真庭市の旧遷喬尋常小学校を後にし、やって来た吹屋。
吹屋にも江川三郎八設計の小学校があるという。
弁柄と銅生産で繁栄した鉱山町、吹屋は、江戸末期から明治にかけて
つくられた独特な町並みが残されている。
まずは、混まないうちにランチするため、ランチ場所目指して歩く。
吹屋に来るのは学生時代以来で、雪がちらつく寒い冬に来た覚えがある。
この日は、9月も半ばなのにまだ夏並みの暑さだった。
べんがら色に染まった吹屋郵便局。
旧片山家住宅
創業以来200余年に渡り、弁柄の製造販売を手掛けてきた片山家の屋敷。
お目当てのお店、カフェ燈。
開店時間くらいに伺ったが、すでに満席になってた。
並んではいなかったので、とりあえず待つことに。
隅瓦には、打出の小槌が。
お店の前は、旧吹屋町役場。
建物は明治中期の頃のものだそう。
現在は資料館のようだけど、閉まってた。
待ち時間の間、少しうろうろ。
いい風化具合のベンガラの壁
そして待ち1組目の私たちは、カフェの別棟のお部屋に案内して頂けた。
こちらは、普段は一棟貸しの宿として、町屋スティができるようになっているようで、中庭のあるゆったりした造りの部屋、テーブル席で、涼しくて快適。
そして、日替わりランチが運ばれてきた。
地元産の野菜が使用された色とりどりのランチがヘルシーで、美味しかった。
デザートに、自家製梅酒ゼリー高梁紅茶を頂く。
お腹がいっぱいになったところで、旧吹屋小学校へ向けて、散策しながら向かう。
昭和40年頃まで、郵便局だった建物だそう。その後食堂にも。
元来た道を戻る。
お土産屋さんに改装された町家、旧山内家。
石州瓦が美しい~
長尾醤油酒店酒蔵を改装したギャラリーでアート展が開催されてた。
酒蔵の雰囲気にぴったりのアートだった。
弁柄窯元の中野屋。
つし二階?のなまこ壁は、七宝繋ぎ文様に。
石州瓦が連なる吹屋ならではの風景。
そしてやってきた旧吹屋小学校。
何か様子がおかしい?!
カラフルなこのテープは、マステのmt?!
mtと吹屋小学校がコラボして、イベント開催中のようで、
インスタレーションなどが行われてた。
旧吹屋小学校は、明治33年に東西校舎、明治42年に江川三郎八設計により本館が建築され、平成24年の閉校まで、現役最古の木造校舎として使用されてきたそう。
玄関が~、マスキングテープでデコられてる~~
せっかく来たのに、マステなしの玄関が見てみたかった・・
イベントのせいか、お客さんも多く、
あちこちに、マステのインスタレーションがあって、
写真が撮りにく過ぎる。
2階の講堂も、せっかくの折り上げ格天井なのに、天井から無数のテープがぶら下がるカモ井のハエ取り紙風インスタレーションで、、台無し;
テープの間に見える講堂の演台。
この後、マスキングテープ販売特設会場へ行くと、会場はかなり白熱していて、ついついマステ漁りに夢中になってしまい、、
さっきまで散々文句を言ってたのに、すっかり皆を待たせるくらいにマステを買い込んでしまってる自分がいた;