周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

4月11—17日

2021年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

天神掃除の日、二本の樅(モミ)の木を伐採するとのショッキングな情報を得た。それから三日後、予告通り伐られてしまった。15mほど残しての伐採なので一見すると散髪したみたいやが、間もなく渡ってくるアオバズクはさぞかし戸惑うことやろなあ。しかしこれってご神木やった筈・・・。バチが当たらねばええが。

 

4/11(日) 朝から天神さんの境内清掃へ。掃除のあと、今春お向かいの天理教会に着任された若い教人さん(きょうと=牧師に相当するのかな?)が紹介されていた。僕も周防教会着任当初から掃除に参加していたら紹介されていたのかも知れん。いずれにせよこの地域の宗教は仲が良いので宗教戦争は起こらん。

 

12(月) ひと段落して観客が少なくなった頃や。マスクでオッサンを隠しつつ若者に混じって観に行った『シン・エヴァ』。とんでもない映画やった。訳が分からんまま魂が揺さぶられる。涙が止まらず、もはや嗚咽の域。こんな凄い結末になっていたとは。しかし困ったなあ。はてさて、どうしたもんかのう。

 

13(火) スマホにしてまずやったことは星座アプリのインストール。スマホを夜空にかざせば星座の位置と名前が出る。メッチャおもろい。しかし今日気付いたことがある。それは夜でなくてもいいということ。それから外に出なくても室内でもできるということ。けど、夜、外でやった方が気分は盛り上がる。

 

14(水) うちの教会は今までずっと口語訳聖書と旧讃美歌を用いていたが今日新しいのが届いた。よその教会は新共同訳やろうが今週からうちはより新しい聖書協会共同訳や。勝った!一方でこの訳にはイチャモンも多いと聞く。それはきっとヤッカミやな。周防は時代の最先端をゆき、時空をも超える教会や。

 

15(木) 映画を観たあと「どうしたもんか」と思ったのは、これを授業にどうやって反映していいものか考えこんでしまったからや。今日は新学期の初授業。ヱヴァと聖書のコラボ。シンクロ率50%以上を目指す。活動限界となり暴走してしまうこともしばしば。あ、ヱヴァ用語が出てしもた。どうしたもんか。

 

16(金) いずれにせよもう一度観に行かねばならない。生徒たちにも「ヱヴァから聖書を学ぶぞ」と言ったら顔がパッと明るくなったんで、間違ったことを伝える訳にゃいかんしな。え?ヱヴァを利用しなくとも僕の聖書解釈はゼーレのシナリオにも無い?またヱヴァ用語が出てしもた。どないもこないもない。

 

17(土) 大阪から帰って二週間が経ったというので、彩七一家がおそるおそる遊びにやって来た。何という疑り深い娘や。あのな、言っておくがここは玖珂町。人口11,000の小さな盆地。山口県内じゃお前らが暮らす周南の方が都会やから、今じゃ確率的にはそっちの方が保菌率高いぞ。形勢は逆転しとるわい。