魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

闘牛外交

2022年03月05日 | 占いばなし

冥王星が来た国は250年の歩みが始まる。その冥王星が現在、水瓶座にさしかかりつつある。水瓶座には土星もいる。
これは、水瓶座ロシアが生まれ変わり、新しい250年が始まることを意味している。
このロシアの運命の人がプーチンだ。エカチェリーナⅡ以来の大ロシア250年の「しんがり」がプーチンらしい。
プーチンの名を初めて聞いた時、ラスプーチンを連想したが、ロシア帝国滅亡を招いた怪僧と若い新進の大統領とはどうにも繋がらなかった。

プーチンという人
プーチンは土星と海王星と共に生まれた。自動車人間ではエンジンの「成り行き対処型」だ。逆境から居直った人で、まめで素早いが我は無い。お金と女好きではあるが、独裁者になる気はなかっただろう。風に乗る芸能人タイプだ。過去30年はそれが功を奏して人気した。独裁者の姿はロシアだからだ。独裁者は文化から生まれる。ちなみに、日本には真の独裁者は現れない。

今、プーチンには30年の転機が来ている。人は誰でも30年単位で人生が変わる。幸運や良運への転機は目立ったことは起こらないが、凶運への転機は激しく、多くは、そこで終わる。転機の危機は3~5年続く。
これを避けるには、何もしないことだが、それができないのが人間だ。ことにそれまで上手く行っていた人ほど、止められない。引退を勧めても聞かないだろう。
プーチンはもともと、我の無いことが才能だったが、我が出てくる30年が来た。
また、そうでなくても、エンジン人間はいったん進み始めた道を閉ざされると、意地になる。

一方的な交渉はない
アメリカの情報筋では、プーチンは人が変わったようだと驚いている。運命的にも確かにそうだろう。しかし、どんな人でも相手にするのが交渉だ。相手がおかしいと思ったら、別の手を打たなければならない。先ずはよく相手を観察することだ。
犯罪者を叩くのは簡単だが、この惨状は、欧米のマッチポンプであり、傲慢と怠慢の結果であることも忘れてはならないだろう。
無理難題をふっかける相手と交渉するには、ごまかしも方便だ。暴れる酔っ払いは、先ずなだめる。取引によってとりあえず気を済ませ、後でゆっくり取り返せば良いし、場合によっては有利な取引に変えられる。猛進してくる牛を押し止める闘牛士はいない。目的と思わせて交わし、進ませるのが交渉術だが、欧米は追い詰めて、立ちはだかったのだ。
取り押さえるのはどうにもならない時だけだ。


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