みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

手当たりしだいに…

2014年05月12日 | サムエル記第一
サムエル記第一 10章


 昨日は母の日。教会では礼拝後にささやかなお祝いを既婚者の女性に差し上げました。
 午後は役員会のあと、訪問のために1時間ぐらいのドライブ。途中眠くなったのでコンビニで休憩。アイスコーヒー1杯が眠気を吹き飛ばしてくれました。コンビニのアイスコーヒー、おいしいですね。ちょっとけちくさい話ですが、コーヒーを飲み終えて氷だけになり、しばらくして溶け出した水にもほのかにコーヒーの味が…。これもなかなかおいしかったですよ。

 今朝の一コマです。Photo

 サウルは、全イスラエルの前で王として示されました。
 サムエルによって油注がれたサウルは、2つのしるしによって自分が王とされることについての励ましを得ました。1つはその日にサウルが遭遇することをサウルが言い当てることであり、もう一つは神の霊がサウルの上に下ることです。サウルは驚き、自分が王として任職されたことを確信したことでしょう。

 心に留めたのは、サムエルがサウルに伝えたことばの1つ。
 「このしるしがあなたに起ったら、手当たりしだい何でもしなさい。神があなたとともにおられるからです」(7節)
 自由に何でもしてもよい、というのです。好き放題をするのを神がお許しになるのかという疑問が湧きますね。けれどもサムエルは、そのあとで「あなたは私が着くまで…待たなければなりません」と言っています。

 神のことばに従うのが、実は人にとってもっとも自由なのだということを考えるのです。サウロは、サムエルによって語られる神のことばに従っていたときには、王としてのつとめを存分に発揮しますが、自分の思いや喜ぶところにしたがって物事を決め行う場合には、自分の首をじわじわと締付けることになってしまいます。

 従うことが自由、なのです。
    


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