魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ライター

2020年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
近年、マッチをほとんど見なくなった。使い捨てガスライターが普及し、子供が使うと危険なので、着火レバーを堅くするほどの「日用品」になった。
しかし当然ながら、ガスが無くなると捨てるしかないが、これが不安でしかたがない。ガスが残っていても、邪魔だから捨てる人もいる。落ちているガスライターもよく見かける。着火レバーでなくても火は簡単につく。
危険極まりない上に、資源の無駄、環境汚染の一因になる。

使い捨てガスライターと言えば、もはや百均の代表商品になったが、百均にライター用補充ガス缶が並んでいるのを見て、今でも、金属製のガスライターを使っている人がいるのかな?と不思議に思った。使い捨てガスライターには注入口が無いからだ。
注入できるプラスティック製のガスライターを検索すると、アウトドア用品として多数存在する。なるほど、「ガッテン!」。
しかし、最低でも600円以上する。これには、「ガッテン!」できないので、また百均巡りをしてみた。すると、セリア、ワッツなど、キャンドゥ系と思われる百均には「繰り返し使えるガス充填式!」のライターがあった。もちろん百円で。

充填式とそうでない物の違いは、注入口が有るか無いかで、充填式には初めから底に穴が開いて、ガスの注入ノズルが差し込めるようになっている。
充填できないライターには穴は無いが、よく見ると、カバーの内側にタンク部があり、その底に、ガスを注入する金属製の注入口が付いている物がある。これなら、外側のカバー部に、穴さえ開ければ充填できるのではないか。

そこで、これまで、何となく不安で、捨てていなかった空ライターが溜まっていたので、点検してみると、火口ノズルが長いタイプの半分ぐらいに注入口が見える。
早速、自己責任で、鉄工用の5mmドリルで、底の、丸く見える注入口の真上(真下?)から穴を開けてみた。
すると、アルアル!何か、見てはイケないものを見てしまった!?
恐る恐る、ガスを注入すると、一瞬で充填された。
これまた、恐る恐る、着火レバーを引いてみると、当たり前のように火が付いた。
「よーし!」
これで、着火石が摩耗するまでは使える。石も売ってはいるが、これ以上加工するのは危険だから止めた方が良さそうだ。
ガスが残っているうちに石が摩耗したら、出し切るか、スプレー缶の穴開けを使ってみよう。
なお、注入口の有るものの中には、外カバーがメガネ用精密ネジで開き、注入口が利用できるものもある。

注意
よい子は、決してマネしないで欲しいのだが、大人も完全に自己責任ということで、

●空になった注入口内臓のガスライター。ライター用補充ガス缶。鉄工用の5mmドリル。差し替え式ラチケットドライバー・・・すべて百円、を用意する。
●ライター底部に見える注入口の真上に、ドリルの先端を正確に当て、垂直に回す。
電動ドライバーだと、勢いの弱い電池式でも、貫通する瞬間、ドリルの先端が自分で食い込んでしまうので危険。したがって、電動を使う場合は、最初の位置決めにとどめ、手で回して貫通する。
補充用ガスには、各種の補助口が予備に付属しているものもあるが、基本的に元のままで使える。
★そもそも:百均ライターでも注入口があるなら、全て充填口を開けておいて欲しいが、商売にならないか。


P.S.
後日、ダイソーでも充填式ライター百円を発見。ホームセンターでも260円で売られていた。

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