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A-10
A-10襲撃機「サンダーボルト」を退役させるよう議会を説得できなかった米軍は、その新たな適用先を見つけた。中・東欧における「ロシアの侵略」抑止だ。The Fiscal Timesより。
NATOのAtlantic Resolve作戦の枠内でアリゾナ州のムーディ米空軍基地から欧州へA-10襲撃機が12機送られるという。既に10機がルーマニアとチェコに送られた。同機種は無用の長物となっており、退役させれば40億ドルが節約できると軍は主張したが、議会上院はこれを聞き入れず、新たな使途を見つける必要があった。空軍司令部によれば、地上軍の上空支援は他の機種でも出来るのである。ワシントンでは、現時点でイラク・アフガンを経験した襲撃機に代わるものはない、との考えが優勢である。議会下院は「昔の」A-10機を保有するために6億8300万ドルを計上した2016年予算を承認している。
@1972年から715機が生産され活躍している。、
最強のA-10伝説
・湾岸戦争では約140機が出撃したが、被弾約70機に対し被撃墜6機。
・その中には機銃を384箇所食らって帰還したにも拘らず、数日で任務に復帰した奴がいた。
・イラク戦争では地対空ミサイルに右エンジン吹っ飛ばされながらも帰還した奴がいた。
・ランディングギアが降りずに胴体着陸→さすがA-10、胴体着陸してもなんともないぜ。
・A-10とトーネードが空中衝突→トーネードはパイロットの脱出後墜落したが、A-10は無事に着陸した。
・第二次湾岸戦争における航空機パイロットの死亡者は120人(大半がF-16),A-10パイロットは1人だけ(死因は 食中毒)