周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

3月29日―4月4日

2020年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

平日の錦帯橋。満開の桜。各地で呼びかけられている「花見自粛」のせいなのか観光客は少な目。というか、地方ゆえ休日以外の観光客はそもそも少ない。昔からの超穴場。でも土日はいつも大混雑。しかし今年はどうか?そんなことを想像すると、こわいもの見たさに出かけたくなる。山口と大都会の温度差は大きい。

 

3/29(日) 教会玄関に落ちていた糞で早くもツバメが帰って来たことを知る。糞と言えば以前広島の観光地の山でクマの糞らしいものを見たことがある。その時の決め手になったのは、①大きさや形が大型動物のものであったこと。②色んな木の実の種が混ざっていたこと。③ほとんど臭いがしなかったこと。いずれにせよ「うんち」を見てあんなに興奮したのは初めて。

 

30(月) コメディアンの志村けん氏がコロナで亡くなったというニュースが報じられた。さっそく栗栖さんから電話があり、「志村けんが亡くなりましたね。寂しいです」と開口一番に言われた。僕は特に志村氏と親しかった訳ではないので何て応えていいのか戸惑ってしまう。そう言や、栗栖さんの生きざまを見ていると、確かに「ドリフで育った感」が全身にみなぎっている。

 

31(火) 臨時役員会。2019年度の決算をした結果、近年には無い三十万円もの余剰金が出てみんな震えあがった。この大金どうやって隠そうか?もしも教区にバレたら援助金を打ち切られてしまうぞ。そうや!借入金の返済に充てよう!実際、返済するとすっかり無くなった。ちなみに全国には毎年一千万以上の余剰金が出るバチ当たりな教会はざらにある。温度差は大きい。

 

1(水) 聖光高校の辞令交付式。理事長から辞令が手渡される。そこには非常識・・・じゃなくて「非常勤講師に任命する」と書かれてあった。辞令と聞いて頭に浮かぶのは昔のドラマのある場面。「母さん!辞令だ!刑事になったよ」と満面の笑みで家に走る『刑事君』の桜木健一の姿。もし僕が母に言えば「あんた大丈夫か?」と言われるに違いない。非常識な息子やからな。

 

2(木) ぼちぼち教会総会の資料を作らねばならん。とは言っても、いつものようにほとんどの資料は教会員が作ってくださるので、僕は例のごとく、マンガの挿絵を入れるだけ。♪仕上げは牧師さ~ん♪ってか?すなわち僕がすることは、いらんことをして資料の価値をおとしめること。それでも楽しみにしている人もいる。♪わがままは牧師の罪、それを許さないのは教会の罪♪

 

3(金) コロナの影響で職場が休業に追い込まれ、友佳が自宅待機をしている。零細企業の実態である。今後のことは職場からの「追って沙汰」待ち。しかし待てど暮らせど連絡が無い。こんな時、父として慰めの一つも言わねばなるまい。そこで、「きっと首やぞ」「もう忘れられとるぞ」。友佳のイライラはピークに達した。もしかして僕って、あまり良い父ではないかも。

 

4(土) 帆波から「礼拝は休みにしんさい」という電話があった。なんでも「お年寄りが多いので心配だから」だって。プルプル・・・(←小刻みに体が震えている表現。この際、ワナワナでもよい)。おんどりゃ!どの口が言うとんねん!たまに帰ってきてもガーガー寝ていて、何度起こしても礼拝になど出たためしがないお前が言うセリフか!ま、その気持ち、参考にはしてやるぞ。