新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年12月22日の京都教室

2007年12月22日 22時03分51秒 | Weblog
今日は雨でした。
どうせなら雪降ってほしいですねぇ。
少しでいいけど(わがまま勝手・・・)


このところの教室での先生方の指導は
試験と表演に向けて熱がこもっているようですね。

今年の教室は今日が締めくくりでした。

来年の京都土曜教室は1/12(土)から。
京都火曜教室は1/8(火)からです。

皆さま、今年はどんな年でしたでしょうか。
迎える年がよい年となりますよう。
私もまた一年の誓いを立てたいと思います。


この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.休憩講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動
  今日は5分前に着いたので、
  スワイショウをする前に目を閉じました。
  身体を支える筋肉に無意識の力みがこびりついていますから、
  解いておいた方が身体が楽になります。
   メモ1:スワイショウの準備


  スワイショウが終わったらいつものように
  関節の円運動とストレッチです。


  ストレッチの俯歩(プープ)について
   いつもの2つの型の後、
   両手を左右斜め一直線に延ばして俯歩(プープ)をやりました。
   これをやるなら、
   ・鏡で自分の足と腕が平行であること
   ・丹田から上に正中線を定めて上体がそれに載っていること

   を見られるくらい首が立って前を向くようにやってみるとよいかも。


  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
  4.歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)の腕の動作をおさらい。

  今日は自分では全く気づいていなかったクセを
  指摘していただきました。
   メモ2:指摘されたクセ



3.楊式太極剣32式
  基本練習と套路


  套路
   24.虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)
   27.虚歩 掄劈(シュイブ ルンピ)
   の時の左剣指は身体の回転についてくる(添えられている)
   そんな感じでよさそうですね。


4.休憩講義
  太極拳は古い順から
  陳式、楊式、武式、呉式、孫式と
  それぞれの編纂者がそれぞれの思想を込めてまとめていますが、
  間合いの取り方で大きく2つに分かれます。

  大きな間合いで存在感のある型で構成される大架式
  小さな間合いがより実践的とも言われる小架式

  教室で練習している陳式太極拳36式や楊式太極剣32式は
  大架式に分類されます。
  これらの型で間合いを小さく取ってしまうと、
  縮こまっているように見えてしまいます。
  気をつけましょう。・・・とのこと。



5.気功
  樹木(タントウ)から抱球。
  その後、抱球の腕を外旋しながら下げて労宮で丹田を照らす。
  次いで、両掌の労宮を重ねて丹田へ。



6.太極拳
  気功で身に纏った心身状態のまま、套路。
   意守丹田(丹田に意識があること)
   気沈丹田(気が丹田に沈んでいること)
   正中中立(正中線が真っ直ぐなこと)
   
  これらを身に纏うには、
   「次はこう動いて・・・」のレベルを超える必要がありそうです。
 
  呼吸は、深、長、細、均、穏やかに行い、動作と一致すること
  この状態を最重要課題としてしばらく練習したいと思います。


  ではまた来週
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memo 1 : スワイショウの準備

2007年12月21日 22時12分26秒 | Weblog
  今日は5分前に着いたので、
  スワイショウをする前に目を閉じました。
  身体を支える筋肉に無意識の力みがこびりついていますから、
  解いておいた方が身体が楽になります。

  そのままスワイショウをするよりも太極拳の動きも滑らかになるような
  気がします。(あくまで気分だったりして・・・)

  湯船に身体を浮かべるように力みを解いていきます。
  呼吸とともに身体の重みが下に下がっていくようです。
  そしてずれてジグザクになった身体の軸が直線になるように、
  重心を足の裏でバランスよくつかめるように修正。

  これで、私が今できる“スワイショウの準備”が整いました。

  スワイショウの時は、足裏が実、それより上は虚でいいのかな。
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memo 2 : 指摘されたクセ

2007年12月20日 22時06分13秒 | Weblog
五歩拳 七の型  虚歩 挑掌(シュイブ ティアオヅァン)の腕の動き

   7.虚歩 挑掌(シュイブ ティアオヅァン)の後方鈎手となる腕が
   曲がるそうな。
   気づきませんでしたけど、左腕だけなんです。

   そう言われると、右肩と左肩の回転の滑らかさが違います。
   左肩はいつも太極拳の後違和感があるんですよね。
   何かが引っかかる感じ。

   身体が引っかかりを嫌って(庇って?)異なる動作を
   していたようです。自分では曲げていたつもりがないのに・・・

   あぁわかりました。
   引っかかるのが嫌で途中で腕の力を解いています。
   それで肘が下がるんですね。結果として曲がって見えます。

   これを避けるには・・・というか、
   本質的にはどういう動きがよいのだろう。

   この部分の動作をゆっくりやる場合は
   上方円弧を描く回転の間、腕を支える力が必要ですが
   素早く行う場合は
   遠心力に腕を任せればよいので余計な力は不要です。
   必要なのは回転を与える肩の力と鈎手を作る力だけ。

