m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

台湾茶カフェ茶嘉葉

2024-09-30 | 美術館・ギャラリー他


今回の東京での「花タイル」展を開催して頂いた台湾茶カフェ茶嘉葉さん。
お店では本格的な台湾茶を体験することができます。




たくさんの種類の台湾茶の中から紅玉紅茶をチョイス。
小ぶりの茶器をまずはお湯で温めてから、香りを楽しみ、頂く。
香ばしいような甘いような風味、苦みやくせがなく飲みやすい紅茶だった。
お茶は、ゆっくりと何煎か入れて頂くことができる。



お茶のお供は、ドライフルーツ。
好きなドライフルーツを三種選べる。
ドラゴンフルーツとスターフルーツ、もうひとつなんだったか?


店内には台湾の嘉義にある台湾花磚博物館から譲り受けたマジョリカタイルが
手作りの専用棚におさまっている。
中にはまだ見たことのない色とりどりの多種多様のマジョリカタイルがずらり。













フリルがかわいい蝶とバラのマジョリカタイル。


こちらは、地模様に布目。


特別に裏足も見せて頂いた。
二つともシャチが向かい合うマークのついた不二見焼のもの。













2階へ上がる踊り場のモザイクタイルは、店主さんが手作業で貼られたもの。
金魚が泳ぐ水槽をイメージされたそうで、可愛い。


台湾茶他、台湾花磚博物館のミュージアムグッズも扱われていて、
様々なマジョリカタイルグッズを購入することができる。





博物館が復刻したマジョリカタイルも。
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台湾茶カフェ茶嘉葉さんでの個展「花タイル」終了御礼

2024-09-30 | 個展他

茶嘉葉さんでの8日間の展示が昨日、無事終了しました。
足を運んでくださった方々、SNSなどで応援して頂いた方々、どうもありがとうございました。
初めての東京での展示で、大阪人の私としては、やや心配でしたが、Xやインスタをいつも見ていて、タイルが気になり始めた。大阪には、なかなか行けなかったが、東京なので来ることができた、と言ってくださる方々に多数お越し頂いてお話できてうれしかったです。

画像では、分からなかった生のタイルの質感を感じることができました、と言ってくださった方、じっくりとお気に入りのタイルを選んでくださった方、展示の密度に満足したと言って下さった方、様々なお褒めの言葉を頂き、幸せな在廊期間でした。
自分の好きなことに共感して頂けるというのは、あらためて幸せなことだと実感しました。
又、古民家を手作りでリノベーションされた茶嘉葉さんの雰囲気と展示がマッチしてるとうれしいお言葉も頂け、東京での展示という貴重な機会を頂けたことに、茶嘉葉さんへあらためて感謝です。


茶嘉葉さんの2階での今回の展示。
花をモチーフにしてデザインした花タイルコーナー。





復刻マジョリカタイルなどを集めたコーナー。


古材の額縁、古材の活版印刷トレイを使用した標本箱仕立てにしてタイルを入れたコーナー。


お手頃サイズの額、ガラスをトッピングした新作、オリジナルタイルとデッドストックタイルとのコラージュ額などなど。


台湾の路地裏風景写真コーナー。


これまでに作った写真集などを集めたコーナー。


新作のDoorsはベルギー&フィンランドのドアとドアノブばかりを集めた写真集で、今回の展示に合わせてがんばって作った渾身の?!作です。
全く知識のなかったワードを駆使してなんとか完成させました。
初めての自作の冊子も、たくさんお迎え頂けてうれしかったです。







こちらは、現在、minneのサイトでも販売中です。






新作の花タイルの数点他は、お気に召して頂いた方々にお迎え頂けました。















ガラスをトッピングした新作たち。

週末の二日間の計4日間の在廊で、在廊時間も12時在廊までの自由時間も東京を満喫できました。楽しかった~
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ベルギー&フィンランドの旅2024【デザインミュージアム&ナショナルロマンティシズム建築巡り他】

