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岡山の旅2023【津山神社の本業タイル&旧遷喬尋常小学校他】

2023-09-29 | 建築巡り・街歩き【その他】

津山に宿泊した翌朝は、集合時間までに一人早朝散歩へ。
可愛いモザイクタイル看板見つけた。「ROSE」


裏側には、薔薇の花がモザイクで描かれてた。
いい看板だなあ。バーのようだ。


お店は閉業してたようだけど、Coffeeのフォントと
ハーフティンバー風の壁面の装飾がいい感じ。






以前、訪れた時に巡った近くの近代建築を見に行く。
大正15年建築、内村鑑三の弟子、森本慶三が、キリスト教文書伝道を目的として設立した我が国唯一の基督教図書館。現在は、森本慶三記念館となっている。



正面上部には、キリスト教にちなんだ羊とヤギのレリーフ


入口の持ち送り。


時計台のついた塔屋もある。
裏手には津山城の城跡があり、


手前には、つやま自然のふしぎ館が。
建物が近代建築ぽいと思ったら、旧津山基督教図書館高等学校夜間部の校舎だったそうだ。
こちらの博物館も、森本慶三が開設した施設だそうで、
動物のはく製や化石、鉱物の他、遺言により森本慶三本人の臓器も展示されてるとか。



昭和9年建築の旧津山市庁舎。現在は津山郷土博物館。



帰り道、住宅街の中で、モダンな建物発見。
駐車場の壁には、カラフルな小窓が入っていて、
エントランスの柱には、丸くくりぬかれた窓が





そして、昨夜歩いた時に見た木造三階建ての旧西村旅館。
2階部分まで江戸末期からあったものだそうで、3階は、その後
旅館業をするために継ぎ足されたものだそう。


木造三階建ての存在感がすごかった。


うっすら西村旅館の看板が残る。


1階の窓ガラスは、様々な型板ガラスが使われていた。






この後は、ホテルルートインに戻って、バイキングの朝食を。
かなり・・食べ過ぎた。


そして、まずやって来たのは、美作国の一宮神社、中山神社。

こちらには、本業タイルがあるそうで、
拝殿は、江川三郎八の設計だそう。
江川建築もタイルもダブルで見れるというスポット。


長い参道を歩く


めちゃめちゃ愛嬌のある狛犬がいた。


可愛い。


この先は拝殿、本殿と並ぶが、立入はできない。


塀の外から、、手前の拝殿は、江川三郎八設計のもの。



こちらの本殿は、中山造りという建築様式で建てられた、重要文化財。


社務所の方の


入口足元には、本業タイルが敷かれている。
前日に清子の家の風呂場で見た本業タイルと同デザイン、同サイズだった。



よく踏まれる中央部分が少し剥がれかかっていた。



その後やってきたのは、旧遷喬尋常小学校。
江川三郎八設計、明治40年建築の重要文化財で、平成2年まで真庭市立遷喬尋常小学校の校舎として使用されていた。
ここも以前、家族に無理やり?立ち寄ってもらったところ。





当時、巨額な費用を投じて造られたという校舎には地元産の優れた建築材が多用されていて、
廊下は幅広く分厚い松材を、戸の板壁は、全面無節の杉材が用いられているとか。


良い艶。


廊下の先の壁には、卒業記念制作に作られたもの。


江川三郎八資料室も。
どこのだったか?解体された天井装飾の実物が展示されていた。


前日に見た、旧旭東幼稚園八角園舎の模型。


校舎の両端につけられている階段は、ゆるやかな傾斜で上りやすい。














圧巻の講堂は、二重折上げの格天井。
鏡板はすべて檜の柾目板だそう。


小学校の講堂とは、思えないような迫力と風格が漂う。








カフェとして使われてる教室も。


校長室。


鳳凰が描かれてた風流な金庫。

この後は、吹屋へ。





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