魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

興味世界

2023年03月15日 | 占いばなし

B型の夫が、着心地が良く見た目も気に入ったTシャツを、まとめて買っといてくれと、買い物に出かけるA型の妻と娘に頼んだ。
すると、二人そろって驚き、「そんな!洗濯してない同じ服だと思われるやん!」
夫は、意味がよく解らなかった。「そうやし、何枚も買うんやろ!?」
大谷翔平が食事を誘われたら、牛丼で良いと言って、驚ろいたという記事を見て、B型気質を思い出した。
長嶋茂雄があれだけ奇人変人視されたのもB型気質であり、ユニーク、変わっていると驚かれた有名人の多くがB型だ。

B型は集中力があり、超人的な結果を出す人が多い。しかし、社会的な気配りには欠けている。社会的気配りに見えることも、実際の周囲の空気を読んでのことではなく、世の中はこうあるべき、こんなものという、知識を実行しているに過ぎない。だから、相手が期待する空気には応える気がない。
周囲の人間は、その個人の成果を見て、完成した絵の中の肖像画のように、「さすが大谷!」と、ヒーローらしい態度を期待するが、全く「らしくない」。すると、それが高邁なポリシーによるものだと勝手に受け止めて、さらに感心する。
野球のようにチームワークを主体とするスポーツでは、人間関係の気配りは教育されているが、それを乗り越えて頭角を現すようなB型は、やはり、自分の興味にしか関心がなく、立場や体裁には無頓着だ。

同じ服を着たいと思った、B型のおとうさんも、自分の着心地と自分のイメージに納得したので、ファッションを見せる為のものとは思っていなかった。
スティーブ・ジョブズが何型かは知らないが、多分にB型的集中力タイプなのだろうと思う。自分の興味を貫き、人の為に服を着るという感覚が無かった。
バック・トゥ・ザ・ヒューチャーのドク(エメット)は、正にこのB型的人格で描かれているが、古今東西、天才と言われる人のイメージは、天才と何とやらは紙一重で、世間意識が毛頭ない。
実績が上がっているうちは尊重されるが、直接接する世間の多くの人は苦々しく思っている。したがって、メディアなどでは「さすが、さすが」と祭り上げるか、面白人間か変わり者として扱う。イチローなども隙あらば叩こうというメディアの意識が丸見えだった。

世間が祭り上げてヒーロー視したりするのとは裏腹に、自分の興味だけで生きているB型的天才達(天才は様々)にとっては、世間の人の接し方が、不可解で迷惑でしかないだろう。


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