みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

朝露のよう

2012年01月04日 | 詩篇
詩篇110篇


 1日の礼拝には、近くの障がいのある人々のグループホームの方が、たくさんお見えになりました。
 ある方は、「久しぶりだったね」といきなりハグして来られます。またある方は、ていねいにあいさつをしてくださいました。お帰りになるときに時々「きょうの話は、長かったねぇー」と注意してくださる方も、今朝は新春のごあいさつだけでホッ。普段はハグなどというものをなかなかしませんが、その方にぎゅっと抱きしめられるとこちらが大いに励まされるのですから、不思議ですね。

 きょうから2,012年の仕事を始めた方も多いことでしょう。
 そして、きょうのみことばはスタートにふさわしいと思いました。

 キリスト者は「私の主」であるイエス・キリストに「喜んで仕える」者とされたのだということを思うと、心が晴れやかになります。もちろん実際には、会社で働きお店で働き、モノをつくり、人にサービスするのが仕事です。しかし私たちは、「私の主」に喜んで仕えているのですね。
 心に留まったのは「あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ」とのことば。もちろん、私はもう肉体的には「若者」ではありませんが、主にあっては常に新しい歌を歌い、新しい心を賜って仕える身となっているのです。
 
 おびただしい朝露が車のボンネットにできる朝があります。
 私はその中の小さな一粒なのかも知れませんが、そんな一粒を主がお認めになっておられると考えると、「よーし、今年も一歩前に!」という力が湧き上がってきます。


 



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