使徒の働き 18章1−17節
五日間の大イベントを終え、涼しいシュバルトバルトから暑い当地へ…と思っていましたら、こちらも心地よい陽気でホッとしました。
パウロの伝道の旅はアテネからコリントへ。きょうの箇所から、神がパウロにどのような励ましを与えておられるのかを挙げてみますと…。
アクラとプリスキラ夫妻に出会いました。二人は宣教への熱い思いを抱く夫婦として知られています。パウロが彼らのところで仕事をし、家に住んでいたとありますので、二人はパウロの働きを様々に支えたことがわかります。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない」との主の励まし、命令を受けました。コリントでユダヤ人の暴言を受けたパウロは、会堂管理者クリスポ一家が信仰を持つことを喜ぶ反面、10節から考えてみますと、コリントの町で恐れを抱いていたのではないのでしょうか。そのような時の「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない」との主からの励ましはどれほど大きなものだったかと想像します。この励ましが、コリントに腰を据えて神のことばを教え続けることへと通じるのです。
意気消沈した時に、だれかから励ましを受けるのはもちろんですが、何よりも嬉しいのは、神がみことばによって自分を励ましてくださること。「腰を据えて」という11節のことばを心に留めました。