周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

12月31日―1月6日

2018年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Dr.Kちゃんが大阪土産を持って帰省した。この言葉がもう饅頭になっているとは。その昔、亀の里アパートがプチ公認した「基督饅頭」という菓子を売ったなあ。「基督」と焼印をしただけの単なる饅頭やが、一時は「教団常議員会に出すので」と注文を受けたこともある。残念ながらその饅頭は今はもう無い。次は「伝道」と焼印すりゃバカ売れするかもな。

 

12/31(日) 大晦日が日曜日というのは2006年以来11年ぶりのこと。年末最後の礼拝はいつも出席者が少ないんやが、大晦日ゆえに帰省者も居て今日は周防教会としては満員御礼の20名。旬が中津川名物「すや」の栗きんとんを土産に持って帰ってくれたのはええが、なにしろ数に限りがあり、礼拝堂ではこれを奪い合う醜い姿で今年が締めくくられた。

 

1(月) 週報で予告したとおり、昼から牧師御一家の「新年一般参賀」を挙行。一人で元旦を迎える「哀れな人々」を招き入れ、「施し」と銘打ったお節をふるまう(こんな記事をツネさんやK君が読んだら、またのけぞるやろなあ)。ところでや、招いてもいないのに昨夜から帆波の彼氏が来ている。教会やから追い出したりはせんが、絶対に視線を合わせんからな。

 

2(火) 走野一家が大阪から帰省。当初からの予想通り、三歳の芽衣は僕の抱っこを拒み、一歳の奈央は僕の顔を見ただけでギャン泣きをした。ふふん!でも今回はある作戦を用意しているから見ておれよ!それはそうと一般参賀は昨日で終わったのに「また来ちゃいました」と座敷わらしが現れた。まあ、めでたいことやし、これも功徳やと思って施しを与える。

 

3(水) よもやと思ったが「今日も来ちゃいました」と現れた座敷わらし。ここまできたら「わらし」なのか「荒らし」なのか分からんが、追い払うと教会に災いが生じそうなので三度お迎えすることにする。ましてやこのわらし様は岩隈八幡宮の御令嬢ゆえ、丁重におもてなしをすれば幸運が舞い込むかもしれんからな。しまった!年末の宝くじを買っときゃよかった。

 

4(木) これできっと上手く行くはずと確信を持っていた。名付けて『芽衣の前で希与を抱っこして可愛がるとそれを見せつけられた芽衣が嫉妬して僕に抱っこしてもらいたくなる作戦』や。何度か実行してみたが不発のまま走野一家は大阪に帰って行った。想像以上に三歳児の意思は固い。ところで今日はわらし様が現れんなあ。お節が無くなったからやろか?

 

5(金) 分区の牧師家族新年会を『琴岩国』にて開催。店主の琴岩国関は元十両関取で角界入門は30年前(昭和63年だったので『ロクサン会』と名付けられた集まりがあり、そこには貴乃花や曙・魁皇なども名前を連ねている)。琴岩国関は亀の里フェスティバルでも毎年ちゃんこ鍋をふるまって下さる好青年。岩国市麻里布、ちゃんこ料理『琴岩国』をご贔屓に!

 

6(土) この歳になってもなお♪もういくつ寝るとお正月~♪とか♪年の初めのためしとて~♪とか口ずさみながら楽しみにしていた正月がアッと言う間に終わった。寂しくもある反面、やれやれでもあり、ほんに正月とは不思議な時間よ。そして明日からまた十数人ほどの座敷わらしたちが現れる。礼拝堂で、残った数の子を奪い合う醜い姿で新年をスタートさせるか。