2024-09-27 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

ヘルシンキ二日目の午後、ランチの後やってきたのは、デザインミュージアム。
建物は、1895年にスウェーデンの学校の校舎として建てられたもの。






内部はほぼ改装されているようだったが、階段手摺のデザインも素敵な階段ホール。





2階の常設展示では、アルヴァ・アアルトのチェアなどが常設展示されていた。
1938年にデザインされたチェア65。



アルヴァ・アアルトのラウンジチェア。


緑青のふいた銅板。
ヘルシンキでは、緑青のふいた銅板が使われた建物をいくつかみることができた。
銅は美しさと耐久性、使用のしやすさなどの長所を兼ね備えた素材とのこと


杉江製陶所のタイル見本を彷彿とさせるきれいな結晶タイルがあるな、と思ったら、
1920年に改装されたスイミングプールに使われていたというタイルらしい。


こちらもそのプールに使用されていたタイル。


地下には、アラビア製陶所の陶磁器類などの展示も。


アラビア製陶所の色見本。


イギリス製のタイルに、ウズベキスタンのタイル。
フィンランドで、かつて暖炉に貼られていたタイルのよう。


イギリス製の磁器製ボール


鋼リングを溶接でつなぎ合わせて作られた椅子。


そして1階には、ルート・ブリュックの作品もいくつかあった。
こちらは、鳥のモチーフの背景がタイルを並べたようなデザインで興味深い。
1954年のミラノトリエンナーレで名誉賞を受賞したものだそう。
その後イタリアに売却され、こちらにあるのは複製のよう。


ルートブリュックのプレート。


ルート・ブリュックの真っ白なタイルが美しい作品。
他にもいくつかあったが、展示数は少なく、少し遠いが最終日に訪ねたエスポー現代美術館の方がルート・ブリュック他、展示が充実していた。


カイ・フランクによるカラフルなグラス。


デザイン美術館のそばにあった聖ヨハネス教会に立ち寄る。


1891年にネオ・ゴシック様式で建てられた教会。
外観は煉瓦と花崗岩が使用され、二つの尖塔が存在感あった。








アーチが連なる内部も美しい。
ちょうど結婚式のリハーサル?が行われていたようで、少しだけ見せて頂く。




更に町歩きを続行。






素朴で可愛い扉。


この立派な煉瓦造りの建物は?!
看板によると、消防署のようで、消防署博物館も併設されているようだった。



周囲にも魅力的な建物がいくつかあった。
半円状に張り出したバルコニーのつく建物。



市松模様の装飾が入った柱や、窓周りの控えめな装飾など。


様々な色合いの花崗岩がふんだんに使用された建物。


円錐状の銅板屋根の付いたボウウィンドウ。
渦巻状の不思議な装飾が貼り付く。


バルコニーの柱に刻まれる幾何学模様の装飾。



アーチの付け根に刻まれる装飾は、刺繍の図案のようにも見える。


窓枠に銅板が使われていて良い感じだった建物。


カモメが石畳を散歩していた。




ボウウィンドウの天辺に集中する装飾。






中央部分が奥まって建つグリーンの壁面に覆われたアパート


左右対称の建物の形状や窓周りの装飾も興味深い。


扉は、グリーンの壁面と対照的なブラウン系の赤がしっくりきていた。


こちらの建物も、細かく装飾が入っていた。


最も可愛かったのは、この窓周りに生えたりんごの木のレリーフ。
木の表現が妙にリアル。


半円バルコニーに描かれていたのは、森の中で、斧で木を切り、運ぶ子供たち?のレリーフ。


扉には、どんぐりのレリーフが彫られ、ドアノブは、なんとヘビがとぐろを巻いている。




銅板使いのモダンなビル。


内装がとてもカラフルで、一見タイルかな?
と思ったら、壁紙だった建物。


モザイクタイルのように正方形だけで、花のついた植物が描かれていた。

町歩きは更に続く・・



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台北の旅2024【旧台北故事館&台湾新文化運動記念館他】

2024-09-26 | 台北の旅2024

鶯歌から台北へ戻り、前回訪れたにもかかわらず、休館中で入れなかった
旧台北故事館へリベンジにやってきた。
ハーフティンバーの洋館が素敵な建物は1914年に茶商、陳朝駿の別荘として建てられたもの。


