魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

皆お好き

2023年12月22日 | 占いばなし

田中、中曽根、安倍と、一白政権については何度か書いたが、今回も例外は無かった。
必ず不可解な「裏取引」が問題になる。安倍政権中にも情実がらみの疑惑が多発したが、死してなお、キックバックが残った。

一白政権は、戦前の近衛内閣を始め、非常に人気するが、必ずとんでもない置き土産が残る。太平洋戦争、日本列島改造、リゾート開発、アベノミクス・・・当初は日本中が沸き立つが、祭りの後始末は国民が負う。
これは、一白の特性である「お為ごかし」のせいだ。と、言うと語弊があるかも知れない。本人は、決して悪意があってのことではなく、皆を喜ばせて、自分も気持ちよくなりたいサービス精神で動いているからだ。

一白は、職業で言えば、サービス業、それも風俗だ。あまり表だって動くような世界ではなく、日陰に日陰に集まっていく。堂々とやれば良いことでも「内緒、内緒」と、あえて秘密にする。「ここだけの話しやけど」とか、「実はね」と言えば、何でもない話でも特別な気がするが、そういう世界を好む。
人体で言えば、九紫が頭なら一白は股間だ。日常的に見せて歩いていれば特に関心を持たれないが、最後の砦のように隠しているため、覗きたくなる。盗撮という犯罪まで生まれる。

つまり、一白は性の世界だ。性行為は文化であり、機械的な生殖ではない。その社会の価値観に基づいて選択の興奮が起こる。選ぶべき相手と納得して許容し、逆に、あってはならない掟破りに、新しい遺伝交配の期待が高まり興奮する。
いずれにしても、人は文化基準があるからこそ好悪を感じ、性の扉も開く。
一白の政治家は、この文化基準を満たす、究極のポピュリストだ。

心地よい庶民的な弁舌で本音トークを醸しだし安心させ、意表を突く政策で興奮を起こす。会った途端、タッチトーク攻めで膝から股間に手を伸ばすようなやり方だ。
昔、「オレなんか、出合って五分だよ」と豪語していたナンパ師がいたが、確かにそういう天才はいる。
しかし、この手の速攻は後先を全く考えていない。つまり、その場で落とすことしか考えていない。逆に、やられた方も「やられた」ことに気づかない。「お前は既に死んでいる」とは、こういうことだ。

一白政権による大厄災が起こっても、国民は誰も「やられた」とは思わず、「近衛さんは良い人だったのに、お気の毒に」とか、「やっぱり、田中角栄は天才だ」と慕い、罪を暴く人を憎む。欺されている人は、振込を止める銀行員に逆ギレする。
ただ、一白には、欺そうとして電話を掛けてくるような悪意はない。ひたすら喜んで貰うために、借金をしてまで接待し、その付け払いがいつの間にか国民になっているだけだ。
無い袖を振る好印象は、曖昧な秘密主義でまかなう。誤魔化すことが天性だから、正々堂々とやれば良いことまで隠し、これが結局、安易なルール無視になる。

安倍政治の置き土産、キックバック騒動は、元々は、その場しのぎの法律を作ったことにあるのだから、不都合なら堂々とルールを変えれば良かったのだが、面倒を避ける一白体質が安直な裏工作を生んだ。アベノミクスも本丸の規制緩和や新政策のない金融祭りに終わった。
正に、飲んで誤魔化す風俗政治だった。
♪ ただ 秘密の匂いたちこめるだけ(二重唱)


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