詩篇 9篇
日曜日の雪がまだ溶けないでいます。住まいの前の歩道は雪かきをすることになっているのでだいじょうぶですが、ところどころ凍っている所もあって、恐る恐る歩いています。
本篇を声を出して読み、「小さな者を忘れない神」ということばが心に湧きました。
ダビデの目の前には力を誇る者がいます。しかし、この時のダビデは「虐げられた者」「苦しむ者」「貧しい者」でした。昔も今も、成功する人や力を誇る人がいます。世界をまるで自分の意のままになるかのように動かす快感に浸り、不正を働いても力でもみ消すことができると考えています。その一方で、虐げられ貧しさの中に押し込められている人々もいます。
ダビデは、人間が勝ち誇らないようにと祈ります。主が御座に着いて、すべての者を正しくさばかれるからです。それゆえに、本篇を読んで次のような祈りを捧げたいと思います。
「主よ。あなたの御名を知る者でありたい、あなたを求める者でありたいです。そのことゆえに、自分の小ささとあなたの大きさとを忘れることがありませんように、私のたましいを守ってください。」
*写真「雪でしょんぼり でも 春はそこまで…」