き込まれないこと。
   肘を真後ろに突くくらいの気持ちで。
  
  引き込む腕の方向はとても重要です。
  前方に突き出す腕が「真っ直ぐ」突き出されるためには、
  後方に引き込む腕が「真っ直ぐ」引かれる必要があると感じました。
  
  例えば
  後方に引き込む腕の肘が腰の回転につられて
  背後に回りこんでしまったら、
  前方に突き出す腕がその回転に巻き込まれて
  横に流れてしまうようであるからです。

  そうならないようにバランスを取ろうとすると
  余計な力が必要となり、
  突きのキレが損なわれるように感じられます。
   

  “肩から腕が撃ち出される”イメージを持つことができたら、
  ゆっくりやっても肘が泳ぐようなフラフラした感じが少なくなりました。
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2007年11月17日の京都教室

2007年11月17日 21時45分27秒 | Weblog
ここんとこ、仕事が立て込んでて身体も軋んでます。
今朝、起きたら身体が歪みまくってるように感じました。

正中線がまっすぐになったかな?と思うときは
大地に対して垂直に並んでいる各点が

今朝起きたら好き勝手な位置にあって
線がジグザクになっているような感じでした。




この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.今日の講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動

  そんなわけでスワイショウに入るまでを念入りに。
  
  まずは放松。
  重心を探して身体をほどいていきます。→メモ1

  自分の身体をダルマ落としのようにイメージして、
  ひとつひとつの重心を一列に整えていくような感じです。
  
  正中線らしきものが体内に見つけられたら
  スワイショウ開始。

  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
 
  今日のクローズアップ
  三.馬歩 冲拳(マーブ チョンチュアン)から
  四.歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)までの
  腕の動きを練習しました。
  
  動作を分解して一部をやってみるのは理解がしやすいですね。

  今日、新たに教わったのは2点。

    起勢から
    一.弓歩 冲拳(ゴンブ チョンチュアン)
    に移る際の視線の動き。

    身体の回転を始めるタイミングで
    視線が先に進行方向を向くようにします。
  
    相手を視線で捕らえてから回転を拳に載せるわけですね。


    もうひとつは、
    七.虚歩 挑掌(シュイブ ティアオヅァン)から
    収勢に移る際の腕の動作。
    これまた全く知らず、勝手に動いてました。



3.楊式太極剣32式

  基本練習
   だいぶ力みが解けるようになってきたかな?
   今度は
   動作の“呼吸”に重点を置いてみようかな。

  剣の動作
   ・剣先までを身体の一部と意識する。
   ・剣に意識を奪われぬこと。
    重心は丹田に。剣先に振り回されぬように。
    流されず、きちんと握って剣身を安定させること。
   
   手が円弧を描けば、剣先も円弧を描く。
   剣先だけを意識して握りが疎かになれば
   剣の動きがふらつくように感じられます。

   かと言って、右腕を力ませるわけでもない。

  以上がこの日感じたことです。



4.今日の講義
  太極拳の流派について。
  大架式と小架式という分け方もできるそうです。
  小架式の方が間合いの取り方が小さいようですね。

  あまり興味は沸かないかも。
  今日はひとまず置いておきます。
  
  長拳と太極拳の違いについてはこちらに転記しておきますね。
   メモ1: 長拳と太極拳の違い


5.気功
  樹木(タントウ)から両掌の労宮を丹田へ。。
  

6.陳式太極拳36式
  さくらコースとすみれコースに分かれました。

  すみれコースは陳式の4段。

  さくらコースは
   基本練習は進歩。
   そのあと48式で内旋の動作を重点的に復習。
今の動きはこんな感じ。

   近々もっと違った動きができそうです。
  

  ではまた来週
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memo 1 : 長拳と太極拳の違い

2007年11月16日 20時35分49秒 | Weblog
長拳と太極拳の違いについて説明がありましたので、
メモしておきます。

重心の位置
  長拳 : 胸の位置
  太極拳: 丹田


上体の姿勢
  長拳 : 挺胸(テイシュン)
  太極拳: 含胸(ハンシュン)
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2007年11月10日の京都教室

2007年11月10日 15時20分40秒 | Weblog
だいぶ書き慣れてきましたので
唐突ですが、
今週から書き方を改めてみたいと思います。
とりとめのない文章ではね。



この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。



もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.今日の講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動
  ・・・。
  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
  今日は五歩拳の各型の動きを1つずつ、
  確かめながら動いていました。

  8つの型があるんですね。
  
  2007年10月13日の京都教室で7つ書きましたが、
  起勢(かつ収勢)を忘れていました。
  これ、足は並歩でいいとして、拳の構えはなんて言うんだろ。
  収拳?
  
  起勢以外の型は足7つ、手4つ
  [足] 弓歩、弾踢、馬歩、歇歩、独立、俯歩、虚歩
  [手] 冲拳、亮掌、穿掌、挑掌
  なんかいい練習になってますね。
  
  今日のクローズアップは、質問したことを。
  二.弾踢 冲拳(ダンティ チョンチュアン)から
  三.馬歩 冲拳(マーブ チョンチュアン)へ移る時の動作について。

  【問】体の回転はどうやっていますか?
  【答】腰の回転です。
  【問】軸足は跳ねますか? 
  【答】跳ねます。

   腰の回転を生み出すには、何をしているだろう。
   軸足の回転はカカトじゃない。 
   ここからまた潜っていくことになりそうなので、
   とりあえず打ち切りましょう。
   メモ1: 三.馬歩 冲拳