   この2つに限れば、引っかかりは感じないな。
   不思議ですねぇ。
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2007年12月15日の京都教室

2007年12月15日 00時13分34秒 | Weblog
4人に分身したいほどいろんな仕事に好かれて、
最近火曜日の教室に行けません・・・




この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.休憩
5.陳式太極拳36式


1.準備運動
  関節の円運動とストレッチです。

  肘の円運動について
   2人ペアになって、肘の円運動の回転を感じてみました。
   一人がもう一人の背後に立ち、ひじに掌を当ててみます。
   足の幅を変えただけで力の入り具合が変わったそうです。

   肘を回すだけのことが全身運動だと小田先生が言われましたが、
   足の幅を変えただけのことでそれが肘まで伝わるのですねぇ。

  ストレッチの俯歩について
   いつも2つの型をやります。
   この2つは足と骨盤の関係が異なります。
   五歩拳の6.俯歩 穿掌(ブーブチュアンヅァン)の時は、
   この2つ両方使ってますよね。
   左足首を外向きに回す時に形が移ります。
   
  
  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
  今日は、キレのある動作と速いテンポを意識して練習しました。
  キレのある動作を練習するには、擬音よとのこと。心の中でね。

  今日のクローズアップ
  五歩拳の動き全般についてです。
  こちらをどうぞ。
   メモ1:五歩拳の動き全般


3.楊式太極剣32式
  剣は掌と薬指、小指でつかんで、
  手首の曲げと回転を使うことによって剣全体をコントロールします。

  そうすることによって、
  剣全体、剣尖までの感覚を手首でつかむってことかな。

  剣尖が力強い軌跡を描くように剣を扱う、そのための重要なポイントです。

  
  ・・・その次は肘の回転によるコンパクトな振りぬき。
  第三組24番 虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)などがそうですね。


  套路
   え~~っと、様々な動作の細かな違いを教わりました。
   ごらんになりたい方はこちらをどうぞ。

    メモ2:剣の套路の細かなポイント
   


4.休憩
  杭州は良渚のお話。最近5000年前の遺跡が出てきたとか。
  城下町です。5000年前って、ねぇ。

  想いを馳せるのも億劫になるほど昔の話です。
  そんな昔であるのに人が文明を築いていたという。
  
  太極拳は完成されて400年ほどだそうですが、
  完成に至るまでに集約された人々の工夫は、一体何年分でしょうか。
  それは人の歴史に相当するものであるかもしれません。  

  その間に積み上げられてきた叡智を少しでも多く享受したいですね。
  身体を動かしながら、自分の動きに何かを感じたことはありませんか?

  こうしたら動きが滑らかになった、
  身体がほぐれていく、

  同じことを昔の人も感じていたかもしれませんね。



5.太極拳
  歩型の基本練習

   弓歩  拳1つ分は必ず空けること。
       套路中によく忘れるんですよね。
       気をつけましょう。
       特に忘れがちなのが斜め弓歩のときです。

   虚歩  これ、特に足腰が鍛えられる気がします。
       特に弓歩から虚歩に移る時。
       膝周りが力みすぎるとしんどいです。
       重心はしっかりかけるけど、必要以上に力みすぎない。
       これができた時は、動きが軽くなった気がします。

   独立歩 上げている膝下だけでなく、股関節も緩めたい感じですね。


  套路
   先生の動きを見ているとき、
   微妙な転腰があることに気づきました。
   引き込み動作の初動であるように感じられます。

    メモ3:太極拳の套路の細かなポイント
   

  ではまた来週
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memo 1 : 五歩拳の動き全般

2007年12月14日 00時15分32秒 | Weblog
  速く動いたとき、
  動きにムリがあるな・・・とか
  やけに力むな・・・
  ぎこちないな・・・
  バランスがくずれるな・・・と感じる場合
  そこに向上のポイントがあると思います。
  ゆっくり動いて確認してみませんか。


  不必要な部位に力みがないこと、
  重心移動が滑らかに行えること、・・・
  理に適った動きができれば
  身体に抵抗を感じることなく、バランスを崩すことなく
  必要な箇所にのみ力を伝えて素早く動くことができるような気がします。

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memo 2 : 剣の套路の細かなポイント

2007年12月13日 00時23分57秒 | Weblog
起勢(チーシ)
     このの過程の中で
     右足を交差してから、右を向きつつふさをさわる、とか。