2003年より、台北故事館(円山別邸)として、一般公開されている。



玄関を入って、右手の部屋へ入ると、
早速、マジョリカタイルの貼られた暖炉が目に入った。


床面に貼られているブルーのタイルは、台湾でもよく見かけるマジョリカタイル。


暖炉両脇には、チューリップ柄らしきアール・ヌーヴォーデザインのマジョリカタイルが貼られていた。深いグリーンが美しい。



突き当りの階段を2階へ。



2階の一室にもタイルが貼られた暖炉が。


エメラルドグリーンが艶やかなタイル。
床面は、1階とお揃いのマジョリカタイルが貼られてる。


暖炉の2か所のマジョリカタイルを見れてすっかり満足してしまったのだが、
メインともいえるトイレに貼られたマジョリカタイルを見るのをうっかり忘れてた・・
帰ってから、あっそういえば・・と気づいてがっくり;








台湾故事館を後にし、いくつかスポットを回りながら
最終、迪化街のカフェへ行くことにした。


小さな美容室。
サインポールが赤い水玉なのは、台湾ならでは?!


台北に来てからワンタンが食べたい、とずっと思いつつ、
なかなかお店が見つけられなかったのだけど、
通りがかりについに発見。






ワンタン麺を頼む。
ほっとするお味で美味しい。


ちょうど向かいには、豆花のお店があったので、
ワンタンのお店のおばちゃんに許可を得て、
テイクアウトしてきて、ワンタンと一緒に食べた。


豆花のお店の店内もカラフルな椅子が置かれてて可愛かった。


三種類のトッピングが選べる総合豆花を。
ピーナッツ、緑豆、紛圓のトッピングをチョイス。
クラッシュしたての氷も入れてくれたので、冷たくて生き返る~


英気を養い、町歩きを続行。


細かなラインの入った糸ミミズモザイクタイル


そしてやって来た旧台北北警察署。
1933年に台北北警察署として建てられ、現在は、新文化運動紀念館として公開されている。
日本統治時代にさまざまな政治社会運動により逮捕された台湾の知識人の拘置所として使われていた。


2018年に台湾新文化運動記念館として開館時に、外壁のクラッチタイルも復元されたようだ。







エントランスホール。


水色のモザイクタイルが腰壁に貼られた階段ホール。







内部には扇状拘置所が残されている。


こちらは中央の監視台。
ここから扇状に部屋が広がる。


監視台の裏は洗面スペースに。





資料室には、建築当時に使われていた外壁のスクラッチタイルや、
洗い出し仕上げの床の一部などが保存されていた。


湿式の押出成形により造られたというスクラッチが、
新たに復元されて外壁に貼られている。




テラコッタ装飾



更に歩いて、途中、スーパーにも寄って買い物も。
この窯変タイル、きれいだなあ。



最終目的地のお茶工場をリノベしたカフェにやってきたのだが・・
なんだか不穏







扉は閉ざされたままで、なんと張り紙によると7月まで休館中のよう・・
無念~またしてもカフェにフラれてしまった。



仕方なく、ホテルのある西門に戻って、
そこで朝はまだ開店前だった湯圓世家へ行こうということに。



駅へ向かう道すがら、ふと路地を見渡すと、黄色いドアの縁に、鹿の首?!


壁には、小石のモザイクか?と思いきや、


無数のボタンが貼り付いてた。
ボタンのモザイク、初めてみたかも?!


この通りは、服飾材料街との看板。
それでボタンだったんだな・・



このまま突き進んで行きたい衝動に駆られたが、
この日もなんだかんだで相当歩き続けて、既に疲れ切ってた娘がいるので断念・・


小学校の塀に貼られれたモザイクタイル画が
ゆるい感じでかわいかった。



特にこのサルがドラム叩いてるモザイクがシュール。


九份でも食べれなかった肉圓が心残りだったところ、肉圓のお店を発見。
わらび餅のような弾力・・モチモチ感がたまらない~
その後、湯圓とかき氷が味わえる湯圓世家へ行ったのだけど
またしてもお店は閉まってた。



そして、初日にも訪れた三兄弟雪花氷へ。
最後の締めにマンゴー雪花かき氷と、ピーナッツかき氷を。


このピーナッツのかき氷が濃厚で絶品!
豆がこれでもか、と入っていて、ちょっとした食事並みの量。
あまりに多くてお腹がいっぱいになってきたので、
容器をもらって豆だけテイクアウト。


