周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月4—10日

2023年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

乱舞するホタル。僕が写した!と言いたいが、これは進次郎が撮ったもの。僕のはただただ真っ暗なだけやった。何かコツがあるに違いないが、今いち覚える気がしない。誰かにやってもらえばええだけや。最近は全てがこう。「誰かに」というセリフが増えてきた。爺になった証拠や。右端の写真はホタル見に行った当日の星空。もちろん進次郎の作品。

 

6/4(日) 悲劇は真夜中1時に起きた。週報の印刷をしようとしたら紙詰まりが発生。よくあることなので処置をしようと狭い場所からコピー機を引っ張り出した時コードが二本外れた。新しいコピー機ゆえ、どこから外れたのかが分からない。説明書にも書いとらん。苦闘の末なんとか解決した頃に夜が明けた。

 

5(月) 進次郎が鹿児島に出張とのことで徳山駅まで送る。駅で(たぶんうちの高校の)生徒に出会った。向こうが頭を下げたので手を振ったが誰だか分からない。さっき高校の近くを通った時に(たぶんうちの高校の)生徒がいたので車から「こら!」と叫んだが顔に見覚えがない。違っていたら単なる不審者やな。

 

6(火) 心臓リハビリへ。医師に「30分にしましょうか?」と言われ「とんでもない」とお断りした。キツイからではない。一緒にやる婆ちゃんらが15分なので僕が終わってから皆で整理体操するまで待たせてしまう。時間は25分のままで出力だけ50Wにアップ。婆ちゃん、僕もそこそこ気を遣っているんです。

 

7(水) 周南の山あいにある川までホタルを見に行く。うちの近所でも飛んでいるが周南はホタルスポットだという。確かに乱舞していたが見物人もそこそこ多かった。しかしケツが光るというだけでわざわざ人が見に来るホタル。毎年見る度に思う。神様はゴキブリのケツをなぜ光らせてあげんかったんやろか。

 

8(木) 駐輪場に僕のバイクが無いのを見た生徒らが口々に「今日はバイクじゃないんですか?」と聞く。「雨の日は車や」と答えると「僕らは雨でも自転車ですよ」と返された。いや、まあ、あの、そうそう、雨の日は周囲が反対するからなあ。周囲が賛成ならばなあ。僕は雨には負けんが周囲の声だけはなあ。

 

9(金) 晴れたのでもちろんバイク。女子生徒に「私も先生と同じ町だから乗せてって」とせがまれた。「ええぞ、しっかりつかまれよ!」と心の声が叫んでいるが、さすがに「あかん」としか言えない。ふと思った。もしも校長先生に「乗せて」って言われたら。心の声は「あかん」と叫ぶが渋々乗せるやろな。

 

10(土) 子供の頃、スイカは井戸で冷やしていた。冷蔵庫は電気じゃなく氷屋から買った大きな氷で冷やしていた。今、牧師室の机の下には僕専用の冷蔵庫が置いてあって、そこにギッシリとドリンク(下戸ゆえ酒は無い)が並べられ、いつでも気軽に飲める。それだけのことで僕はとても幸せを感じるのである。