   4.向右 平帯(シャンヨウ ピンタイ)
   5.向左 平帯(シャンヅォ ピンタイ)
     では、剣尖を見るとか、剣を持つ右手は一度腰横を通るとか。

   7.退歩 回抽(トイブ ホイチョウ)
     では、左腰横へ剣を引くんだから、身体は左へ回るとか。

   
   ん~~、まだまだあったような。


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memo 3 : 太極拳の套路の細かなポイント

2007年12月12日 00時29分14秒 | Weblog
   8.掩手肱捶
     (1)震脚裁捶 (2)馬歩分手
       踏み変えて擦歩で(1)→(2)へ。
       なんとなくやっていましたが、認識できていませんでした。
     (3)合臂guo拳 (4)弓歩発拳
       素早い重心移動と腰の回転で弓歩に移る運動を
       右腕に載せて拳を撃ち出す。
   
   12.退歩圧肘
     (1)転腰合臂 (2)転腰畳臂 (3)後座蹺臂 (4)退歩按掌
       斜め後方への弓歩が出てくる型です。

   19.右、左擦脚
     (1)転腰下捋 (2)転腰掤臂 (3)弓歩合臂 (4)屈肘擦脚
       左方への弓歩が出てくる型ですね。

   23.青龍出水
     (1)転腰右掩肘 (2)転腰左掩肘 (3)弓歩撩手 (4)馬歩右弾拳
       転腰の時、微妙に左右に重心移動しています。
       さて、その後どうしてここに弓歩があるんだろう。

   31.上歩七星
     (1)上歩架拳 (2)内旋撑掌
       型名には出てきませんが、(1)の時点で虚歩です。
       この時の虚歩は左足と右足がけっこう離れています。  
       そうでないと拳に力が乗らないとのことです。

   先生の動きには
   様々なところで相手を呼び込むというか引き込むような
   予備動作があるように感じられました。


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2007年12月08日の京都教室

2007年12月08日 23時39分32秒 | Weblog
だいぶ寒くなってきましたね。
街ではマフラーをしている人を見かけるようになりました。

太極拳教室では、相変わらず半そでの方がいらっしゃるほど
寒さを感じませんが、
教室のあとも薄着をしてしまって
風邪をひいたりすることのないように気をつけましょうね。

ひいてしまったら・・・湯冷めならぬ太極拳冷め?
(そんな人はいないか)


この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.長拳(チャンチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.七星気功
5.気功
6.陳式太極拳36式


今日は小田先生は中国です。
すべて磯野先生にご指導いただきました。

1.準備運動
  関節の円運動とストレッチを丁寧に。

  
2.長拳(チャンチュエン)
  正踢腿 (チェン ティートイ)
  外バイ腿(ワイ バイトイ)
  里合腿 (リー フートイ)
  側踢腿 (ツゥ ティートイ)
  五歩拳(ウーブチュエン)

  を練習しました。
 
  今日のクローズアップ
  五歩拳の6番
   メモ1: 俯歩 穿掌(ブーブチュアンヅァン)の足の動き



3.楊式太極剣32式
  今日も左手への意識を忘れないようにと指導を受けました。

  基本練習と套路
   
  今日の套路のポイント
  9.虚歩 下截(シュイブ シャヂェ)

  ・骨盤が左足に乗っていること。
   つまり左足できちんと重心をつかみ、正中線を支えること。
  ・正中線を軸にした上体の回転とともに剣を引くこと。
  ・左腕で大きな弧の形を作り、左剣指は左こめかみのはるか斜め上へ。
  ・剣指はしっかり伸ばし、人差し指と中指は広げず揃えること。

   

4.七星気功
  久々の七星気功です。
  私は火曜日の京都教室で覚えました。
  確か高槻教室でも磯野先生が指導されていたかと思います。

  私が、  
  ゆったりした呼吸をして
  その呼吸に身体の動きを乗せて行くことを覚えたのは、
  実はこの七星気功です。
  (それから太極拳でも呼吸に合わせる感覚がわかるようになりました)
  
  とてもリラックスできます。



5.気功
  七星気功の収勢から続けて抱球へ。
  労宮で丹田を照らす。

  

6.太極拳
  今日はすみれコースとさくらコースに分かれず、
  混ざって2つの組に分かれ、套路をしました。

  しかし、衝撃の事実。
  套路の各過程で、

  ・・・ああ、あの動きを忘れてる。
  ・・・ああああ、理解が下がってる。
  ・・・ああああああ、身体が忘れてる。

  がわかってしまいました。
  まぁ、復習すれば思い出せますけど。
  ブログの記録も読み返してみようかな。

  先生の指摘ポイント
  4.白鶴亮翅
  (1)扣脚下捋 (2)右捋擺脚  (3)丁歩合臂 (4)虚歩開臂
  ・虚歩開臂ではしっかり左手を下げること。

  5.斜行拗歩
  (1)転腰下捋 (2)擦歩lie掌 (3)弓歩撃掌 (4)弓歩拉横掌
  ・擦歩lie掌の時の左手が擦歩とともに下がってしまわないこと。
   しっかり左前方を左手で守る。


