在フィリピン日本大使館は28日、比日経済連携協定(EPA)に基づくフィリピン人看護師・介護福祉士の帰国者を対象に、比国内での再就職説明会を首都圏マカティ市内のホテルで開催した。日系企業を中心とした参加企業は、昨年と比べ倍の48社が参加した。今回で開催は4回目。参加者は、国家試験不合格や家族の都合で帰国した74人。介護福祉士は看護師の2倍の参加者数だった。雇用側は旅行会社や日本語学校、日系のメーカーやサービス業などが参加し、看護師や介護福祉士の他に、通訳や翻訳、事務、受付、営業、コールセンタースタッフなどの職種を募集した。日本の文化を理解していれば、日本語能力試験などの資格は必要ないという企業もあった。2012年に実施された第1回の同説明会の参加企業は16社だったが、今回は48社と、年々、参加企業は増加している。
千葉県で5年間、介護福祉士として働いたメイ・ルセナさん(30)は、働いた施設との契約が切れたことを節目に、家族が待つ比に帰国。5年間の間に2回、国家試験に挑戦したが合格することができなかったという。兄弟が10人いるルセナさんは、家族への送金を5年間欠かさず続けたという。「施設では日本語教師からの授業を週に1度受けていたが、日本語教師は介護の専門知識がなく、国家試験の勉強は難しかった。国家試験に合格すれば日本に残るつもりだった」と語る。一方で、残業代は一切出ず、入社前には施設が半額支払うと説明されていたアパートの家賃も、自分で全額負担していたなどの問題も抱えていたという。
岐阜市の病院で看護師として3年間働いたパルコン・ロジェリンさん(31)は「看護師として日本で働いた一番の収穫は、素晴らしい文化と人間の中で働けたこと」と語った。もともと高額ではない給料に円安が追い打ちを掛けた。現在は英語教師として働くために就職活動中だという。首都圏マカティ市のマカティ・メディカルセンターは、今回初めて就職説明会に参加し、日本で働いた経験のある看護師・介護福祉士の採用に乗り出した。これまでも、フィリピン人海外就労者(OFW)として中東諸国や英国の病院で働いた経験のある比人を採用し、現在も元OFW看護師約40人が同病院で働いている。同病院人事部のライアン・マンサネロさん(36)は「日本で得た経験を、若手看護師たちに伝えてほしい」と期待を寄せる。これまでに、09年から看護師・介護福祉士計1297人が日本に派遣され、192人が国家試験に合格、443人が合格せずに比に帰国している。
@基本的に海外からの移民政策(特に反日教育を受けているシナ人や朝鮮人)には反対しますが、そうした政治的背景(反日を国是としない)のない国の人たちを時間を区切って受け入れる事に反対はしません。
特にフィリピン人なんかは、(勿論色々いますが・・・)時間に対するルーズさと個人主義を克服できれば、基本的には日本の昔と同じように大家族主義のなかで育っていますし、礼節を大切にする日本の社会に貢献してくれると思います。
ただ、要は、そうした受け入れ組織に巣食う、人権を食い物にする左翼(特に極左や弁護士・大学教授)を如何に締め出して健全な(愛国的)受け入れ組織で迎えるかと言う事です。
NGOやNPOは左翼の専売特許ではありません。道義を重んじる愛国者こそ日の丸を掲げ、率先してそうした外国人の受け入れ組織を作っていくべきです。