goo blog サービス終了のお知らせ 

霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

補助金

2012-04-22 20:34:07 | 経営
我が家の場合、国からの補助金は戸別所得補償よりも「中山間地直接支払制度」に
よるものの方が金額が大きい。
ただ中山間は戸別所得補償と異なり個人に全額入る訳ではなく、半分は「共同事業
に活用する」との制約があり、各集落が市と協定を締結して進める形となっている。

ところがその「共同事業」の受け止め方が各集落によってかなりの温度差がある。
山間地農業のハンディとなっている農道や水路を整備したり、高くて大きい土手の草刈り
費用などに充当している集落もあれば、我が集落のように「オママゴト」みたいな「畑作り」
に大きな費用をかけている例もある。

そんな「オママゴト」ことに金と稼働をかけて貰っても「百姓にとっては迷惑なだけ」と、夕方
開催された集落の「打合せ会」で意見を述べて来た。


(努力の甲斐があって、雨の前に何とか予定数以上を耕耘できた)

集落の各種総会では「意見を述べない」のが美風となっているらしく、総会そのものが
形骸化してしまっている。
また、下手に意見など言ったからには「非国民」扱いされ兼ねない雰囲気もある。
「見事なくらい」或いは「呆れるぐらい」誰も意見を述べない。
その点、既に「非国民」になっている人間は気楽なもので、役員面々の顔色など気にも
せずビシバシ主張することにしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする