鳥取砂丘の「馬の背」に登る我が子たち。下から、彩七(サイナ),帆波(ホナ),友佳(ユウカ),走野(ソウヤ),そして最初に登頂したのは、朝38.4度の熱があった天語(テンゴ)。命を削ってでも遊ぶ天語を見て僕はつくづく「血は争えん…」と思った。砂丘の向こう側は怒涛の日本海や。クリックしても誰が誰やら判らんぞ。
3/25(日) 夜になって天語(テンゴ)が38.5度を超す熱を出した。明日は8年ぶり2度目の家族旅行やというのに。もしも熱が下がらんかったら天語だけ残して行くか?一人分浮くから誰かを誘うか?とにかく天語のことよりも旅行を決行できるかどうかの方がみんなには気がかりや。
26(月) 何事もなかったように旅行に出発。決行できて良かった。目指すは鳥取砂丘~皆生温泉。約7時間のドライブ。ところで天語の熱は今朝の時点で38.4度。家で寝ても宿で寝ても同じやろ…という強引な結論。行きたい一心で「何事もなかった」ことにして出発した鬼の家族。
27(火) 彩七(サイナ)の一言で旅程変更。サンドミュージアムをキャンセルしてゲゲゲの鬼太郎に会いに境港へ。なんとそこでバッタリ会ったのは妖怪川原小僧(K牧師一行)。次に松江堀川遊覧船へ。今度は友佳(ユウカ)がダウン。もちろん友佳だけ車に残し船に乗る。こんな鬼の旅でした。
28(水) 出勤した友佳と走野(ソウヤ)以外、朝から旅の余韻に浸っている。思えば82年3月26日に周防に着任して25年。教会から慰労の海外旅行を勧められたが丁重にお断りした。え?そんなこと勧めた覚えなどない?それよりも25年我慢した信徒をねぎらえって?えらいすんまへん。
29(木) 彩七の友達らを連れてランチへ。間もなく彼女らは玖珂の町を離れてゆく。ほとんどの子どもたちは、高校卒業と共に就職や進学で町を出る。町で出会ったら「牧師~!」と、こっちが恥ずかしくなるほど大声で呼ばれた。その声も聞けなくなるのか。田舎の春は別れの季節。
30(金) 午前2時過ぎ、遠かった稲光が次第に玖珂に接近。そして遂に落雷と叩きつける豪雨。牧師室から外に出た時バリバリバリッと近くに落ちた。すさまじいエネルギー。2階に行ったら帆波(ホナ)以外、みんな目を覚ましとる。こやつ…できるな。ただの不登校児ではないと見た。
31(土) 明日の教会総会を前に資料作りの大詰め。資料自体は出来てるんやけど、いつものように資料を楽しくする挿絵を決めるのに時間がかかっている。以前、教区の資料審査員からこの挿絵が「ふざけている」と指摘されたことがある。そうかなあ?僕はいつも大真面目なんやが。