魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

衆論の雲

2022年03月22日 | 占いばなし

ゼレンスキーという人
プーチンは運命的転機に来ているが、プーチンがお笑い芸人と舐めていたゼレンスキー大統領はどういう人だろう。
土星の来た水瓶座ロシアは、柔軟思考ができず不幸を招くことは「化石時代」でも書いたが、実は、ゼレンスキーは本人が水瓶座だ。
ちなみに、文在寅、朴槿恵、鳩山由紀夫も水瓶座だ。歴史的政治家では、レーガン、そしてリンカーンがいる。

水瓶座を一言で言えば「ぶっ飛んだ」人だ。
水瓶座は「衆論の雲」に乗る孫悟空で、人気こそが実体であり、みなが求める者になろうとする。
水瓶座が「神」の領域と言われるのは、神は人間の理想像だからで、次の魚座では、幻想の「アイドル」に変わる。

あれだけの失政を重ねながら文在寅の人気は落ちないし、朴槿恵も強い支持層が健在だ。鳩山由紀夫は中韓で人気を博している。レーガンは戦後の人気大統領であり、色々言われたリンカーンは、今もアメリカを象徴する大統領だ。
ゼレンスキーはお笑い芸人ではなく俳優だ。ロシアや中国などの権威主義国から見れば、こんなふざけたリーダーこそが、愚劣な民主主義の象徴なのだが、俳優のレーガンによってソ連は崩壊した。
ウクライナでゼレンスキーが人気し、欧米を信じて脱露入欧を叫んだのは、まさにそれがウクライナの衆意だったからだ。
今、祖国防衛のヒーローとして大喝采を博しているが、名優は役になりきり、中には自殺する人までいる。しかし、名優は脚本家でも監督でもない。

因縁の共演
驚くことに、ゼレンスキーの干支は24番の丁亥。プーチンの23番の丙戌と同じ「屋上土」の納音で、表裏一体の関係だが、ほとんど恋愛は成立しない。

さらに、自動車人間ではプーチンはエンジンで、ゼレンスキーはガソリン。火に油だ。
エンジンは客を楽しませる歌手だが、ガソリンは教祖で、レーガンもヒトラーも、麻原彰晃もガソリンだった。
プーチンのエンジンは燃料満載でスムーズに動いてきたが、今、自前のシャーシに取り付けたため、急にバランスがとれなくなった。
一方、ゼレンスキーは、大型ダンプの小さな燃料タンクで、思いが大き過ぎて力が足りない。先走りする理想の「自分ではない者」に成り切れば、ダンプカーは動き出す。それがコメディ役者であり、国難のヒーローだ。
同じガソリンでも、天才型のヒトラーやレーガンではなく、笛吹き男の麻原彰晃に近い。ただし、麻原は「幻想」の魚座だが、ゼレンスキーはレーガンと同じ「理想」の水瓶座だ。宗教ではなく、政治で人を惹きつけている。
今、ゼレンスキーは運の流れの中で巨大なエンジンに化しているが、本来のガソリンはとっくに空になっているので、もう自分ではなくウクライナになっている。孫悟空ではなく「衆論の雲」そのものだ。さらに、今年の「壬寅」は、一昨年、菅首相の時と同じ意味の、良くて危ない年だ。(むっつり
また、太陽と火星が180゚なので人を怒らせる才能がある。兵を鼓舞する才能でもあるが、理性のある人には通じない。

さらに、さらに。ゼレンスキーは五黄だが、今年は何度も言うように、「五黄の年」だ。
五黄人の五黄の年については、高島易でも見て貰えば良いだろう。


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