みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

つまずきを与えない

2011年12月13日 | ローマ人への手紙
ローマ人への手紙14章13-23節


 一昨日は鳴子温泉郷の一つ川渡(かわたび)温泉に泊まりました。
 何と、宿泊は私たち二人だけ。ちょっと油臭を感じる「モール泉」だとご主人がおっしゃていました。泉質はぬるめで長い時間入っていてもだいじょうぶで、しかもぽかぽかと温まります。何と一泊で5回も入浴してしまいました。
 それでも懲りずに、帰り道は福島の土湯温泉に。ここの共同浴場は源泉の温度が67度という高温。湯の花が浴槽に泳いでいました。
 ということで、「温泉三昧」の二日間でした。
 朝ご飯のおかずの一品として出された「しそ巻」がおいしくて、お土産にしました。

 知人の農家に立ち寄りお茶をごちそうになりましたが、原発で散々の年だったと嘆くご夫妻のしわがまた深くなったように感じました。でも、「負けないぞ」という気概やいつものユーモアも伝わってきて、ホッとしました。

 この箇所は、「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい」(12章9節)を、さらに具体的に深めているように感じます。
 「みことばの光」にあるように、「さばかない」よりも「つまずきを与えない」なのですね。しかも、それは歯を食いしばってがまんして…ではなくて、イエスさまにある愛に導かれて、「自由に」、弱い人々のつまずきになるものを置かないということなのだと思います。

 それはまた、自分は強いから…ということとも違うように思うのですね。お互いに弱さを覚える者同士であるから、弱い人を思いやることができるということ、なのです。

 イエスさまの愛を覚えるならば、「権利」を用いないという自由を行使するのは、喜び! となりたいものです。





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