みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

わがたましいよ。主をほめたたえよ

2011年12月26日 | 詩篇
詩篇104篇1-18節


 昨日のクリスマス日曜日をどのようにお過ごしになりましたか。
 通っている教会では、礼拝時に3名の方の洗礼式がありました。
 そのうちの一人は、幼稚園時代の「教え子」。お母さんといっしょに洗礼をお受けになりました。もう一人は高校3年生。この後の祝会ではマンドリンを演奏してくださいましたが、「う、うまい!」 普段教会では見せない、新しい表情を発見して、うれしかったです。
 祝会の後は、ショートステイをしておられる高齢者の方をお訪ねしました。そのうちのお一人とはいっしょにクリスマスの讃美歌を歌いましたが、居室に響く「きよしこの夜」は、とてもとてもすてきでした。

 「みことばの光」では、年末年始には詩篇を味わいます。だんだんと歳末や年頭の雰囲気が薄くなってきたとはいえ、やはりいつもとは違う時間を過ごす方も多いでしょう。声を出して読んだり、自分流のメロディをつけて歌ったり(だれもいない所で…)、暗唱したりしながら、この年を振り返り、新しい年への備えをするのはいかがでしょうか。

 詩篇104篇を読んで改めて思ったのは、いかに自分が漫然と生きているかということ。確かに、今どきの夜空を見て「ああきれい」「たくさん星が見える」と感動し、闇の空が次第に明るくなる早朝を歩いて「すごい!」などと思わず独り言を出すのですが、詩篇作者のように創造の神の偉大さにまでは思いが至らない、というのが正直なところです。

 光、天、水、雲、風、火、地、山々、雷(いかずち)、谷、泉、獣、野ろば、鳥、実、家畜、草、植物、食物、ぶどう酒、木々、レバノンの杉の木、こうのとり、もみの木、野やぎ、岩だぬき…。これが1-18節に出てくるのです。詩人は、これらすべてを神のみわざとして感動して神をほめたたえているのですね。

 そうです!
 「わがたましいよ。主をほめたたえよ」なのです。






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