周防教会・牧会ジャーナル

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1月1―7日

2012年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo うちの近くの天神さん。年が変わった後に行ってみたら、いつも閉まっている本殿が開いていた。いわゆる御開帳ってやつか。何かアッと驚くような物でも置いてあるんやろか?と期待したが目新しい物は何も無い。でもうちの教会よりはキレイに片付いとる。ちなみにうちの牧師館に関しては御開帳はない。勝手に入ったらバチが下るぞ。

1/1(日) 今日は全国の教会で次のような悲喜こもごもな光景があるはず。①元旦と日曜が重なり礼拝出席者が少ない。②同じく元旦礼拝をしなくて済んでホッとしている牧師。③礼拝後のごちそうを期待する信徒。ちなみにうちは今年は満員御礼やった。お屠蘇を飲み過ぎて初ゲロ者も出たけれど、今年もどうぞ宜しく。

2(月) 最近気づいたんやが、プリペイドカードに満額入っていないと落ち着かない。コンビニのカード,イオンカード,ガソリンのカード。プリペイドだけではない。ビールサーバーのタンクやソフトドリンク,おつまみに灯油。これらをいつも満タンにして置かずにゃおれんので財布はいつも空。でも無駄使いを防ぐには何よりの方法や。

3(火) 毎年この時期は別な出来事で心が痛む。原理信者を持つ家族が年末年始の祝いをやめて話し合いをするからや。それでも話し合いができる家族は幸せ。多くの家族は本人が帰って来ない暗い正月を送っている。僕も本人に会って話ができればええが、まず会ってはくれん。牧師は無力やから心配せずに訪ねておいで。

4(水) なんやかんやで初詣に行けず、出店の寅さんたちに会えんかった。こんな時は本物の寅さんでも観ようと思ったが、ビデオはあるがDVDは一本も無い。以前ある人に「こんなにビデオばっか集めてどうするの?」と言われたが予言通りとなった。ほんまにどうしょう。集めに集めた800本の中古ビデオの山。

5(木) 大阪の友人のお母さんが危篤だと聞いて見舞いに行きたかった矢先に、下関から関西に帰るエビラ一家が立ち寄ってくれたので神戸まで乗っけてもらう。そのおかげで面会時間ギリギリに病室を訪ねることができた。全身の痛みで苦しまれておられたが、「村田さん。もっと強くさすって。そうそう」と言われ

6(金) た声は昔と同じように優しかった。そして僕が帰った8時間後、夜明け前に旅立たれた。ところで、僕の母は突然の息子の帰宅とトンボ帰りに驚いてはいたが、二つの用事(車のワイパー交換と浄水器のカートリッジ交換)を済ませてあげたので満足したみたい。「もっと痩せや!」と言う声は昔と全く同じでキツかったが。

7(土) アッと言う間に正月が過ぎていった。角田一家が名古屋土産を持って来てくれたので、母に送ってもらった別寅のかまぼこで鍋にする。僕も初めて知ったんやが、別寅(べっとら)の会社は岸和田らしい。それでこの辺で探しても売ってなかったんやな。市民意識ってやつか。岸和田にあるものは全国にもあると思ってしまう。