高森にやや広い、なだらかな傾斜地があった。
草刈りの対象面積を増やすだけで何の役にも立っていない「負の土地」だった。
昨年の春、その傾斜地の中腹をハックホーで掘削してフラットにした上で、トラクターが入れる
細長い小さな畑を造り、夕顔を植えた。
堆肥も十分に入れたこともあって結構な量の夕顔が収獲出来ていたが、「雨続きの天気」のお陰で
今年は昨年以上の収量となっている。

夕顔は上下の土手や農道、一部は下の田んぼまで目いっぱいツルを伸ばして白い花を咲かせている。
あまり大きくならない内に収獲するのが肝要だが、葉っぱの陰に隠れて見逃す場合も多い。
あまり大きいのは販売には不向きなので、勿体ないが「鶏の餌」とするしかない。