最終日は朝の3時起きで、空港へ向かわなければいけなかったので、
これにて台北の旅も終了。
台湾飯も久しぶりにいろいろと満喫できたし、
酷暑の中だったが娘も思ったより体力はあって、満足していたようでよかった。


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三田のLammin &うわのそら

2024-09-16 | 食・グルメ


友人家族とのお出かけで、先日教えてもらった三田のおいしいイタリアンのLamminへやってきた。
お盆に会うつもりだったが、暑すぎて延びていたのだった。







お店のディスプレイで、玉石タイルのストーブ台があった。
可愛い~



ランチセットは、ピザかパスタに、前菜とパン付き。
色どりもきれいで、おいしい。


ピザは、クワトロフォルマッジを頼んだが、これがとても美味しかった。
ピザ生地は、フォカッチャのような弾力とモチモチ感があって、チーズとはちみつも絶品。



パスタにきのこクリーム。
久しぶりに会えたので話も弾み、美味しく楽しいランチタイムだった。


食後は、こちらは竹屋荘旅館の女将さんに教えてもらったBarnshelfへやって来た。


とてもおしゃれな雑貨店で、いろいろ物色するのが楽しかった。
小箒と、スワンの形が優雅な鉛筆削りをゲット。


更に女将さんのおすすめのカフェうわのそらへ向かう。
間違えて入ったエクステリアのお店に廃材アートが。
これは、牛かな?




金物系の廃材でできてるみたい。
さびさびのポストも張り付いていた。



牛のおしりから。
ここにもいろんなものが貼りついてるなあ。
ウルトラマンもいた。


そして、駐車場から少し歩くと、「うわのそら」の看板が見えた。
田んぼと山並み、雲が浮かぶ空。
のどかだなあ~




お店には、器のギャラリーも併設されてて、好みの雰囲気の器が並んでた。



いちぢくミルクかき氷を。
筒状になったセロハンの中にアイスと、ソースが入ってて、



そっとセロハンを外すと、トッピングが流れる仕組みに。
甘くて、氷もふわふわで美味しかった。

カフェでもゆっくりできて、帰りに産直市場に寄るのは、忘れてしまってたけど、良い一日だった~


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大人の社会見学・資生堂ビューティーサイトへ

2024-09-14 | 工場見学・社内見学&子連れイベント

夏の間は大人しくしていた京都を歩く会の皆で、秋の大人の社会見学として「資生堂ビューティーサイト」の予約をしていた。
さすがに、9月に入ったら暑さも少しはマシになるんじゃないか?と予想してたけど、全くマシになってなかった;


資生堂の茨木工場までは、友人が車を出してくれて、らくらく到着。
車から降りるとこれでもかとギラギラと照りつける太陽には、ため息しかでない・・


建物は、2020年に竣工したばかりのようで、工場と物流倉庫が一体となり、
見学者用スペースもゆったりと取られた美しい建物だった。



エントランスホールは、ガラス張り、真っ白で透明感のある空間が広がっている。
ホールの床に置かれてるのは、水滴型?のクッション。
ここで、ツアー時間まで待機。



広いホールには、吹き抜けの階段があり、



下から見上げると、2階、3階に巡らされる回廊と、階段の裏が見える美しい造り。







お水と見学のパスポートをひとつづつ頂く。
お水のパッケージもかわいい。



見学コースは、まずはホール奥のシアターへ。


この丸いシアター内で資生堂の紹介VTRを鑑賞。


3階へ上がって、ワークショップでフレグランスづくり。



フレグランス作りと言っても、このロボットにフレグランスを瓶詰してもらうだけなのだけど・・
エントランスを入ったところからほのかに香っていたアクアという名前の非売品のフレグランスをロボットに詰めてもらう。
ラベルを貼って完成。


更に、こちらのセンサリーテストラボで、
色、におい、触り心地などの製品の品質判定の仕事、官能検査を体験。
色のグラデーションの順番を並べるテストなんかは、一見どれも同じような色に見えて結構難しい。
自分は嗅覚が一番怪しかった;






化粧品の原材料の展示。
意外にも自然の植物が多いのだな。



オクラは、一番驚いた。
ネバネバ感?!



展示方法もアクリルガラスで固められていて、きれい。





3階から階段ホールを見下ろす。
複雑に交差するエスカレーターと階段。








どこから見ても美しい。
清水建設が設計施工されているようだった。


資生堂ミュージアムでは、これまでの商品や、容器デザインなどの展示が。







カリモクとコラボした家具の製造工程で出た端材を用いた木製の容器。





スノービューティーの歴代のコンパクトが美しい~

あっという間の90分で、無料なのに結構楽しめた。



その後、ランチにKino’s kitchen.樹へ。
せいろ蒸し野菜がついたランチ、チキン南蛮も美味しかった。

更に「はまカフェ」でゆっくりお茶して解散。
最近、回転すし屋さんがカフェ化していて、スィーツも充実、カフェ利用もありだそう。
たしかにお昼時間帯を外せば空いてるしいいかも。

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台北の旅2024【鶯歌陶磁器博物館&鶯歌老街他】

2024-09-09 | 台北の旅2024

3日目の一人朝活を終えた後は、娘と合流し、朝ごはんに永和豆漿へ。


豆漿と油條、肉まんを。
豆漿は、あみえび入りのが欲しかったのだけど、
ミスってしまいノーマル豆漿に。



その後西門駅へ向かうが、中山堂がちょうど9時半から開館するようなので、
少し待って見ていくことに。
中山堂は、日本統治時代の1936年に台北公会堂として建てられ、
行政の中心として様々な重要なイベントが行われてきた。
現在は、ホールや展示施設として、さまざまな文化活動の場として活用されている。





開館までに周囲をぐるりと一周。
外壁はタイル貼りで、窓と窓の間にテラコッタや装飾的なタイルも使われていた。




格子状にラインの入ったタイルが網代状に並び、周囲は、かまぼこ状の役物タイルが囲っている。


こちらは中央に十字のテラコッタのレリーフ、


こちらも十字のテラコッタが星のように散りばめられている。





ぐるりと一周してきたところで、開館したので中へ。





エントランスホールの柱には、真紅の辰砂釉のタイルが贅沢に貼られている。


艶やかな表面、窯変具合も美しい。


柱頭には、細やかなレリーフ


内装は、イスラム風も混じっているようで、
エントランスホール天井には八芒星のモチーフが描かれていて、
シャンデリアも不思議なデザイン。



柱だけでなく、腰壁にも貼られていた辰砂釉のタイル。
何となく既視感あるなと思ったら、10年前にも訪れてたんだった。








2階のシャンデリア。


トイレの床だったか?モザイクタイルも貼られてた。


その後は、まだ行ったことなかったやきもののの町、鶯歌へ行くことに。
西門から地下鉄と台鉄で40分ほどで到着。
駅の階段には、透かし陶板が入っていた。


まずは、鶯歌陶磁博物館へやってきた。


吹き抜けのガラス貼りのホールは、さすがに冷房が効ききれてなくて
暑い・・


展示室は、冷房が効いていてよかった。
様々な陶芸の技法や釉薬の種類の展示など。
パネルを裏返すと、説明書きが書かれてる。



釉薬見本がタイルのよう。




台湾の陶芸作家作品も並ぶ。
辰砂釉が美しく出ている大壺。
蓋に乗る犬?が可愛い。



こちらの壺も蓋のつまみがかわいい。


透かし陶板。
よく見かけるポピュラーなタイプ。


透かし陶板の様々なパターン。


リアルな竹風のやきものの竹は、窓の両脇に装飾的に嵌める柱のよう。


金属ぽく見えるが陶製の竹の柱。


それほど多くはないが、マジョリカタイルの展示もある。






大きな壁一面に様々なモザイクタイル、展示ケースにも陶製品の展示も。


新しいモザイクタイルのようだったが、現在も製造されているものだろうか?!


