周防教会・牧会ジャーナル

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8月8-14日

2021年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

今年で39回目の教会キャンプ。雨天が予測される時は中止にするのが普通やが、雨はキャンプの楽しみのひとつ。歌にもあるでしょ。♪テントの中でも月見は出来る~雨が降ったら濡れればいいさ~♪大雨は別として、雨音を聞きながら過ごす醍醐味を覚えたら、あなたのいっぱしのキャンプ通。

 

8/8(日) キャンプの強力助っ人である碓氷母子の来山を待っていた。夜9時過ぎ台風9号が接近してくる中、名古屋より車を走らせて到着。並みの神経ではこのような悪天を突いてまで来てくれる人などいない。もしかしてうちの教会で結婚式を挙げた恩返しだとすると、少なくとも孫子の代まで来にゃいけんで。

 

9(月) 大阪から竹馬の友の竹内君と、うちの長男の走野一家が来会。この連中も助っ人である。本当は今日から恒例の場所取り前泊をする予定やったが、台風が通過している最中に場所取りもへったくれも無かろうということで今回は教会で過ごすことにした。そのかわり明日は朝6時から荷物の積み込みや。

 

10(火) いよいよ《教会キャンプ2021》の開幕。台風の影響で川の流れはやや早いがコンディションは上々。手術で切断した胸骨を守る胸帯を外して川に入ろうとする僕をみんなが引き止める。それでもスキを見て泳いだ。やっぱ気持ちイイ~!夜は星こそ見えなかったが火を囲んで聴くカジカの声。至福の時。

 

11(水) キャンプ二日目。前線(秋雨前線だとか)が接近して今夜からでも天候は大荒れになるという予報。断腸の思いで教会泊を決断する。撤収作業の最中、僕は激しいめまいに襲われてダウン。キャンプ専属看護師(二人もいる)によると低血圧症状だったらしい。寝不足もその要因。でも寝てなんていられるわけ

 

12(木) がない。年に一度のキャンプは僕の生きがい。しかし台風の通過と前線の接近の間隙を縫ってまで開催するキャンプはいかがなものか。僕の生きがいに大事な友人や幼児までを巻き込むなんて決して許されないが、わかっちゃいるけどやめられない。アホレ、スーイスーイスーダララッタ♪参加者20名。

 

13(金) 次々に帰路につく参加者たちを見送ると熱いものが込みあがる。今年は病み上がりの僕を助けてくれるキャンプやった。皆に迷惑をかけるし、これを契機に僕も歳を考えて、そろそろキャンプは卒業し、来年はOBとして参加するか。止めんのかい!これに懲りた竹内君も次回は夫婦で来てくれるはず。

 

14(土) 九州や西日本を中心に全国でも大雨の被害が出ている。町内に警報が鳴り響き、高齢者の避難勧告まで出された。コロナ騒ぎも忘れられてしまうような豪雨。キャンプが終わって皆が去った静かな礼拝堂にいると、雨音も一段と大きく聞こえる。天気が回復するとまた暑さが戻る。もう一回川に行けるな。