みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

信頼せよ

2022年03月30日 | 詩篇

詩篇 115篇

 火曜日の午後帰宅しました。春に咲かせる木々は満開。植物は季節の変化を受け止めているのだなぁ、などと思いながら本篇を読みました。

 2節の「彼らの神は いったいどこにいるのか」ということばが目に留まります。

 あなたがたは神には力があると言うが本当にそうなのだろうか、神はあなたがたを助けると言うが本当にそうなのか、正義の神だと言うがそれならばなぜ、悪を行う者を懲らしめないのか…などの問いかけは、絶えず信仰者たちにあり、自分自身もそのような問いかけをするようなことがあります。「祈りすれど 手応えなく…」という聖歌の歌詞とメロディが浮かんできました。

 そのような問いかけを聞いた時に、本篇の作者のように「私たちの神は 天におられ、その望むところをことごとく行われる」と、確信をもって答えられるのだろうかと、問いかけている自分がいます。見た目には何も動いていないように思、えても、神はご自分の望むことを一つも漏らさずに行っておられると信じているかと問われます。

 9−11節には、そのような不安を知ってか、「主に信頼せよ」との命令が繰り返されます。この命令は、いつも、そして今のような時にはなおさらのこと信仰者が「はい、そのようにいたします」と応答すべきこと、受け止めるべきことなのです。

 本篇は、神への讃美で始まり讃美でくくられます。そのような一日を重ねて行きたいですね。


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