3.楊式太極剣32式
  今日のテーマは肩のリラックス。
  
  ・肩は上がらない。
  ・同じ高さで腕が回る。
  
  これがポイントということです。

  いつもの基本練習に続いて、套路を2回やりました。
  
  私が今日覚えなおした点は次の2点。
  
  基本練習
  ・起勢の次の型?かな。
   左手から剣を右手に持ち替える時の構えです。
   【修正前】左手の甲が右胸に密着するほど窮屈にしていました。
   【    後】それぞれの腕に弧が残るように肘と手首を曲げる。
        (よって窮屈にならない)

   ひじをたたみすぎていたんですね。
   なぜそうするとよいかは、また潜って(考えて)みましょう。
   いつか閃くかも。

  もう1つは
  第三組24番 虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)
  の初動で転腰とともに右後方に振り向く動作です。
   【修正前】振り向くと同時に剣と右手を返していました。
   【   後】振り向いた時は右手で剣を切り上げる。
        それから返して、コンパクトに回し剣尖で刺す。

  2007年7月21日の京都教室
  の頃、全くわかっていないことでした。
    


4.今日の講義
  震脚(チェンジャオ)について説明がありました
  その前に先生の一言。
  「遅れてきた人もいるのでもう一度説明します」
  ハイ。それ私です。


  ふくらはぎを使って、かかとを上げる。かかとを下ろす。
  呼吸のように、吸って、吐くように。
  
  地についた時、かかとから衝撃が上がってくる。

  ふくらはぎを使って、かかとを下げると    「トン 」
  ふくらはぎの力を抜いて、かかとを下ろすと 「ドスン」
  
  股関節から上の力が抜けていると、
  腹部に振動が伝わる。              「ドスン。ブルブルブル」

  といった感じ。


  もうひとつ。
  「長拳と太極拳の違い」
    
    長拳は伸び切る。 
   太極拳は伸び切らない。

   ということです。

   ならば、、
    長拳をやって自分の体の100%を知り、
    太極拳で少しだけためる間合いを知る。
 
    そうしたら、
    「途切れないしなやかさ」を備えた動きに近づいていけるかな? 


5.気功
  樹木(タントウ)から両掌の労宮を丹田へ。。
  
  今日は周りを見てみた。
  みんな左手が上になってた。
  右手が上は私だけ?
  

6.陳式太極拳36式
  さくらコースとすみれコースに分かれました。

  
  基本練習は進歩。
  そのあと48式太極拳の動きを教わりました。
  どこの何かもわかりませんが、
  進歩に上半身の動作を重ねていくような印象を受けました。
   メモ2: 48式太極拳(の一部)


  さて、今日は4段を通して動いた後、
  先週の復習です。

  31.上歩七星
     (1)上歩架拳
       前型(30.雀地竜 俯歩穿拳)から
       右足を前に進め、右拳を左拳に(外から)重ねる動作。
       下半身は左足に重心が乗った虚歩の型。

     (2)内旋撑掌
       背面特に腰の力みを解放し両腕の内旋を開始。
       ・・・と先週は書きましたが、
       この辺りの感覚をもっと知るためには、
       一度48式の動作(上記の部分)にどっぷりはまってみた方が
       よい気がしました。

       ひじの力みを解き(ほどき)、
       半胸(ハンシュン)となり、両腕の内旋により作られる
       ソフトボール大の空間に相手を引き込む。

       「解き」には呼吸が重要です。
       直前までの吸気を緩やかに吐き始めることで「解き」を行います。
       
       ここでゆっくりやりすぎて吐き切ってしまうと、
       次の動作ができません。空っぽになってタメが残ってない。 

       ひじから先が反転してできたソフトボール大の空間を、
       相手に向けて押し出すような両掌の押し出しに合わせて、
       タメ残した吸気を解放するように。
       
       力まず静かに、しかし速やかに。
       下半身は虚歩のまま、重心を制御する。
       
       相手に向けて押し出す力とペアである反作用を
       自分の重心で受け止めます。

       そのために、見た目には前方へ力を押し出すようなこの型は
       吸気の解放とともに胸から腹、足、地面へと
       力を伝達させるような気がしています。

       様々な要素が結集して「内旋撑掌」となるような印象ですね。


  ではまた来週
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memo 1 : 五歩拳 三の型   馬歩 冲拳(マーブ チョンチュアン)

2007年11月09日 08時34分47秒 | Weblog
第二型 弾踢 冲拳(ダンティ チョンチュアン)から
第三型 馬歩 冲拳(マーブ チョンチュアン)へ移る時の動作について

感じたことを書いてみます。

体の回転は腰の回転ですが、腰の回転を生み出すには何をしているでしょう。
軸足は跳ねる時、何をしているだろう。


そんなことを考えていました。
答えの1つは2日後に歩いている時に、
もう1つは今この文を書いている時に浮かびました。


答えと言っても“正解”ではなく、
「今度教室でこうやってみよう」という思いつきです。


腰の回転は、第二型の冲拳と第三型の冲拳の移行動作から。
・正中線を軸とする両肩の回転
・腰の回転
・左足の螺旋
どれが最初、なんてさっぱり。
わかりません。


軸足の回転はカカトじゃないですね。
第三型に移行するとき、
回転とほぼ同時に前方へ跳ねる動作があります。

前方へ跳ねる動作を生み出すには、
ふくらはぎのバネが必要です。


これを使うにはカカトではなく、
親指と人差し指の付け根のあたりで回転する必要がありますよね。


今度意識してやってみたいと思います。
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