  ではまた来週
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memo 1 : 五歩拳 六の型  俯歩 穿掌(ブーブチュアンヅァン)の足の動き

2007年12月07日 23時41分35秒 | Weblog
今日のクローズアップ
  6.俯歩 穿掌(ブーブチュアンヅァン)の足の動き
  俯歩のあと、左足首を左向きに回転し、
  やや外向きに位置を定めてから
  股関節の回転と右足の内旋。

  ここの理解としては、

  ・骨盤を前に向けるために右足全体の内旋をする
   (骨盤の代わりにおへそでもいいです)→【修正】骨盤の方がいいそうです。

  ・それと同時に重心を左足へ載せていく。

  ・そのことによって、型が弓歩になっていく。

  といった感じでしょうか。
コメント (1)
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2007年12月01日の京都教室

2007年12月01日 20時39分19秒 | Weblog
12月になった週末の街は一息に変化し、
クリスマスに向かって華やかさを増しているようです。


太極拳の教室が終わると、
近くのスターバックスへ。

ラテを飲みながら、
90分の記憶と印象の要点をメモに書き出してます。

感じることというものは、
それが微かであればあるほどあっけなく消えてしまいます。
体と心に残らなければ、それは感じなかったことと同じようです。

消えてしまう前に自分自身に印象付けるようにしています。



この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.今日の講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動
  いつものメニューです。
  関節の円運動とストレッチ。
   メモ1: 肘の円運動について


  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
 
  今日のクローズアップ
  今週も
  四.歇歩 冲拳(シェブ チョンチュアン)の
  腕の動きを重点的に練習しました。

   メモ2: 腕の動きについて



3.楊式太極剣32式

  基本練習
   左腕及び剣指をどう動かすのかだいぶわかってきたかな。
   そのおかげか、
   右腕と剣の動作を含め体全体の動きもよくなってきた気がします。

   その理由は、それぞれの腕の動作のバランスによって
   正中線のブレが少なくなったように感じられるからです。
 
   メモ3: 正中線のブレについて
   

  套路
   一ヶ所必ず左腕の動作を忘れるところがあります。
   23.反身 回劈(ファンセン ホイピ)から
   24.虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)の終形へ向かう時です。
 
   今度は覚えられますように。

   

4.今日の講義

  肘の螺旋について。
  
  体の回転に意識を向けてそれから動作につれて
  肩、肘、拳へと意識を延ばすように拳を突き出す。
  五歩拳の歇歩冲拳(シェブ チョンチュアン)は
  このような感覚でやっています。

  陳式太極拳基本練習の穿掌(チュアンヅァン)も同様ですが、
  今日の講義ではもう1つ理解が進んだかも。

  陳式太極拳基本練習の穿掌(チュアンヅァン)の場合は、
  掌が螺旋状に突き出されているように見えますが、
  結果的にそう見えると考えた方が動きが理解しやすいです。

  腰・膝の回転により生まれる身体の回転に
  肘の軸回転を乗せます。 

  肘の軸回転と身体の回転が連動するから、
  掌が螺旋状に突き出されるのです。
  意識は肘の軸回転と腰・膝の回転にあります。

  力みを解いておくとよりうまく伝えられる気がします。


5.気功
  樹木(タントウ)から潜心禅掌。

  

6.太極拳
  すみれコースとさくらコースに分かれました。

  すみれコースは陳式の4段を重点的に練習。

  さくらコースは
   基本練習は進歩。
   それから
   48式の野馬分鬃(イエマフェンゾン)
     今日は、
     身体の各所の力みを解き、回転を感じ、
     骨盤や股関節の向きの変化を感じながら動いてみました。


   36式
     分解練習として、
     32.退歩跨虎 (1)外旋握拳 (2)丁歩合手 (3)収脚立掌
        外旋握拳の形から退歩しつつ拳を解き掌に。
        重心移動と身体の回転とともに掌は円を描いて膝を払う。
        そのまま円を描きつつ腕を外旋し身体の前で閉じる。
        

        丁歩?退歩????
        
     33.転身擺蓮 (4)擺腿拍脚
        この終形でかかとがついたら擦歩(サープ)の動作で
        途切れることなく次の型へ。
        
     34.当頭炮 (1)落脚推掌(2)扣脚右捋(3)擺脚収拳(4)弓歩掤打
        落脚推掌では掌は下方へ円を描くように左後方へ。
        弓歩掤打は、
        右拳の掤で防御しつつ、
        左拳の立拳で攻撃する型。

        擺脚収拳から弓歩掤打への動作で放つ身体の回転を
        左拳の立拳に乗せます。


  ではまた来週
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