パステルカラーの玉石タイルは、台湾のレトロなお風呂の浴槽に使われてるイメージ。


ミュージアムショップは、地層を表したようなディスプレイ棚が使われて
いて、様々な作家の作品が並んでいた。


なんか見覚えがあるなと思った模様・・
台湾でもよく見かけるなつかしい型板ガラスの模様だなあ。


陶板が貼られたベンチ。




鶯歌陶磁器博物館を出た後は、鶯歌の老街へ向かう。
途中、陶器店が軒を連ねていたが、どうも惹かれる感じがなくて、
スルーしてしまった。


老街の入口に、リノベスタバがあった。
石の手すりの欄干が巡らされていて、元は、個人邸のよう。


モザイクタイルの看板。



ここから老街が続くが、きれいに整備された感じだった。


暑くてへとへとになっていた所に、1階が陶器店の地下に素敵カフェを発見。
「喝茶天Teaday」
木に囲まれた落ち着いた空間。
通りにはほぼ人がいなかったのに、このカフェだけは、ピンポイントで
混んでいた。



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台北の旅2024【朝活でマジョリカタイルの景美集應廟他】

2024-09-03 | 台北の旅2024

三日目の朝も、やはり5時半起き、6時出発で2時間半の一人早朝散歩へ出かけた。
この日はマジョリカタイルスポットの景美集應廟へ向かうことに。
最寄りの西門から地下鉄に乗ると、同じ道がつまらないので、
一駅分歩いて、小南門駅から乗ることに。



白地にかすかなブルーのラインが繊細な糸ミミズタイル。


こちらも濃淡が美しいオレンジ系のモザイクタイルは、釉薬の表情が面白い。


ぼこぼこと表面に凹凸があるモザイクタイル。
こういうタイル、日本では見かけないような?!


型押しタイルがびっしり貼られたアパート。


日本では、よく茶系の釉薬が掛けられて見かける型押しタイル。


洗い出し仕上げの柱に型押しタイル。


濃紺のタイルが美しい建物。


濃紺のタイルは、もやがかかったような味わいのあるタイル。


縁にライン状に地模様も入っていた。



楕円がつながる型押しタイル。




凸凹モザイクは、先ほどとは違ったバージョン。



白いモザイクタイルと、柱はグリーンのモザイクタイルが貼られた建物。


グリーンのモザイクは、近寄って見ると糸ミミズ模様。


かわいいパズル風モザイク


ミントグリーンのさわやかタイル。


長~い塀が全てモザイクタイルに覆われていた。
一駅歩いただけで、様々なモザイクタイルを愛でることができて楽しかった。
この小南門駅から景美駅まで、地下鉄で移動。


駅からは、市場を通り景美集應廟へ到着。
こちらもテントに覆われていて、屋根の豪華な飾りはガラス越しに見えた。


そしてマジョリカタイルが、あった~
本堂に入る前の両脇、トラの彫り物の下に。


雷文のマジョリカタイルに囲まれ、四枚一組、花の文様のマジョリカタイルが三組並ぶ。



きれいだなあ。
やはりこれくらいの分量が、マジョリカタイル一枚一枚の可愛さが引き立つなあ。






本堂でお参りを。


ドアについてたライオンの引手。


ここのも猫みたいで可愛いな。



入口にたたずむ獅子一組。
愛嬌のあるお顔。



そばには、景美菜市場があったので見学していく。


なんかおいしそうな総菜系が並んでる・・


蒸しパンおいしそう~しかし最終日だし、量が多いから買うのは無理そう。



桃まん!デカい。
肉圓を売ってるお店があって、九份でも食べ損ねたし、
食べようと思ったら、開店時間はまだだから後から来て、と言われてしまった;




小さな廟も。


両脇には、透かし陶板が貼られていた。



駅の周りも少し散策してみた。
びっしりモザイクタイルのアパート。



カラフルなモザイクタイルがかわいい窓辺。





赤い扉と花ブロック。


青い扉もあって、


黄色の扉も見つけた。
しかもホースまで黄色。


シャツが掛かった面格子。
ライトブルーがやさしい色合い。


青茶を販売してるお店が。
一杯飲んでいくことに。





甘味が加わっていて、ほんのり苦い。
さっぱりして美味しかった。


グリーンが窓辺を彩る素敵なお家。


七宝繋ぎ文様の面格子とモザイクタイル。



そして、ホテルには昨日と同様8時半に戻って娘と合流。



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